家庭教師ブログ
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2023.06.13
こんにちは。家庭教師campライターの高木です。今回は巣鴨中学校・高等学校 (以下、巣鴨中学校) についてご紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒170-0012 東京都豊島区上池袋1-21-1
JR線:大塚駅 北口より徒歩10分
JR線 西武池袋線 東武東上線 地下鉄:池袋駅 東口より徒歩15分
JR線:板橋駅 東口より徒歩15分
バスや都電荒川線を利用することでも行くことができます。
巣鴨中学校は私立中高一貫の男子校です。「心身ともに努力主義」を教育理念とし、可能性の塊である少年たちに努力とその継続を促すことで、精神面と肉体面で優れた真のエリートへと成長させることを教育方針としています。中高ともに剣道が必修(高校では柔道と選択)であったり、競歩やマラソンの大会、勉強合宿に寒稽古など、心身鍛錬を目指した行事が多数あったり、教育理念、方針に則した男子校らしい特徴が随所に見受けられます。
また巣鴨は国際教育に非常に力を入れている学校です。2020年には日本の学校としては初めてとなるWLSA(World Leading Schools Association 世界を代表する中等教育学校を中心に設立された組織)への加盟をしており、WLSAが提供する様々な国際教育プログラムへの参加、加盟校同士の国際交流を行っています。その他、長期・短期の留学プログラムも充実しています。
進学実績としては例年若干名の東大、京大への合格含め、国公立大、難関私立大の実績が目立ちます。また昨年の防衛大学校8名や芝浦工業大50名などの実績は、校風や男子校ゆえの結果と感じますね。
算数・国語(各50分・100点)と理科・社会(各30分・50点)の学力試験で、2/1.2.4の3日程があります。また2/1には算数選抜という60分100点満点の算数の試験のみの試験形式が、4科目型とは別に設けられています。募集人数は少ないですが、算数だけが特別に得意という方は検討してもよいでしょう。
算数は小問集合含む大問4題構成です。例年、平面・立体、それぞれの図形問題が出題されますが、難易度や小問・大問どちらで扱われるかは年度により変わります。比較的、立体図形問題は難易度が高く作られやすいので、しっかりと記述含め対策する、もしくは苦手な方は過去問を通して「捨てる」練習をしておきましょう。
国語は長文2題の構成です。大問1が漢字の書き取り問題となるので、日々の漢字練習は余念なく。長文問題では書き抜き含めた記述の問題が多く出題されるので、中途半端な読解力や語彙力の弱さは看破されてしまいます。これもまた日々の取り組みとして、ただ丸つけをするだけにならないよう、直しの作業を大切にすることでクリアできるでしょう。
理科は4分野それぞれから大問が用意されます。またそのうちの1題は計算問題が中心となっており、男子校らしく高い理解能力を求められます。物理化学の典型的な計算単元はもちろん、天体などの地学生物の計算単元も含め、広く対策しておきましょう。
社会も各分野それぞれから出題され、地理と歴史に配点が偏りがちです。どちらも相応の知識量を求められますが、逆に知識さえあれば比較的楽に得点できる問題となっているので、日々の知識の定着を丁寧にしていけば恐れる必要はありません。
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