家庭教師ブログ
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2023.04.25
こんにちは。家庭教師Campライターの高木です。今回の記事では、難関私立中の一つ、鷗友学園女子中学高等学校についてご紹介いたします。
まずは立地・交通アクセスからの確認です。通学距離に関わる大事な情報ですから、しっかり確認しておきましょう。
〒156-8551 東京都世田谷区宮坂1-5-30
小田急線：経堂駅 徒歩8分
東急世田谷線：宮の坂駅 徒歩4分
経堂駅から大きな道を通っていけば迷わずに着くことができるはずです。住宅街に入って小さい道を経由して近道しようとするとかえって時間がかかるかもしれないのでご注意を。
鷗友学園女子中学校は私立中高一貫の女子校です。プロテスタント系のキリスト教の教えを教育理念に取り込んではいますが、無宗派・超教派であり、一つの宗派にこだわることなく、多様な価値観・個性を尊重する環境づくりをしています。
キリスト教の教えに基づいていることから「聖書」の授業を設定しているほかに、「園芸」を授業として実施、生徒一人ずつに与えられた小さな畑で花や野菜の成長を体験していきます。また読書に対する意識が高く、国語はもちろん英語の授業でも、校内に18000冊以上ある英語の本を用いて、中学3年間で100万語以上読むことを目標に多読をすすめています。
グローバル教育に注力しているのも鷗友学園の特徴の一つです。韓国・アメリカ・イギリスに提携校があり、現地での宿泊学習や、鷗友学園側に留学生や講師を招いてのプログラムの実施など多岐にわたる国際教育を推し進めています。
算数・国語・理科・社会(各45分・100点)の学力試験で、2/1と2/3の2日程があります。
算数は比と割合、平面図形(相似)、グラフなど、頻出単元がはっきりしており、特にグラフの問題は後半の応用問題として出題されることが多いです。また解答形式が、問題文の余白に考え方と答えを書くという特徴的なものとなっており、総じて過去問演習の総量が合否を分けると言えるでしょう。
国語は長文2題と漢字問題1題の構成。長文では選択肢問題がなく、記述問題のみが出題されるのが大きな特徴です。設問に書くべきポイントが明示されているので、しっかりと設問を読むこと、その意図をくみ取ることが得点のコツです。長文2題は小説文と論説文で構成されますが、小説文の方が問題数が多く、特典に直結しやすいこともお忘れなく。
理科は4分野それぞれから出題されます。計算問題や記述問題も出題されますが、全体として出題分野やレベルには偏りがないので、バランスよく基礎を徹底して学習を突き詰めていくのが効率的な対策となります。問題がカラー印刷で驚くかもしれません。学校のHPで過去3年分の入試問題がダウンロードできるので、カラー印刷して使用するとより実践的です。
社会も各分野から出題されます。記述問題の量が多く、その他の問題も適語補充がほとんどで、選択肢問題の量が少ないです。解答形式になれるための過去問演習をしっかりこなすことと、特に歴史分野では年表順にできごとを暗記しておくことが重要です。理科と同様にカラー印刷なので、対策は同様に。
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