家庭教師ブログ
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2024.05.28
こんにちは。家庭教師Campライターの杉浦です。
本日は、私のおすすめする学習法【復習ノート】について解説します。
「一度学習したはずなのに、なかなか定着しない…」
「前回のテストでも同じようなミスをした…」そんな方は必見です!
みなさん、学校や塾で様々なテストを受けますよね。
また、学外で模試を受検する機会もあるでしょう。
復習ノートは、そんなテストを終えたときに取り組みます。まずは見本を見てみましょう。
とある中学入試の過去問を例に作成した、復習ノートの見本です。
このように、問題を抜粋して自分のミスを修正する作業を行います。
その際にいくつかポイントがあります。次に具体的な作成方法をお伝えしながら、ポイントを解説していきます。
まず、自分の間違えた問題から1題選びます。
復習ノートを作るとき、はじめは全ての問題を直す必要はありません。
とりあえず1題から始めてみて、慣れてきたら問題数を増やしてみましょう。
必ずどのテストから、どの問題を選んだかわかるようにしましょう。
例:2年1学期期末〈英語〉問2-1
R4都立A高校〈理科〉大問3問2
選ぶ問題は、どれでもよい訳ではありません。全く知識が無くて解けなかった問題は、知識を暗記すればすぐに対策できます。そのため復習ノートで行う優先度は低いでしょう。
また、漢字ミスなど問題自体の理解度とは直結しないミスも、ここでは復習しなくてよいでしょう。
正しい漢字は必ず確認しておきましょう。
復習ノートにまとめるべき問題は、以下のような問題です。
・問題文から必要な情報を見つけられなかった問題
・問題文の読み間違いをした問題
・考え方は合っていたが、書き方が不適切だった問題
・条件に適さない解答をしてしまった問題 など
問題をノートにまとめましょう。
短い問題であれば、全文をノートに書き写してしまいましょう。
長い文章題や、図表が多い複雑な問題は、問題用紙のコピーを貼り付けましょう。
その際、縮小コピーをするのも良い方法です。多くの場合、問題用紙はやや大きめに印字されています。
国語の問題や、適性検査型の問題は、問題の文章量が長くすべてノートにまとめようとすると大変です。
解答に関わるところだけ抜粋して、コンパクトにまとめると作業が楽になります。
問題文の中で、注意すべきポイントや重要な語句にマークをつけます。特に自分が見逃してしまった語句や、勘違いしてしまった条件などは要注意です。
色分けをすると見やすくなるでしょう。
例えば自分の読み取れた部分は青線、読み取れなかった部分は赤線など、
より注意するポイントを明確にしましょう。
文章の全部が重要に見えてしまったら、それはまだ要約がうまくいっていないサインです。
自分の解答と、模範解答を書き並べます。これは記述問題などでは必ず行いましょう。
自分の解答と理想的な解答を比較することで、足りない部分や余計な部分が明確になります。
どのように修正すれば満点の解答になったのか、具体的に書き出してみましょう。
修正方法が分からないときは、ぜひ学校や塾の先生に相談してみましょう。
記述問題の場合、自分の解答と模範解答が全く同じになることは稀です。
自分の解答が正しいかは、多くの場合「解説」を見るとわかります。
テストや模試の解答解説には、どのような解答方法をすればよいかまとめてあります。ぜひ見てみましょう。
ぜひ復習ノートを作成したら、学校の先生にも見せましょう。
実際に添削をした先生ならば、解法のポイントをより詳しく解説してもらえる可能性があります。
勉強意欲を評価してもらえれば、内申点アップにもつながります。
適性検査型など記述問題の多いテストほど、復習ノートは役立ちます。
解答解説や塾の先生の指導を基に、1題ずつでもよいので毎回復習ノートを作ることを習慣化させましょう。
読解問題や記述問題は、ぜひ復習ノートをまとめましょう。
例えば都立高入試では、数学の大問2、国語の読解問題と作文、英語の文章題と英作文、理科社会の記述問題は復習ノートで対策をオススメします。
復習ノートとは、テストを受験する度に要点や修正点をノートにまとめる学習法です。
文章題から大事な部分を読み取り、自分なりに注意することを書き出してみましょう。
また、自分の解答と模範解答を比較し、不足や余剰を精査しましょう。
そして、記述問題で困ったときは、学校や塾の先生に相談し、添削指導してもらいましょう。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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