家庭教師ブログ
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2024.01.16
こんにちは。家庭教師Campの深川です。
今回は今までとは視点を変えて、面接について書いてみようと思います。
必要最低限のことを書いていきます。ぜひ、お付き合いください。
「清潔な服装」で臨むのがまずは「いの一番」に大切です。
制服があるならば、制服が良いですし、制服が無い場合は、清楚な服装を心がけましょう。白いシャツに紺のジャケットなど、新たな服を新調する必要はありませんが、卒業式用に正装を用意してあるならばそれを使いましょう。
次は「表情」が大切です。笑顔でいることです。
都立武蔵に高校入試があった頃の話になります。
推薦で武蔵を受けた生徒がいました。集団討論ではリーダー役をかって出たそうです。
ところが仕切っている真っ最中に、試験官から「はい、終わりです」と言われて、一瞬頭が真っ白になったそうです。その後の個別の面接でも、「国会の長」はだれかと聞かれ「大統領」と答え、面接官から「日本には大統領はいません」と冷たく言われたそうです。
そのとき、その子の頭によぎったのが、私が言い続けた言葉、「どんなことがあっても笑顔を絶やすな」だったそうです。しーんとしてしまった雰囲気の中でも最後まで笑顔を絶やさずにいてくれたそうです。落ちたと思っていたのですが、無事に合格!
もちろん、笑顔だけが全てではありませんが、「笑顔を絶やすな」の一言は心の支えになったと言ってもらえ、私もとても嬉しかったのを覚えています。
また、面接では相手の目を見て話すことが大切だと言われています。
しかし、日本人は相手の目を見て話すのが苦手です。
実際に面接の練習をしていると、生徒の10人中10人が途中で目を逸らします。
気恥ずかしくならずに、相手の目を見る方法があります。相手の眉間を見ることです。
実際には相手の目を見るのではなく、相手の眉間を見ることになります。
しかし、眉間を見られていると、目を見られていると人間は感じます。ご家庭でぜひ試してみてください。
そして、正しい言葉遣いも大切です。
小学生は自分の地が出やすいので練習が必要です。
家族間での呼び方はとくに注意が必要です。お父さんやお母さんについての質問があったときに、きちんと「父は」、「母は」と言えるようにしておきましょう。
これも本当にあったことなのですが、ふだん、家の中でファーストネームで呼び合うご家庭で育った生徒さんが「うちの〇〇は~」と話し始めました。
もちろん、練習の段階だったので、こちらで修正させて頂きました。
くせはなかなか直らないので、自信が無いなと思われるならば、
ご家庭でも「面接のときにはお父さん、お母さんを何て言うの?」、「おじいちゃん、おばあちゃんは?」などと聞いてみてください。
そのほか、お辞儀をするときは、動作が終わってからにする、
座ってから足や腕を動かさないなどの基本中の基本はしっかり押さえておくことがとても大切です。
因みに、動作が終わってからお辞儀をするとはどういうことでしょうか。
例えば、お辞儀をしながら「よろしくお願いいたします。」と言ったとします。
すると、床に向かって挨拶することになります。
挨拶は人に対してするものだと、子どもに理解してもらいましょう。
実際によくある質問をご紹介します。
この質問に対しては、なるべく具体的に答えてください。
例えば、「最寄り駅の〇〇まで徒歩で行き、その後JR△△線に乗り、××駅で降ります。そこから徒歩で貴校まで来ました。」というように、です。
その後、どのくらい時間がかかるか聞かれることが多いと思います。
これは、通学可能な範囲から来ているのかどうかを確かめるためだそうです。
もし、自転車で通学予定であれば、雨の日はどうするのか、その場合にはどれくらいかかるのかも答えられるようにしておいてください。
素直に答えてください。ただし、要注意なのは「何も食べていません。」と答えることです。
学校としてはできるだけ健全な生徒を集めたいはずです。朝ごはんを食べていることをしっかりとPRしましょう。
この質問に対しても具体的に答えてください。
答え方のポイントですが、「一番思い出に残っていることは何ですか。」の質問に対して「体育祭です。」などと、先ずは簡潔に答えましょう。
その後、「なぜ、体育祭が思い出に残っているのですか。」と聞かれてから理由を述べると良いです。
理由を述べるときには、ただ楽しかったとか、悔しかったとか、漠然とした答えだけでは不十分です。
例えば、
「私はリレーに出たのですが、最初のうちはバトンの受け渡しがうまくいきませんでした。
リレーのメンバーで放課後、学校に残って一生懸命練習をしました。
その結果、体育祭当日にはバトンの受け渡しが上手くいきました。
クラスとして優勝をしたわけでは無かったのですが、一生懸命に練習をした結果、本番で上手くいったことに私は感動しました。」
というように、自分の思いが相手に伝わるようにしっかり話しましょう。
〇本校に合格した後、どのようなことに力を入れていきたいか。
〇将来どのようなことをしたいか。
〇本校のどこに魅力を感じたか。
〇最近、気になっている時事問題はどのようなことか。
〇あなたの長所や短所はどんなところか。
などがよく話題になります。
このブログが少しでもお役に立てば嬉しいです。
小学6年生も中学3年生も、受験に面接がある子たちは練習を重ねておいてください。
🙂 本番、緊張しても笑顔を忘れないようにしてくださいね。 🙂
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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