家庭教師ブログ
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2024.05.22
こんにちは。家庭教師Campライターの高木です。
今回の記事では、女子御三家の一角である雙葉中学校・高等学校についてご紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒102-0082 東京都千代田区六番町 14-1
四ツ谷駅 徒歩2分
基本的には多くの路線が通っており、徒歩2分という至近の距離にある四ツ谷駅から向かうのが前提となります。
雙葉は高校からの募集を行っていない完全中高一貫校で、キリスト教系(カトリック)の女子校です。他の女子御三家と比較すると、小学校からの内部進学生と合流することになるというのが特徴です。
自分を含めた一人ひとりを大切にする全人教育を方針としており、真の知性を養い正しい価値判断のできるよき母親、よき社会人、よき国際人の養成を目指しています。校則自体はそこまで厳しくないものの、「雙葉生らしさ」を求めるという不文律があり、総じてしつけに厳しい学校といえるでしょう。
中高全学年で「宗教」の授業時間があること、フランス語教育が行われていることがカリキュラム上の特色です。フランス語は中3では必修、高校からは英語との選択になります。
また、雙葉中学校・高等学校の2024年度の進学実績(既卒生含む)ですが、
東大・一橋大をはじめ関東の国立大学、京大・阪大など全国の国立大学で46名、
早慶上智など関東だけでなく国内外問わず私立大学では609名、医・歯・薬系の大学は100名を超す合格者を輩出しています。
中学からの6年間で、修学旅行などの校外活動や「卒業生の話を聞く会」や講演会など、さまざまな立場の方々からお話を聞くことによって、自分の進路を考え、希望の道を進んでいくカリキュラムになっています。
算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・50点)の学力試験と面接試験です。明文化されていませんが、面接試験でも「雙葉生らしさ」を求められていると考えられます。服装等は気を付けるべきでしょう。
算数は大問6題の構成。いずれの問題にも小数の細かい計算が含まれており、正確かつ素早い処理能力が強く求められる試験になっています。単元としては多角形とおうぎ形の複合問題、速さ、和と差と比の問題、規則性が頻出、特に規則性の問題は時間をかけて書き出せば解けるものが多いので、他の問題をいかに早く解けるかがポイントです。問題用紙と解答用紙が分かれていないので、途中式や考え方の記述はもちろんですが、筆算や用紙の使い方などにも普段から気を遣うのが良いでしょう。
国語は大問3.4題の構成、長文は1.2題。難易度はいずれも高いものの文章のジャンルは小説、論説、随筆と様々で、知識問題も語句の意味から文法、同訓異字、ことわざなどなど多岐にわたります。説明記述問題の総量が600程度になるというボリューム感が最大の特徴です。雙葉合格を目指すうえで記述のスピード、センスからは逃げることはできません。
理科は物理・化学・生物・地学の各4分野から出題されます。難易度はそんなに高くないですが、30分という時間と比較して導入文が非常に長いです。設問を読みながら焦らず必要な情報を集めていくことが必要となるでしょう。記述・計算問題も出てきますので、それらも含めて時間配分が重要となります。
社会は大問3題の構成で、地理・歴史・公民・時事の各分野から出題されますが。各分野の複合問題となっているのが特徴的です。出題傾向は、昨年に年代の並び替え問題が出たように、少なからず変化しつつあるものの、出題形式は基本的に変わっていないので、過去問の演習量を意識しましょう。理科と同様に時間が少ないので、ここも処理スピードは重要です、普段から時間を意識した取り組みに励んでください。
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