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【2024年度最新版】 都立西高等学校 入試問題分析

2024.05.13

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こんにちは

家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、2024年度 都立西高等学校 入試問題分析についてです。

西高を志望している方、必読です!

 

都立西高等学校 2024年度入試 英語問題分析

〔大問1〕リスニング  〔大問2〕対話文  〔大問3〕長文読解 〔大問4〕長文読解

大問4題構成は変更なし。リスニングを除いた小問数は昨年度29問に対し、今年度も29問。
内容正誤問題が24点の配点で、4つの選択肢から1つ又は2つの英文を選択するなど、昨年度と傾向はほぼ同じだった。
長文の文章量としては、〔大問2〕102行、〔大問3〕51行、〔大問4〕68行であった。

〔大問2〕では、適文選択問題や文脈を踏まえた整序英作問題、要約した文章の空所補充問題などが出題された。
〔大問3〕では、長文中の共通語補充問題、整序英作問題などが出題された。
〔大問4〕では、該当の英文が文章のどの空欄に入るかを問う問題や整序問題、適語句補充問題、40語以上50語以内の自由英作などが出題された。
長文読解では、さまざまな分野に対して興味関心を向けておくことが得点力の向上につながる。日比谷など、その他の都立自校作成問題校の長文とテーマが重なる年もあり、他校の過去問も解いておきたい。

〔大問4〕のテーマ作文は「日本文化固有の製品や食べ物について」というテーマであった。リスニングを除き大問3問それぞれを平均12分程度で解くスピードが要求されている。短時問で長文の内容を把握する必要があることから、語彙力のレベル向上を強く意識しながら多くの長文読解に取り組み、過去問を中心に難度の高い長文読解練習と速読の対策をしておく必要がある。

 

都立西高等学校 2024年度入試 数学問題分析

 

〔大問1〕小問集合 〔大問2〕関数 〔大問3〕平面図形 〔大問4〕数論

今年度の問題構成は作年度と同様であり大問4題、小問 14 問であった。大問ごとの出題傾向も昨年度同様であった。
〔大問1〕は小問集合で、平方根の計算、二次方程式、確率、データの活用、作図の5問である。確率は例年通りさいころ2つの問題、データの活用では昨年度は中央値を利用した問題だったが、今年度は箱ひげ図を読み取る問題であった。〔大問1〕は5問とも正解し得点源としたい。
〔大問2〕は二次関数の開題であり、〔問1〕はパラメータを利用して座標を求め、直線の式を出す問題。〔問2〕は三角形の面積を求める問題。ここまでは正解をしたい問題である。

〔問題3〕は面積比を利用して線分の日を求める問題であり、都立・私立の上位校の過去問を解いて訓練していた受験生であれば対応できた問題である。
〔大問3〕は平面図形の問題であり、近年は円の問題が多かったが、今年度は平行四辺形の問題であった。〔問1〕②は三角形の合同の証明で、他の都立自校作成問題校の過去問も解き慣れておく必要があった。〔問2〕は点が移動したときに描く曲線の長さを求める問題であり、奇跡がおうぎ形の弧になることに気づけば正解できた。

〔大問4〕は例年、他の学校のように空間図形ではなく、数論が出題される。具体的な対策を練ることは難しいが、与えられている条件をもとに解くことができる。今年度は〔問1〕の正答率が高く、〔問2〕〔問3〕は正答率が低いと思われるが、例年よりは解きやすくなっている。例年と全体的な難度は大きくは変わらない。都立・私立の上位校の過去問を幅広く学習し、一つの問題に対し様々な解法を学習しておくことが合格への近道となるだろう。

 

都立日比谷高等学校 2024年度入試 国語問題分析

〔大問1〕漢字〔読み〕  〔大問2〕 漢字〔書き〕  〔大問3〕 小説文  〔大問4〕論説文  〔大問5〕 現古融合文

大問は例年通り5題で小問は26問、問題数は昨年度と変わらなかった。〔大問1〕・〔大問2〕漢字の読み書きは各4問。昨年度出題がなくなった四字熟語の出題は今年度もなかった。漢字の難度は昨年度より若干上がっている。

〔大問3〕小説文は、上野歩『お菓子の船』からの出題。記述問題では、昨年度までは心情の変化を読み取ることが明確に設問から読み取れる問題があったが、今年度は「なぜか」と問われ方が変化した。その他の問題の難度は例年どおりだった。

〔大問4〕論説文は、松村圭一郎『旋回する人類学』からの出題。設問内容自体は「なぜ」や「どういうこと」、「論理展開」についてなど、オーソドックスなものであった。
作文問題のふさわしい題名をつけるという指示も変化はなかった。ただ、課題文自体は今年度も抽象度が高く難解であるため、普段から文章を細かく読むと同時に、要旨を把握することを意識する必要がある。

〔大問5〕現古漢融合文は揖斐高『江戸漢詩の情景』からの出題。昨年度入試で出題された抜き出し問題が出題されないという変化があったが、言葉の意味を考える問題などその他の問題は例年通りとなった。
他の都立自校作成問題校の総合問題で演習を積むことや、古文・漢文に読み慣れておくことで早く解き進めることができる。
全体として難度が高く、とりわけ論説文においては課題文の抽象度も高いため、都立高校の問題だけではなく、私立最上位の高校の問題の対策を行うことが必須である。

 

【2024年度最新版】 都立西高等学校 入試問題分析 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

自校作成問題は早くから練習をし、過去問や他校の難関高校の問題も含めてさまざまな問題に触れましょう。

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