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【2025年度版最新】入試速報・問題分析 ①灘中学校 算数 1日目

2025.02.03

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こんにちは! 家庭教師camp事務局です!

2025年度 難関・有名中学入試の問題分析をお届けいたします。

第一回目は さる1月18日(土)・19日(日)に実施された

兵庫県神戸市にある 灘中学校

算数入試(1日目)について、

速報を兼ねて問題分析をしてまいります!

受験者はもちろん、私立中受験を検討している方も必読です!

早速参りましょう!

 

 

【2025年度版最新】入試速報・問題分析 ①灘中学校 算数 1日目

 

出題傾向は昨年度と変わらず、問題数も昨年同様12問の出題となりました。

出題内容は基本計算から割合、数の性質、平面図形、立体図形とまんべんなく出題されていました。

難易度に関しても標準的なものと応用問題がバランスよく出ています。

 

1⃣

分数や小数を含む四則演算問題でした。

少々煩雑な形ではありますが、通分、約分などミスに気を付けて計算すれば

きれいに約分できるようになるので難しくはない問題でした。

 

2⃣

複数の食塩水の一部を移して濃度が変化していく問題でした。

この問題は最終的な濃度を求めるのではなく、最初の濃度を求める問題だったので難度が少し上がっています。移していく過程を図などで表し、食塩水の濃度や塩の量を把握していくことが求められます。

 

3⃣

定価や仕入れ値から利益を求める問題でした。

この問題は仕入れ値や定価以外にも経費も考える必要があるため通常の売買算よりも難度が高くなっています。経費を考える問題をやったことが無い場合は焦るかもしれませんが、定価や仕入れ値、経費の関係は問題文に説明があるのでそれを読んで利益を考えましょう。

 

4⃣

倍数の性質を使って条件を満たす数の個数も求める問題でした。

9の倍数や25の倍数の判定法を使い、なおかつ0を含むという条件ですが、それぞれの倍数の条件はわかりやすく、また4桁という条件もあるため、そこまで多くないということは予想できるでしょう。条件を満たす数を一つずつ求めていきましょう。

 

5⃣

最小公倍数を使い電車が同時に発車する回数を求める問題でした。

3種類の電車について、3種類とも同時に発車する回数だけでなく

2種類の電車が同時に発車する回数も求める必要があるため、

ベン図などを用いてまとめながら考えることが重要です。

 

6⃣

9✖9の表(九九の表)から長方形もしくは正方形で囲まれた部分の和を考える問題でした。

囲み方だけでも多くの場合が考えられるのでやみくもにやらず、

マスの数や囲む形などで分類しながら求めることが必要です。

問題で1つ例が与えられているのでそれを最大限利用して考えることがこの問題の正解への近道です。

 

7⃣

整数のわり算に関する試行系問題でした。

問題文の条件から、AからHまでの中である程度しぼることができるものに注目し、

それ以外の部分が矛盾なくうまくいくように試行をくり返して求めていくことが必要です。

この問題は時間がかかることが予想されますので、後回しにすることも考える必要があると思います。

8⃣

平行四辺形とその一部分の面積の比を求める問題でした。

相似などの考え方から長さの比を求め、面積へと応用していくことが必要となる問題です。

図形の形に関しては頻出の形をしているので、どの部分の比をどのように求めていけば良いか練習しておくことが重要です。

 

9⃣

円の中の図形の面積を求める問題でした。

複雑な形をしている図形ですが、補助線を引き、等積変形などの考え方を用いると求めやすくなる問題です。

 

図形の回転移動と面積を組み合わせた問題でした。

求める図形が回転移動によってどのような形になるかということをまず把握することが重要です。

おうぎ形をふくむ複雑な図形の面積を素早く求める力が必要です。

 

切断された立体の体積を求める問題でした。

五角柱の切断ということで特殊な形になっていますが、

立体の切断の考え方を応用して色々な長さを求め、体積を求めていきましょう。

 

2つの立体の展開図から体積の比を求める問題でした。

2つの展開図から正八面体を切っていき体積を求めていくという考えが必要ということがわかります。

同じ面積や辺の長さの部分に注目することと、

展開図を立体的に組み立てたことをイメージしながら進めることが求められる問題です。

 

 

 

【2025年度版最新】入試速報・問題分析 ①灘中学校 算数 1日目 ◎まとめ

 

6⃣以降の問題で時間がかかる問題が多くなっております。

これらの問題を時間内に解ききるには基本計算などはスピードが必要です。

出題内容も広い範囲から応用問題まで出ているので、難易度の高い問題の対策も必須となっています。

 

いかがでしたでしょうか?

以上、2025年度灘中学校(算数1日目)の入試速報と問題分析でした。

 

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本日も最後までブログをお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

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