家庭教師ブログ
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2025.02.21
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こんにちは！ 家庭教師camp事務局です！
2025年度 難関・有名中学入試の問題分析をお届けいたします。
第４回目は さる1月12日（日）に実施された
埼玉県さいたま市にある
栄東中学校
東大特待（4教科型） 算数 について、
速報を兼ねて問題分析をしてまいります！
受験者はもちろん、私立中受験を検討している方も必読です！
早速参りましょう！
出題傾向は昨年度と変わらず、大問1から大問4の構成です。大問1は小問6問構成でした。
出題内容は数と式、濃度、速さ、ニュートン算、相似、規則性、立体図形から出題されていました。
相似、立体図形、規則性については、昨年と同様大問での出題でした。
最小公倍数を利用する問題でした。
やや見慣れない形式での出題で、あまりが1になることに気づけたかどうかがポイントでした。決まった解法を使うだけでなく、条件を整理し地道に試行する力が求められています。
分からない数字を□とおいて解く（逆算・還元算）問題でした。
式が立てやすく、計算ミスがなければおのずと正答にたどり着ける問題でした。
各位の和が9となる整数を求める問題でした。
(1)と同様、地道に数え上げる力が求められています。千の位と百の位の数を固定して考えることがポイントです。
ニュートン算から出題されました。
列に加わる人数が不明のため、
通常のニュートン算よりも難度が高くなっています。
途中で列に加わる人数が変化することに注意して解きましょう。
濃度から出題されました。
形式は非常にオーソドックスですので、計算を手早く処理する力が求められています。
速さから出題されました。
通常の旅人算と比べ、条件が多く難度は高くなっています。
速さが2倍になるとかかる時間が2分の1になることを利用して解きましょう。
面積比から1辺の比を求める問題でした。
(1)の難度は低いため、ぜひ正解したいところです。
(2)点PがEG上にあるパターンについては、補助線を引いて考える必要があります。
日頃から丁寧に図を書いているかが問われる問題でした。
規則性から出題されました。
2025=45×45を利用することについては、予想していた受験生も多かったのではないでしょうか。
来年以降の受験生は、自分の受験年度の数字がどんな性質をもっているか把握しておきましょう。
誘導が丁寧であり、後半の記述式の問題もそれほど難しくはないため、完答しておきたい問題です。
立体図形から出題されました。
(1)、(2)については、展開図を立体に写す必要がありますが、難度は標準的です。
(3)では、(2)までを正解し、かつ切断後の体積の形を把握する必要がある問題でした。
難度が高いため、(1)または(2)まで解き終わったら、
ほかの大問に時間をかける選択も有効です。
全体を通して、
①解法が複雑
②解法は典型的だが、計算が煩雑
のどちらかに当てはまる問題が多く出題されています。
②のタイプの問題で確実に正解できるよう、計算力を鍛えておきましょう。
また、大問1の小問は難度が高いものも含まれているため、大問2～4のうち自分の得意な問題から取り組むのもよいでしょう。
いかがでしたでしょうか？
早くから入試傾向を踏まえて学習し、
ご自身の苦手分野や癖を把握しながら克服していきましょう！
また、志望校以外の学校の入試問題にもチャレンジしてみましょう。
💡 「このパターンは〇〇中の〇〇年で解いたことがある！」 💡 と気づけると、
万が一、当日の試験傾向が変わっても動じなくなります。自信が持てます。
ぜひ、さまざまな問題に触れてみましょう！
以上、2025年度栄東中学校 東大特待（4教科型） 算数の入試速報と問題分析でした。
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