家庭教師ブログ
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2023.12.11
こんにちは。家庭教師Campライターの今津です。
今回は神奈川県の神奈川県立平塚中等教育学校についてご紹介いたします。
平塚中等教育学校は神奈川県立大原高等学校内に併設され、平成21年度に開校しました。
神奈川県立相模原中等教育学校とともに、神奈川県で最初に設置された県立中等教育学校です。
2023年現在、21の部活動と1つの同好会が活動していますが、
共学校としては珍しく野球部が存在しません。
〒254-0074
神奈川県平塚市大原1-13
・JR「平塚駅」北口から徒歩で約30分
・JR「平塚駅」から神奈中バス「共済病院前総合公園西」で下車、徒歩10分
・JR「平塚駅」から神奈中バス「中原東」で下車、徒歩5分
・小田急線「伊勢原駅」から神奈中バス「中原下宿」で下車、徒歩7分
教育理念として「Live(生きる)~深い洞察と鋭い感性~」「Love(慈しむ)~高い志と豊かな人間性~」「Learn(学ぶ)~幅広い教養と光る知性~」という「3つのL」を掲げています。
この学校にはスチューデントメンター制度という
後期課程生(高校生にあたる)が前期課程生(中学生にあたる)を支援する取り組みがあり、
豊かな人間性とリーダーシップを備えた人材を育てていくことを目標としています。
前期課程では国語・数学・英語を基本的に毎日学習し、先取り学習はせずに基礎を確実に身につけていくことを重視しています。後期課程では単位制システムをとっていて、各自の進路・興味関心に応じて科目を選択できます。
国公立では京都大学や東京工業大学、横浜国立大学、東京都立大学などに多くの合格者を輩出しています。
また私立大学では、早稲田大学や慶應義塾大学、明治大学、法政大学、東京理科大学などへ合格者を輩出しています。
平塚中等教育学校の選抜では、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱによる検査が行われます。
2020年度までは適性検査のほかにグループ活動が実施されていましたが、近年では新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため実施されていません。
適性検査Ⅰと適性検査Ⅱは、どちらも理系科目と文系科目の混ざった内容になっており、
それぞれ300点満点(あわせて600点満点)です。
以前まで行われていたグループ活動は、200点満点でした。
試験科目・試験時間・配点は以下の通りです。
適性検査Ⅰ(45分・300点)・適性検査Ⅱ(45分・300点)
グループ活動(40分・200点)
適性検査Ⅰの試験時間は45分で配点は300点です。
適性検査Ⅰは大問4題という出題形式になっており、
傾向としては算数分野を中心に理科や社会を融合した問題が出されます。
年度によって異なりますが、文系型が2題、理系型が2題の構成となることが多いです。
知識の暗記は必要ありませんが、計算が必要となる問題が多く、素早く正確に作業をする力が求められます。
また、複雑な条件が設定されている問題も多いため、複雑な長文から情報を正しく読み取り整理する読解力を鍛える必要があります。
適性検査Ⅱの試験時間は45分で配点が300点です。
適性検査Ⅱも適性検査Ⅰと同じく、大問4題という出題形式です。例年、大問1が文系の問題、大問2~4は理系の問題となっています。
大問1の文系の問題では、資料を読み取ったうえでそれに対する自分の考えを理由とともに述べる問題が毎年出題されているため、
自分の意見を論理的かつ具体的に説明するために、記述力を鍛えなくてはなりません。
グループ活動の試験時間は40分で配点が200点です。
グループ活動では、まず課題が与えられ5分で自分の考えをまとめた後、7~8人程度のグループで35分話し合います。
適性検査Ⅱでも自分の意見を説明する問題が出ますが、グループ活動ではそれに加え、周りの意見に耳を傾けグループの意見としてまとめるリーダーシップが求められます。
やはり練習が必要ですが、まずは自分の考えを論理的にアウトプットする練習として、他の都県立中の作文問題を解くことが役に立つでしょう。
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本日も最後までお読みいただきまして、ありがとうございました。
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