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【2024年度最新版】都立立川高等学校 入試問題分析

2024.06.25

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こんにちは

家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、2024年度 都立立川高等学校 入試問題分析についてです。

立高を志望している方、必読です!

 

都立立川高等学校 2024年度入試 国語問題分析

〔国語〕 1⃣漢字(読み) 2⃣漢字(書き) 3⃣小説文 4⃣論説文 5⃣ 現古融合文

今年度は例年度同様大問5問の構成で、記述問題が論説文の中で2問出題がありつつ、全体としては昨年度の傾向が継続した出題となっていた。

1⃣・2⃣は漢字の読み書きで、普段目にしない漢字で取り組みにくいものが一部ある。四字熟語の読みのみの出題となったものの、書きまでしっかり練習をしておきたい。

3⃣逸木裕『風を彩る怪物』は、音楽のプロを目ざす主人公が、オルガン工房のプロジェクトに関わる様子を描いた小説である。設問は、〔問1〕~〔問5〕まで例年より1問少なくなり、大半が選択問題だった。文章表現を問う問題も例年出題があるため、同形式の類題には触れたい。

4⃣の論説文は、引き続き文章A・Bの2題構成になっている。文章Aの出典が池上嘉彦『記号論への招待』、文章Bの出典が石黒圭『日本語は「空気」が決める 社会言語学入門』で、〔問1〕〔問2〕〔問4〕〔問6〕が記号問題である。〔問3〕が60字以内の記述、〔問5〕が記号選択問題と50字以内の記述で構成されており、昨年度の記述量と比べると減少している。段落ごとにどのような内容を論じているのか、論の方向が変化していないかを意識することで読み取りやすくなる。

5⃣斎藤希史『漢字ノート—文学のありかを探る』は、例年出題の多い和歌ではなく、漢詩が登場する中国の勧学文に関する考察をした文章だった。漢詩の解釈をしながら筆者の考察を読み取る必要があり、文法問題として助動詞の見分けの問題もあった。

国語については早い段階で漢字練習と並行して様々な文章に触れて、意味を調べつつ語彙を増やし、中3の夏以降は都立自校作成問題校の過去問に取り組み、数をこなしたい。

〔数学〕 1⃣ 小問集合  2⃣ 関数  3⃣ 平面図形  4⃣ 空間図形

大問4問、小問204問の構成。

大問は4題、1⃣の問題数が1問減り、4問となった。これにより1⃣の配点が例年より高くなり、細かなミスが許されない入試となった。

2⃣~4⃣は小問数、配点ともに例年通りの問題となった。

1⃣は小問集合で平方根・連立方程式・確率・作図の4問であった。前述の通り配点が上がり、作図以外の三問は5点から6点となり、作図は5点から7点となった。計算間違いをなくすためにも、日々計算問題を解く必要がある。作図については、円周角の定理を2回利用した問題であった。

2⃣は関数からの出題。〔問1〕は基本的な問題であるため、ミスは許されない。〔問2〕は関数と三平方の定理の融合問題となっているが、与えられた条件から三平方の定理を利用することは判断できるため、冷静に取り組みたい。〔問3〕は回転体となっており、練習を積んでいるかどうかがカギとなった。

3⃣は直線問題であった。〔問1〕は角の二等分線を使用し、二等辺三角形を見つけ出す問題。〔問2〕は証明問題に癖があり、文字を使用して角度を求めていくような形式であるため、本校の問題だけでなく、他の都立自校作成問題校や難関私立校の問題を解いて対策をする必要がある。〔問1〕が証明、〔問2〕がその利用であったため、証明問題が解けないと〔問2〕には手が出せなかった。

4⃣は空間図形。〔問1〕は基本的な問題である。〔問2〕は表面上の最短距離、〔問3〕は求積問題であった。〔問3〕の方が比較的解きやすく、〔問2〕の方が難度が高いため、〔問2〕を飛ばして、〔問3〕へ進むべき問題であった。

〔英語〕 1⃣ リスニング  2⃣ 対話文  3⃣ 長文読解

大問は3題で、リスニング以外の小問は19問であった。出題形式は昨今ほぼ変化がない。

2⃣は岩石や地熱エネルギーに関する対話文。会話の流れに合うように英文・適語を補充する問題、対話の流れを踏まえて下線部の内容を問う問題、整序英作問題、内容真偽の問題が出題された。また、2⃣の最後には、どのような種類の環境にやさしい製品を人々に勧めるかについて、理由とともに40語~50語以内の英文を書かせる英作文が出題された。

2⃣は過去にも生物分野、AI、太陽系、化学反応等が出題されており、理科的知識を踏まえた対話文が出題される傾向がある。

3⃣は島で1年間生活をした少年の成長を描いた話であった。適語補充、整序英作、対話や文章の流れを踏まえ下線部の内容を問う問題、内容真偽の問題が出題された。
本校や他の都立自校作成問題校の過去問演習を通して、読解スピードと正確性を高めることがまず必要である。

特に2⃣は理系の内容の文章をもとに出題されることが多いため、都立自校作成問題校の2⃣などを解いて、理系のテーマの長文問題に慣れていくことをおすすめしたい。

また、2⃣と3⃣で出題されている整序英作については難度が高いものではないため、確実に得点していくために、夏までに文法事項の定着をはかることは必須である。

 

【2024年度最新版】 都立立川高等学校 入試問題分析 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

自校作成問題は早くから練習をし、過去問や他校の難関高校の問題も含めてさまざまな問題に触れましょう。

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