家庭教師ブログ

【高校受験】都立高入試に向けて模試を活用しよう!

2023.10.28

こんにちは。家庭教師Campライターの杉浦です。

 

都立高校の2024年度の入学試験について大事なニュースがあります。

 

10月26日、東京都教育委員会が2024年度の都立高校の募集人員を発表しました。全日制課程の募集人員は、前年度比395人減4万635人になります。学級数は前年度比10学級減1039学級です。

 

学級増加は城東、足立、小平、狛江の4校で4学級です。一方、学級減少は14校で14学級減ります。

 

工業高校では、「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト」に基づき、中野工科、杉並工科、北豊島工科の3校で募集を停止し、新設学科で募集を開始します。

 

新設学科は、中野工科の「食品サイエンス科」、杉並工科の「IT・環境科」、北豊島工科の「都市防災技術科」です。

 

科学技術高校では、従来の科学技術科を減らして、新たに「創造理数科」の募集を始めます。

 

スピーキングテストの導入や、学習指導要領の改訂男女別定員の全面廃止など、ここ数年の都立高校入試は毎年変化が続いています。

自分にあった志望校を見つけるためにも、学校見学や模試を最大限活用しましょう。

中学生の模試事情

中学生になると、学校内外で様々なテストがありますよね。

ここでは、テストごとの意義や役割を再確認してみましょう。

・定期テスト

当然ですが、学校の定期テストは最重要です。

授業内容の理解度を確認するだけでなく、成績表は高校入試の結果に直結します。

具体的には、都立高校の場合は内申点3割・当日点7割で合否が判定されます。

私立高校の場合でも、出願の段階で必要内申点が定められているなど、

中学生にとっては特に重要といえます。

・塾のテスト

学習塾に通う生徒が、毎月や隔月で受験する模試です。

塾の授業進度に沿った形で、中学1年生からスタートできます。

早い段階から自分の偏差値を知ることができ、授業理解度の確認や志望校選びに役立ちます。

塾の校舎で受験できます。

・Vもぎ

高校受験の対策模試です。中学3年生から受験できます。

志望校選びは、主にこのVもぎの偏差値や志望校判定を参考にします。

良問が多く、受験対策としての演習としてもオススメです。

都立高校千葉県立高校に対応しています。

都立自校作成校むけの「自校作Vもぎ」や、私立高校向けの「私立Vもぎ」もあります。

高等学校など指定の会場で受験できます。

・Wもぎ

高校受験の対策模試です。

Vもぎと異なる点は、都立高校神奈川県立高校に対応している点です。

・北辰テスト

埼玉県内向けの、高校受験の対策模試です。

模試で良い成績・判定を出すには?

テストや模試で良い成績・志望校判定を出すためには、当然対策が必要です。

受験本番は対策→本番→合否という流れになります。

よって模試も、対策→テスト→振り返り という一連の流れを実施することによって、本当の実力が測れます。

 

「自分の勉強法が正しいものなのか?」

「知識の定着にヌケやモレはないか?」

テストや模試の結果を振り返ることにより、勉強の質は更に高まります。

 

中学1年生・2年生の皆さんも、既に情報収集を始めていることでしょう。

しっかり学校を調べて、目標の高校をめざしましょう!

 

初めての方へ


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【この記事を書いた人】
杉浦
【略歴】
高校時代はSSH(スーパーサイエンスハイスクール)の取り組みに参加し、自身も学外発表などを経験。国立大学への推薦合格後、大学では生物・農学分野を専攻。中学受験では都立武蔵中・三鷹中・私立国学院久我山中などの指導実績あり。高校受験では都立高全般、中大杉並高などの指導を行う。これまで培った生徒ごとの苦手分析や、定期テスト・模試対策などを基に、役立つ情報を発信していきます。

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