家庭教師ブログ
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2024.01.11
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
ついに今週末は大学入学共通テストです!
ニュースなどで報道されていますので、大学受験生やその保護者様以外の方もご覧になっているかと思います。
先日の日曜日にはおもに埼玉県の私立中学入試も始まり、帰国生入試などの合格発表などもありました。
いよいよ入試本番ですね。家庭教師Campスタッフ・教師一同も、みなさんの受験を応援しています。
さて、入試本番が近づいてきて、心が揺れ動きます。
🙁 「入試日程をどうしようか……。」
🙁 「志望校を下げようか。受験日程はこのままでいいのだろうか……。」
というように、
志望校を下げて併願校を新たに追加すべきかなど、受けるとしたら日程はどうなるか……
など、受験直前特有のお悩みを持たれているのではないでしょうか。
実際、大学受験生は、この大学入学共通テストの自己採点結果を見て、ここからの出願パターンを変更する予定の方もおられるはずです。
今回は、入試日程・受験日程の組み方について、一緒に考えていきましょう。
まずは第1志望の学校の入試日程を必ず確認しましょう。
志望度合いにもよるかと思いますが、やはり第1志望の学校により多くチャレンジすることが大事です。学校によっては複数回受験の場合は点数に加算されたり受験料が安くなったりする制度があり、チャンスを増やす機会を設けてくれています。
実際、第1志望の1回目の試験が不合格でも、2回目の試験であきらめずに合格を勝ち取った人たちもいます。
どこまでその学校に行きたいかは人それぞれで、ご家庭の事情などもあると思います。
しかし、それぞれの入試にチャレンジできる機会は、ほとんどの場合「その時」だけです。
あきらめずに最後まで挑戦する姿勢を失わないことは、受験以上に人生において大事な考え方の一つではないでしょうか。
と、前段では勢いの良いことを申し上げましたが、実際には不安がつきまとうもの。
これは人間である以上、当然のことだと思います。
そのため、第1志望の学校の入試の前に、できる限り併願校、滑り止めの学校を持ってくると良いでしょう。
これは、決して「行ける学校をキープする」というだけの目的ではありません。
中学入試をする人の多くは、中学入試が人生で最初の入試です。
高校入試も多くの人の場合、初めての入試となることが多いです。
人生において、自分の人生を左右する大きな試練に挑戦するわけですから、緊張はあるはずです。
入試日程を適切に組んであげて、第1志望の前に入試というものを経験しておくことで、少しリラックスした形で本番を迎えることができます。
緊張感は人間のパフォーマンスを高めますが、過度な緊張はよくありません。
また、逆に緊張感がない子も、実際に入試を経験してみるとスイッチが入ることがあります。
中学受験などでは1月初旬~中旬にかけて入試を行う学校がありますから、ぜひ受験してみましょう。
高校入試では難しい部分がありますが、基本的に私立高校のほうが、都立高校・公立高校よりも先に入試日程が組まれていますので、併願校の入試を受けておきましょう。
入試本番がどのように進むのか、試験会場である教室の雰囲気、
休み時間の過ごし方、室温に対する対応、昼食などなど……。
実際にその場で経験してみないと分からない部分もあるでしょう。本番を受けることで得られるものがあります。
どうしても日程上難しい場合は、先輩たちの体験談などが参考になるかもしれません。こちらもぜひご覧ください。
https://kateikyoushicamp.jp/blog/4415/
受験というのは厳しいもので、受けた人全員が見事合格、とはならないかもしれません。
しかし、第1志望だけを受験して不合格だった場合、受験そのもの、あるいは受験勉強そのものが失敗した・無駄になったという風に感じてしまうかもしれません。
とくに中学受験などの場合は小学生ですから、受験やこれまでの努力が否定され、自分自身が否定されたように思ってしまうこともあります。
とくに中学受験生のみなさんには、まったく通うつもりのない学校であったとしても、併願校を受けてほしいと思います。
そこで合格を勝ち取ることで、「自分の受験勉強は決して無駄ではなく、きちんと身になって成果が出た」という成功体験を積むことができます。
その気持ちがあれば、例えば中学受験が万が一うまくいかなかったとしても、
自己肯定感を失わず、勉強を嫌いにならずに高校受験・大学受験でリベンジするという決意につながるはずです。
次に、各学校の出願締め切りや入試日、合格発表日や第1手続き締切日を確認しておきましょう。
入試日を確認することは当然ですが、合格発表などのタイミングによっては、
「A大学に合格したから、B大学は受けずにC大学にチャレンジしよう」という変更も十分あり得ます。
また、多くの学校では、受験生が他の学校を受けることを想定し、合格時の手続きを2段階にしています。そのため、「〇〇大学をおさえた状態で、△△大学を受ける」といった判断が可能です。
そのあたりは合否が分かってから準備するのは大変なので、きちんと確認して表などに整理しておきましょう。
また、入試期間はいつにもまして緊張感があります。
慌てて準備すると、普段しないような書類ミスをしてしまうかもしれません。
中学受験や高校受験では、受験生が手続きをすることが難しいので、保護者様がすることになります。
もしまだ準備されていない方は、余裕をもって計画的に準備しておきましょう。
実際に受けていくと、受験生たちは体力的にも精神的にも消耗してきます。
入試日程はタイトですが、状況を見て判断することを忘れないでください。
ただ、先を見据えた入試日程、というのも一つ重要なポイントです。
例えば中学受験では、主に2月1日から連続して受験が続くと思いますが、
そのような経験を小学6年生のうちにしておくことで、
大学受験のときも「小学生のとき乗り越えられたから大丈夫!」と、2日、3日連続の入試にも耐えらえるようになります。
入試というものをする機会はそう多くはないので、気持ちに余裕があるのであれば、
保護者様から見て「小学6年生でこんなに受けて大丈夫かしら……?」と思っても、受けてみると良いのではないでしょうか。
案外保護者様が心配しているよりも、子どもたちはずっとタフなこともあります。
様子を見つつ何が最善か考えて、家族でじゅうぶん話し合いながら受験日程を乗り切ってくださいね。
ここまでご覧いただきありがとうございました。
今回は、入試日程・受験日程の考え方4ステップとして、
入試日程・受験日程をどのように組んでいったらよいかや、
気を付けるべき点について触れていきました。
入試日程は直前でも変えられることもありますが、一方で入試直前で手続きなどバタバタするのは受験する本人にとっても保護者様にとってもよくありません。
今からまだ準備できることがあれば、プランAだけでなくプランB、プランCも用意し、
万全の備えのなかで、一つ一つの入試に真剣勝負していきましょう!
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