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【入試制度・教科別対策】東京都の公立高校に合格するには

2024.12.17

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こんにちは!家庭教師camp事務局です!

 

今回は、全国の公立高校受験の制度のご紹介第2弾です!

 

現在東京都にお住まいで都立高校への進学を目指す方へ向けて、重要なポイントをお伝えしていきます。

東京都にお住いの皆さま、是非最後までご覧ください!

 

【都立高校入試について】

 

都立高校の入試日は、

令和7年度の一般入試は学力検査が2月21日(金)、合格発表が3月3日(月)です。

1月30日(木)から2月5日(水)まで書類提出期間(インターネット出願)、

2月12日(水)、13日(木)で入学願書取り下げ、再提出を

受けるといった流れになっております。

 

推薦入試

1月9日(木)~1月16日(木)に願書受付、

1月26日(日)、27(月)で検査、1月31日(金)に合否発表となります。

 

進学指導重点校の倍率は平均1.98倍(約2倍)、中でも立川高校は3.66倍と、

上位校を目指すには早めの入試対策が必要になってきます!

 

では都立高校入試について、詳しくご紹介いたします。

 

◎推薦入試

 

東京都も前回の茨城県と同様、推薦入試と一般入試の2種類の選抜方法がございます。

東京都の推薦入試は一般推薦、文化・スポーツ等特別推薦、理数等特別推薦の3種類です。

高校の個性や特色を伸ばす目的があり、推薦枠が充実しています。

 

合否判定は主に調査書と面接、各校の定めた実技や作文、小論文などの検査点を総合して為されます。

多彩な生徒を募集するため、調査書点は総合成績の50%以下の配点に設定されます。

各校による検査の評価の観点などは、10月1日以降の最初の学校説明会までに公表されます。

 

 

◎一般入試

 

推薦入試の種類は豊富ですが、倍率が高いので推薦だけをあてにせず一般入試の対策をする必要があります。

一般入試の合否判定は学力検査、調査書点、ESAT-Jの総合得点と、面接(学校によって小論文、作文、実技など)の総合成績で決まります。

 

一番メジャーな全日制の前期募集は、学力検査:内申点が7:3の比率となっています。

東京都の特徴として、保健体育、美術、音楽、技術家庭科の副教科の内申点が2倍に換算されます。

学力検査の為、主要五科目の勉強は常に頑張る必要がありますが、副教科のテスト対策なども気が抜けないのが都立入試のポイントです。

 

◎自校作成問題と共通問題校

 

そんな都立高校の一般入試は、対策の仕方や問題傾向も高校によって違います。

 

2018年度から、都立高は「自校作成問題校」と「共通問題校」の2種類に分かれ、入試を行っています。

 

「自校作成問題校」は、入試科目のうち、主に英語・数学・国語の3教科を自校で作成している都立高です。

各学校が求める生徒を選抜できる仕組みとなっています。

なお、上記3科目以外では英語リスニング問題、理科・社会については共通問題校と同じ問題を解くことになります。

自校作問題は、各校舎問題量やレベルに違いがありますので、それぞれの高校に合わせた対策をする事が必要になります。

※自校作成問題校は以下の通りです。

日比谷高校、西高校、国立高校、戸山高校、青山高校、立川高校、八王子東高校、国分寺高校、

国際高校(英語のみ)、墨田川高校

 

 

「共通問題作成校」は、都立高校共通問題で入試を行います。

中学校で習う学習の基礎がしっかりと定着できているかが求められます。

 

以下、5科目の教科別入試対策、内申点対策をまとめました。

 

科目別入試対策

 

国語の傾向と対策

漢字の問題は中学校3年間までに習う範囲から出題されますので、確実に得点できるように学習を進めましょう。

小説や評論、古典の文章問題については、まず傍線部の前後をよく確認しましょう。

4つの選択肢はそれぞれ一文が長いですが、前半と後半にわけ、前半後半どちらも文中の内容と一致しているものを探しましょう。

200字作文については、まず「意見・体験・まとめ」の3つが入るよう意識しましょう。

文章の作り方が分からない人は、模試の解答例や過去問題集の答案例を参考にし、自分の体験を考えて書いてみましょう。

 

数学の傾向と対策

数学ではまず大問1を確実に得点できるよう、計算問題や一行程度の文章問題、作図問題を練習しましょう。

ここだけで46点ありますので、絶対に落とさないようにしましょう。

大問2からは難しくなってきますが、各大問の最初の小問をとれるように演習してください。

また、証明問題も2問出題されますので、模試や周りの先生に添削してもらうなどして、証明の記述の仕方に慣れていきましょう。

 

英語の傾向と対策

まずはリスニング問題がありますので、普段から学校の授業以外でも英語の音声に触れる機会を作りましょう。ディクテーションの問題もありますので、英語を聞きながら読まれた文章を書きとる練習をしておきましょう。長文問題が中心になりますので、単語暗記と速読の練習が大事になってきます。

傍線部の近くに根拠がある場合が多いので、そこは重点的に確認するように意識してください。

また、3文程度の英作文問題があります。こちらも解答例などを参考にしながら、まずは文章の型を覚えていきましょう。

 

理科の傾向と対策

理科は各分野の小問を集めた問題と、分野別の大問があります。分野ごとの得手不得手が大きい人が多いので、自分がどの分野が苦手なのか、模試や過去問題の正答率を確認し復習していきましょう。

また、問題形式にも着目してみましょう。公式を忘れていて計算問題で失点しているのか、記述問題で入れるべきキーワードを使って答案を記述できていないのか、など、人それぞれ苦手傾向があるはずです。

 

社会の傾向と対策

社会は大きく分けて「世界地理」「日本地理」「前近代史」「近現代史」「公民」に分けられます。

それぞれの苦手分野の把握をすべきなのは理科と同様ですが、学校の進捗に合わせると公民分野の学習が遅れがちになるので、自分で進められるところが多い社会は早くから先取りをしておくことをおすすめします。

また、世界地図や歴史の年表、流れを覚えておくだけでかなりの問題を解くことができます。日本地図はもちろんのこと、世界地図もしっかりと暗記しておきましょう。

 

内申点対策

 

東京都の内申点は中3の成績のみ対象です。

中3の「9教科5段階評定」に、「実技4教科5段階評定を2倍」にして加算し、65点満点で評価します。

また芸術および体育に関する学科では、中3の「英数国3教科5段階評定」に、「それ以外の6教科5段階評定を2倍」にして加算し、75点満点で評価します。

上位校であれば、素内申で40以上は必須です。特に主要5教科はオール5であることが望ましいでしょう。

定期テストはもちろん、提出物、課題だけでなく、授業態度も考慮されますので普段からしっかりと取り組むことが大切です。

また定期テストで高得点を目指すには、中1中2のころから予習復習を欠かさないようにしておきましょう。

 

以上、東京都立高校入試制度と教科別対策についてご紹介いたしました。

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初めての方へ

本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。

 

 

 

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