家庭教師ブログ
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2021.06.25
こんにちは!オンライン家庭教師の飯田です。
今回、私が紹介するおすすめの勉強法は「模試の活用」です!
受験生の皆さんは、中学受験・高校受験・大学受験に向けて勉強していると思いますが、
入試の手前で、必ず経験する大事な準備の一つに「模試」がありますよね。
私は、一橋大学の合格まで、何度も色々な模試を受けることによって、
自分の偏差値を知ったり、志望校の出題形式を把握したり、
良くも悪くも、自分を知ることができました。
しかし!ただ模試を受けるだけだと、得られるものは少ないので要注意です。
私が常に意識してやっていた「4段階のおすすめの学習法」は…
①出題範囲を出来るだけ完璧にしておくこと
②テスト後に復習をすること
③全力を出した結果の自分の成績・偏差値を知ること
④次に同じ問題に出会った時に確実に解くことができるようにすること
という当たり前の4段階ですが、これらこだわることで、
確実に偏差値(=全体の中の自分の位置)があがること、間違いなしです!
中学受験・高校受験・大学受験には、塾・予備校・業者ごとに多くの模試がありますよね。
「同じような時期に受けたのに、なんで偏差値が違うんだ?」とか、
模試ごとの偏差値の違いを知らずに、「上がった~!」「下がった~!」と、
一喜一憂したことはありませんか?
そこで、分かりやすくおすすめポイントを比較してみました。
■四谷大塚「合不合判定テスト」
模試難易度 :高★★★☆標準☆☆☆☆低
模試受験者層:高★★★★標準★☆☆☆低
四谷大塚が実施する模試で、最難関中の志望者~中堅私立中の受験生まで、
幅広い層が受けるので、成績・偏差値の精度に定評があります。
模試そのものは、幅広い層に対応すべくとにかく問題量が多いので、
時間配分や解答順序を考えて取り組まないと、最後までやりきれなくなってしまうこともあります。
四谷大塚の内部生以外にも、多くの私立中受験生が「力試し」として受ける重要な模試です。
■首都圏模試センターの「合判模試」(旧名称:統一合判)
模試難易度 :高☆☆☆☆標準★★★★低
模試受験者層:高☆☆☆★標準★★★★低
模試の難易度は、内容・分量とも標準的なので、中堅校以下の学校を志望する受験生用です。
模試の受験者数は安定して多いので、いずれ上位中学の受験を考えている受験生でも、
小4・小5生の段階にはこちらの模試を受けて、偏差値60以上を常にキープしておく…
など6年生になるまでの指標としても活用もおすすめです。
こちらの「合判模試」の偏差値は、四谷大塚「合不合判定テスト」の偏差値より、
10~15程度上方の結果になるので、偏差値の違いには十分に注意してくださいね。
■東京都
大手進学塾の塾生受験や、都心部の受験生が多いことから、進学研究会の「進研Vもぎ」の受験生は非常に多く、
次に、創育(新教育研究協会)の「W合格もぎ」の順で、東京都2大模試となっています。
いずれも都立高校をターゲットとした模試(W合格もぎの都立そっくりテスト・Vもぎの都立Vもぎ)
と私立高校をターゲットとした模試(W合格もぎの私立合格もぎ・私立Vもぎ)があります。
なお、最難関国公立・私立高校の受験生には、駿台の「高校受験公開模試」の偏差値精度が必須です。
■神奈川県
創育(新教育研究協会)の「W合格もぎ」と、
中萬学院系列の伸学工房の「神奈川全県模試」とが大手模試となっています。
■埼玉県
北辰図書の「北辰テスト」が圧倒的なシェアを持っています。
■千葉県
進学研究会の「進研Vもぎ」と、総進図書が行っている「総進Sもぎ」とが大手模試となっています。
■河合模試
模試難易度 :高☆★★★標準★☆☆☆低
模試受験者層:高★★★★標準★★★★低
受験者数はマーク模試で40万人程度で、
多くの受験生が受けるため、全国順位や偏差値は信頼できる数値です。
また、大学別模試の結果とマーク模試との結果をドッキング判定もしてくれるので、
国立1次・2次入試~中堅大学入試まで、幅広い層におすすめの模試です。
■駿台模試
模試難易度 :高★★★☆標準☆☆☆☆低
模試受験者層:高★★★★標準☆☆☆☆低
国立大学~最難関私立大学の受験生に支持されており、河合模試に次いで、受験者数のかなり多い模試です。
大学別模試とドッキング判定も実施されますが、駿台予備校の内部生を含め、
難関大学を志望する受験生が中心に受ける模試なので、河合模試に比べ偏差値が10~5程度は厳しく出ます。
特に現役受験生で、難関大学への実力が相応でない場合は、心の準備をして挑戦することをおすすめします。
■進研模試
模試難易度 :高☆☆☆☆標準★★★★低
模試受験者層:高★★★★標準★★★★低
全国の高校で、学校カリキュラムの一環として実施されている模試です。
受験者層の学力の幅が相当広く、高校実施のため大学受験をしない人も含まれている点が注意です。
河合模試の偏差値よりも、20~10程度高くでるので、その偏差値で志望大学を設定しないようにしましょう。
学校内容の力試しとして、高1~高3の定着度を確認するためにはおすすめです。
ここまでで、模試を受けるときの準備から復習の大切さや、
中学受験・高校受験・大学受験の模試ごとの違いについて、知っていただけたでしょうか?
私たちオンライン家庭教師は、実に様々な受験経歴のある教師陣なので、
ぜひ自分の志望校に合ったオンライン家庭教師を見つけてください。
特に、都立国立高校対策、一橋大学対策は、ぜひお力になれたらと思います!
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