家庭教師ブログ
家庭教師ブログ
2024.02.26
こんにちは、家庭教師Campライターの瀧本です。
高3受験生のなかには、
個別入試の結果が出て進学先が決定している方もいるでしょう。
国公立受験の方は二次試験の本番まっただなか!かと思います。
新高2・新高3のみなさんは、先輩の姿をよ~く見ておいてくださいね!
今日は、そんな新高2・新高3のみなさんに向けて、
大学入試の動向について、いわゆる一般選抜ではない「推薦入試」のお話をします。
😐 高1からの成績は微妙だし、指定校推薦とか無理だし~
😕 総合型推薦??よくわかんないし~
という方、こちらの記事を読んで、今から進路のことを考えてみませんか。
前回のブログで選抜方法の種類について、
さらに具体的に、出願要件についてまとめてみました。
また、多くの大学・学部で課される小論文についてもこちらの記事にまとめています。
本日は、意外とあるかも?? な、学力検査(ペーパーテスト)の実態についてです。
文部科学省は、2021年度以降の入試で、学校推薦型選抜・総合型選抜には
大学教育を受けるために必要な知識・技能、思考力などを適切に評価するため、
小論文、プレゼンテーション、口頭試問、実技、各教科・科目にかかるテスト、資格・検定試験の成績、
または共通テストのうち、少なくといずれか一つを必ず活用することを定めています。
😆 総合型選抜はテストもないし、楽勝~♪ というわけではなく、
大学としては入学者について、やはり基礎的な学力を身につけているかどうか判断する必要があるわけです。
そうしたわけで、学校推薦型の学力検査に関しては、
2021年度以降、国公立の大学で共通テストを利用する学部が年々増えています。
共通テストに関しては国公立大学志望の生徒は必ず受けるので、これを学力検査の資料とするのは当然と言えば当然です。
とはいえ、総合型選抜の傾向としては「共通テストを課さない」方が圧倒的に上回っています。
それは総合型選抜のそもそものコンセプトが
多様なバックグラウンドを持つ学生を求めるためのものということも関係しているでしょう。
私立大の場合は、学校推薦型選抜・総合型選抜で共通テストを利用するのはごく一部ですが、
学習院大学、帝京大学、関西大学など、
共通テストではなく個別の筆記入試を行っている大学も見受けられます。
内容に関しては基礎学力試験、総合問題や、特定教科の問題など、大学によって多種多様です。
学生の学力把握は文科省だけでなく大学にとっても問題になっています。
調査書の評定は個々の学校の中の成績ですし、各高校の定期テストや学習レベルなども難易度がまちまちで比べるには無理があります。
今後は共通テストやこうした個別の筆記入試を採用する学部・学科の入試が増えてくるとみられています。
なお、総合型選抜で行う特定教科の学力試験については
市販の「赤本」のような過去問題集が各大学で出ているわけではないため、
試験時間だけが発表されて、試験範囲や傾向はまったく未知、ということも考えられます。
(なお、1科目でだいたい60分以内の比較的短めなもの、論述問題で90分程度確保しているところもあります)
一から復習し直す時間も必要になってくるでしょう。
他方で、(受験生に優しく)範囲が発表されている学部学科もあります。
入試要項に掲載されているものは必ず早めにチェックしておき、準備をぬかりなく行いましょう。
学部・学科によりますが、やはり志望する大学の学部があるなら、チャンスは多い方がいいでしょう。
高校3年次の一年間は一瞬です。
英検などの資格取得、基礎学力についても高校1~2年次で準備できる分は万全にしておきましょう。
スケジュールが込み入ってくるため、家族と話し合いながら受験準備を進めることも必須になってきます。
受験は独りで抱え込まず、周りの手を借りながら進めるようにしてくださいね!
いかがでしたでしょうか。
学力検査については、もはや「あるもの」くらいで考えておく必要がありそうですね。
要項が出るのはまだ先ですが、過去の要項と変わらないこともあります。
志望校の要項を必ず見ておきましょう。
そして説明会やオープンキャンパスの日程は今から調べておきましょう!!
さて、このシリーズですが
次回もまだまだまだまだまだあります。
大学入試のさまざまなトピックについてお伝えします。
どうぞご期待ください。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
午前開講スタート! 詳しくはバナーをクリック▼
難関中高大受験のための
オンラインマンツーマン指導
月額 5,940円(税込)~
入会金・管理費・解約金はありません