家庭教師ブログ

【英語】接頭辞・接尾辞を学ぼう!

2023.07.08

こんにちは、家庭教師campライターの舟田です。

 

突然ですが、中学生・高校生の英語を勉強している皆さん、英単語はどのように覚えているでしょうか?

学校の小テスト・定期テスト、あるいは受験勉強においても、英単語の知識というのはとても重要で、単語のスペリングや意味を覚えなければならない機会は、頻繁にあると思います。とはいえ、膨大な量の単語をひたすら暗記していくというのは、時間もかかりますし、なにより辛いことですよね。

 

そこで今回は、英単語を少しだけ効率よく覚えるために覚えておきたい豆知識、「接頭辞」と「接尾辞」というものを簡単にご紹介します。

 

接頭辞や接頭辞という言葉を聞いたことはあるでしょうか?

学校や予備校の授業で先生が言っていた、あるいは単語帳の語源解説欄に書いてあった、

というひとも多くいると思いますが、どのような意味があり、どのような働きをしているのか、正確に知っている人は少ないかもしれません。

 

おおまかにお伝えすると、「接頭辞」は単語のアタマ、「接尾辞」は単語の後ろにつく文字列のことです。これらを活用することで、もとの単語の意味や品詞を変化させることができます。

接頭辞の使い方

まずは接頭辞についてです。

接頭辞には、ある単語の最初につくことで、元の単語の意味を変化させる働きがあります。

 

例えば、“paid”という単語には「支払った・支払い済みの」という意味がありますが、

これに「前の~」という意味をもつ接頭辞“pre-”を付けることで、

prepaid”という単語が誕生します。

これは、「あらかじめ支払った・前払いの」という意味があり、図書カードや交通系ICカードのようにあらかじめお金を払い、その残高を使って決済をする「プリペイドカード」という単語にも使われています。

 

また、“im-”や“in-”、“un-”という接頭辞も良く使われているものですが、これらにはその後に続く単語の意味を否定する働きがあります。

かの有名なトム・クルーズが主演を務めている「ミッション: インポッシブル」という映画のシリーズがありますが、このインポッシブルというのは、「不可能な」という単語です。

これを英語で書くと、“impossible”となりますが、“im-”と、「可能な」を意味する“possible”をくっつけたものです。

 

以下、その他の代表的な接頭辞とその意味、用法をご紹介します。

 

re-”   「もう一度・再び」   “do”→“redo” 「やり直す

mis-“  「誤った・間違いの」   “understand”→“misunderstand” 「誤解する

接尾辞の使い方

続いて接尾辞についてもご紹介しましょう。

接尾辞には、ある単語の後ろにつくことで、元の単語とは異なった品詞の単語をつくる働きがあります。

 

皆さんが知らず知らずのうちに使っているかもしれないものが接尾辞“-er”です。これを単語の後ろにつけることにより、「~をする人」という単語を作ることができ、動詞を名詞に変化させることができます。

 

例えば、「教える」という動詞“teach”に“-er”を付けることにより、教える人、すなわち先生を意味する“teacher”が出来上がります。

 

また、他にも、“supporter”は「サポートする人=サポーター」、“trainer”は「訓練する人=トレーナー」など、日本語でもよくつかわれる単語にも、接尾辞“-er”を使われたものが数多くあります。

 

今の“-er”は接尾辞をくっつけることにより名詞を作るものでしたが、他にも形容詞や副詞を作るもの、比較級や進行形を作るものもあります。

形容詞を作るもの

-ful”   「~で満たされた」   “care”→“careful”「注意深い

-less”   「~がない」      “care”→“careless”「不注意な

副詞を作るもの

-ly”   “quick”→“quickly”「速く

まとめ

今回ご紹介したような接頭辞や接尾辞を覚えると、一つの単語を覚えるだけで、それに関連する単語を覚えることができたり、文章中の所見単語の意味をなんとなく推測することができるようになったりします。皆さんも、ぜひ接頭辞・接尾辞について理解を深めて、英語の語彙力を増やしていきましょう!

初めての方へ

【この記事を書いた人】
舟田
【略歴】
幼少期から公文や様々な個別指導塾・大手予備校に通った経験があり、難関私立大学に合格。大学では経営・経済分野を専攻し、そのかたわら大手個別指導塾で講師として指導。現在は家庭教師Campスタッフとして、家庭教師Campの運営に携わる。自身の中学・大学受験や通塾経験・指導経験を活かし、みなさんに有益な情報を発信します。

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