家庭教師ブログ
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2023.04.08
こんにちは。家庭教師Campライターの杉浦です。さる2月24日、日本の探査機「はやぶさ2」が持ち帰った小惑星リュウグウの試料に、様々な有機物が含まれていたとする2本の論文が掲載されました。
なんと宇宙の小惑星から持ち帰ったカプセルの中に、生命の源となるアミノ酸などの有機物が約2万種類含まれていたことを発見されたのです! また、別の研究チームは、酸にも溶けない黒色の有機物が大量に存在することを発見しました。
こうしたいろいろな有機物が、リュウグウのような小惑星から形成初期の地球にもたらされ、生命の誕生につながったという仮説があります。「生命の起源が宇宙からやってきた」、なんともロマンのあるお話ですね。
ところで、そもそも小惑星リュウグウの「小惑星」とは何か知っていますか? 地球や月など、身近な天体とはどのように違うのでしょうか。今回は小惑星を含め、様々な天体の種類と特徴を紹介します。
自ら燃え光を出している星のことです。
水素などの核融合のエネルギーにより、自分自身で輝いています。ガスでできており、夜空に見える星のほとんどが恒星になります。光の強さによって「一等星」などのランク分けがされています。太陽も恒星の一つです。
恒星の周りを周回する星のことです。自ら光は出しませんが、恒星の光に照らされることで満ち欠けして見えます。
太陽系でいうと、水星・金星・地球・火星・木星・土星・天王星・海王星があります。このうち、岩石や金属を主成分として、密度が大きい惑星を地球型惑星と呼び、水星、金星、地球、火星がこれにあたります。
水素やヘリウムなどのガスを主成分として、密度が小さい惑星を木星型惑星と呼び、木星、土星、天王星、海王星がこれにあたります。
惑星に似た、より小さい天体です。惑星ほど大きくなく、その軌道の近くに衛星でない他の天体があります。
冥王星はもともと惑星に分類されていましたが、惑星の定義から外れてしまったため準惑星に降格となりました。
惑星の周りを周回する天体です。
衛星は惑星の重力に捕捉され、その周りを公転しています。太陽系では、水星と金星以外の惑星には衛星があり、地球の月、木星のガリレオなどが衛星です。人間が宇宙に打ち上げた「人工衛星」も地球を周回しています。
いびつな形をした小さな天体です。太陽の周りを公転する全ての天体のうち、惑星、準惑星、衛星以外を太陽系小天体といいます。そのなかでもガス等を放出しないものが小惑星です。
その多くが木製と火星の間にあり、帯状の軌道で周回しています。はやぶさが着陸したイトカワや、はやぶさ2が着陸したリュウグウも小惑星です。
太陽系小天体のうち、ガス等を放出する天体です。岩や氷や塵で出来ており、ハレー彗星が有名です。
いかがだったでしょうか。
「惑星」など有名な天体以外にも、様々な種類の天体があります。特に恒星・惑星・衛星である太陽・地球・月は、学校のテストや入試で頻出です。ぜひそれぞれの特徴や動きを確認してみましょう。
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