家庭教師ブログ

私立高校紹介シリーズ ②潤徳女子高等学校

2023.07.20

こんにちは。家庭教師Campライターの瀧本です。

「私立高等学校の紹介シリーズ」第2回をお送りします。各校の魅力などを伝えていきたいと思いますので、ぜひご覧くださいませ。

今回は潤徳女子高等学校のご紹介です。

私立高校紹介シリーズ ②潤徳女子高等学校 ◎アクセス

学校を考えるうえで、アクセスは重要なポイントです。本人にとって無理なく通えるエリアかどうか、確認する必要があります。また、入試本番も校舎で受けることがほとんどですので、学校説明会や文化祭などで足を運び、入試本番のイメージも併せて持っておきましょう。

アクセスマップ

〒120-0034
東京都足立区千住2-11

・JR常磐線、東武スカイツリーライン、地下鉄千代田線・日比谷線、つくばエクスプレス「北千住」駅徒歩5分
・京成本線「千住大橋」駅徒歩10分

※自転車通学も可能

校舎は5つもの路線を抱えるターミナル駅である北千住駅が最寄りで非常に交通の便がよく、さらに駅からも比較的近いため、徒歩でも毎日安心して通えますね。

 

施設

赤いレンガと白いフェンスのたたずまいが、ヨーロッパ調で格式があります。校舎は耐震強度を満たし、防災設備・用品も教室に備え付けてあります。

全体的に開放感があり明るい校舎は学習環境に最適の空間となっています。2つある体育館や隣接する広い屋外運動トラックも都内の私立高校には珍しいポイントです。また、珍しいポイントといえば、女性のマナーを学べる「作法室」や、本格的に制作を行うための2つの「美術室」が完備してあります。これも「美術コース」を擁する女子校ならではの設備ですね。

理科室や調理室、音楽室などの特別教室は設備も整っており、自主学習に使える辞書や参考書など、3万冊の蔵書のある図書館や、スクールカウンセラーの公認心理士の方が相談に乗ってくれる「相談室」など、生徒にとって快適な空間になっています。

私立高校紹介シリーズ ②潤徳女子高等学校 ◎概要

学校の歴史

創立者・堀内亮一氏と地域の人たちの女子の中等教育を実現したいという願いから、1924(大正13)年に現在の地に創立されました。1954年には商業科を設置、1988年にニュージーランドのダイオセサン女子校と姉妹校提携、1994年にアメリカの3大学と姉妹校提携をしています。現在設置の学科は普通科の「進学コース」「特進コース」「美術コース」と、3つのコースに分かれています。

 

学校生活

朝8:25が登校時間で、校門では毎朝元気に挨拶が交わされます。授業前の「朝学習」では、各自タブレットを使用したスタディサプリENGLISHで勉強、週2回の英単語テストの実施で、短時間でも自然に英語の知識が培われる学習が行われています。

授業は50分で、平日は6時間、土曜は4時間としっかり学習時間を確保しています。また放課後も、下校時間の18:45まで部活動や図書館での自習などで各自思い思いに過ごせます。「放課後学習プログラム」では大学生・大学院生がメンター(指導員)となり、放課後の自習をサポートしてくれるのもうれしいポイントです。また、潤徳オンライン美大受験対策(通称「ウル美」)で放課後に美術予備校のオンライン授業が生徒向けに安価に受講できるのも、大変ユニークな取り組みとなっています。

 

授業・カリキュラム

通常の9科目に加え、「グローバル教養」という学校オリジナルの授業が特徴的です。現代社会の諸問題に目を向けながら、 「異文化・異世代の人々と共に生き、問題を解決する力」を育みます。「ユニバーサル フォレスト」では1~2年次の2年にわたって行われるプログラムで、世界的な社会問題を自分自身の力で考え、自分自身の言葉で伝える主体的な学びを可能とします。「イングリッシュ・アイランド」はデジタル機器を使用して、外国人講師と英語でのコミュニケーションを楽しく学べます。また、国際交流の一環として、姉妹校であるニュージーランドのダイオセサン女子校との交換留学も実施しています。

 

制服

ジャケットの襟部分にほどこされた、Juntoku Girls’の刺繍と、えんじ色のネクタイ・リボンがポイントです。正装でもブラウスの色を白・ピンク・サックスブルーの3色から好きに選べるのもうれしいですね。正装スタイルのジャケットとお揃いのグレーのスカートに加え、赤のチェック柄のスカートも選べます。自分の好みで多彩なコーディネートができます。

 

行事

上述の授業や活動に関する行事のほかにも、語学研修、美術デッサン講習、芸術鑑賞会、校内実施の英検や、6月と9月のうるおい祭(文化祭)が催されており、希望者によるニュージーランドのホームステイのプログラムも充実しています。入学する前に一度「うるおい祭」を訪れておきたいですね。実際に生徒や先生の雰囲気、学校の様子を見ることで、さらに志望度も高まりモチベーションアップにつながると思います。

私立高校紹介シリーズ ②潤徳女子高等学校 ◎進学実績

過去5年間の実績として、愛知県立芸術大学や金沢工芸美術大学、東京藝術大学の芸術系大学の合格が目立ちます。

また、2023年度も筑波大学、学習院大学や駒澤大学、関東圏のさまざまな大学の合格実績があります。

私立高校紹介シリーズ ②潤徳女子高等学校 ◎まとめ

今回は私立高校紹介シリーズとして、潤徳女子高等学校を紹介しました。この夏休み期間は学校説明会や体験入学などのイベントが多数ご用意されていますので、気になる方はぜひ日程を確認してご予約ください。その他詳細な情報、最新のご案内は学校HPをご覧くださいませ。

潤徳女子高等学校 公式ホームページ(外部リンク)

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【この記事を書いた人】
瀧本
【略歴】
私立大学大学院修了(哲学)。大学院在籍時よりパリ第七大学に留学、帰国後仏語通訳ガイドをしつつ塾講師、家庭教師、通信制高校非常勤講師を務める。
大学院終了後個別指導塾校長を経て個別ena校長に。中学・高校・大学入試を幅広くフォローし、
これまで難関私立中、三鷹中、立川国際中など都立中高一貫校、都立高校の指導重点校や大学附属私立高、GMARCH・
早慶上智などへの合格者多数輩出。また、15年以上の指導歴をふまえ、様々な理由から成績不振に陥ってしまった生徒や、
不登校生徒をもつ家庭へ包括的なアドバイスも行う。指導のモットーは「遊んで学べ、学んで遊べ」。
個人の主張と対話を育てる小論文指導を得意とする。
こちらのブログには学習・進学に役立つ情報だけでなく、ちょっとした息抜きになるような雑学コラムも載せていきます。

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