家庭教師ブログ
家庭教師ブログ
2023.11.17
こんにちは、家庭教師Campライターの工藤です。
台風に関するニュースもありつつ、相変わらずの蒸し暑さが続いていますね。台風などが近づくと雨が降ったりくもったりで、つい熱中症対策がおろそかになってしまいますが、室内であっても熱中症になることもありますので、常に水分補給は意識しましょう。
さて、都立自校作成校の紹介シリーズ第三弾は、「日比谷・西・国立」の最後の一校、「都立国立高等学校」です。「国立」または「国高」(くにこう)が通称です。国立高校の教育内容と入試対策について、さっそく見てまいりましょう。
まずは学校のアクセスから確認しておきましょう。名前の通り、国立市です。
〒186-0002 東京都国立市東4-25-1
JR中央線「国立」駅南口より徒歩15分、JR南武線「谷保」駅北口より徒歩10分
立川バス「JR中央線国立駅南口4番乗り場」より約5分⇒「国立高校前」下車、徒歩3分
京王バス「JR中央線国立駅南口3番乗り場」より約5分⇒「国立高校前」下車、徒歩3分
中央線、南武線によるアクセスが基本になりますね。中央線の国立駅は、各駅停車と快速は止まりますが、特快などは停車しません。そのあたりは最初慣れないかもしれませんので、よく時刻表などを確認しましょう。
国立高校の校訓は「清く、正しく、朗らかに」としており、文教地区に位置する進学指導重点校です。校訓自体はオーソドックスにも見えますが、難関大学進学を目指す高度な教育と、毎年一万人を超える来場者を誇る「国高祭」という文化祭・体育祭など、学業以外の面でも生徒の積極性を活かした活動を行っています。
実際に、運動部・文化部を交えた各部活による「新入生歓迎会」や、プロの演奏家を招いて行う「第九演奏会」など、特色ある行事を行っています。また、1年生は「クラスマッチ」というスポーツ行事によって、クラス内の交流や結束につなげています。
部活動としては基本的なものはありつつ、ダンス部やクラシックバレエ部、少林寺拳法部や山岳部など珍しい高校があります。文化部でも地学部や民族音楽研究部、落語研究同好会やマジック研究会、料理部やボランティア同好会などの部活があり、選択肢はかなり豊富です。中学校にはなかった部活動に取り組みたい方にはうってつけですね。
令和4年度の大学進学実績としては、東京大学に現役生から11名合格者を輩出するなど、国公立大学への進学者が多くみられます。東京工業大学(東工大)や東京農工大学、一橋大学や東京都立大学、横浜国立大学、京都大学への進学実績も2桁名ございます。私立大学では、早稲田大学が最も多く、ついで明治大学、東京理科大学、上智大学、慶応義塾大学が続いています。国公立大学・私立大学問わず難関大学を目指している仲間が多いというのは心強いですね。
都立国立高校の入試形態についても、他の都立高校同様「推薦入試」と「一般入試」があります。どちらにおいても内申点がまず重要となります。
都立国立高校への合格を目指すのであれば、内申点は基本的にオール5を目指しましょう。4が1個、2個ある程度でとどめたいところです。実際、推薦入試などではオール5の中学生たちが多々受験してきており、オール5であっても推薦入試は不合格になっている方もいます。定期テスト、日ごろの提出物、授業態度などしっかり取り組みましょう。
一般入試では、自校作成校であるため、国立高校独自の問題が出題されます。国立高校では国語・数学・英語の3教科が独自作成問題となり、理科と社会については都立共通の問題を使用します。内申点が300点、筆記試験が700点の計1000点満点である、というのは他と同じです。
国立高校の国語については、漢字の読み書き・小論文・論説文・現代文と古文の融合文など一般的な都立高校でよく出題される構成ですが、問題数が多いです。読むスピードはもちろん、演習についても確実に正解できるだけでなく、スピードを意識した読解演習をしておくことが大切です。
数学では、いわゆる小問集合問題のほか、関数・平面図形・立体図形がバランスよく出題されます。問題ごとの難易度の差が激しく、捨てるべき問題と得点すべき問題を見極める力が必要です。公式や解法についてすぐに出てくる知識量が大事です。
英語については、理系分野を題材にした対話文と、様々な分野からの長文読解が出題されます。対話文では資料や図が多いため、どうしても読解に時間がかかることもあると思います。とはいえ、全体の分量からするとスピードを意識したトレーニングが大切です。
そこで、都立国立高校対策としてぴったりなのが、オンライン家庭教師の家庭教師Camp「都立高最難関受験コース-自校作Camp-」です。オンライン家庭教師の家庭教師Campは、2022年度入試において日比谷高校・西高校・国立高校や戸山高校・立川高校といった都立最難関校への合格者を輩出いたしました。
前述のような国立高校に向けた対策ができるのはもちろん、オンラインのマンツーマン指導なので分からないところをしっかり解説してもらうことができます。また、自校作Campでは自らも都立自校作成校に合格した教師たちが指導することもできますので、その学校にあった細かいポイントや、受験勉強のノウハウなども指導できます。
また、昨年度(2023年度)から始まった「都立高校スピーキングテスト」の対策も、家庭教師Campならオンラインにて対策可能です! スピーキングテストの満点20点分は、調査書点300点と筆記点700点の合計1000点に加える形になります。実は、主要5教科の内申点約4つ分に相当する点数が、スピーキングテストに割り振られていますので、「内申点が志望校に少し足りない……」という方ほど、スピーキングテスト対策が功を奏します! ぜひ一度ご相談くださいませ。
都立国立高校を志望されている方は、ぜひ一度家庭教師Campまでお問い合わせくださいませ。
難関中高大受験のための
オンラインマンツーマン指導
月額 5,940円(税込)~
入会金・管理費・解約金はありません