家庭教師ブログ
家庭教師ブログ
2023.03.03
こんにちは。家庭教師campライターの槌谷です。今回は広島県の公立中高一貫校の福山市立福山中学校(以下、福山中学校)についてご紹介いたします。
1899年に私立福山女学校を創立後、1942年に広島県門田高等女学校に改称、1953年には広島県門田高等学校、そして1969年には福山市立福山高等学校として福山市に移管されたのち、2004年に中学校を併設し、福山市立福山中・高等学校となり、併設型中高一貫教育が開始されました。一般的には市立(いちりつ)、市立福山と呼ばれています。
立地・交通アクセス
〒720−0843
広島県福山市赤坂町赤坂910
JR山陽本線「備後赤坂」駅から徒歩約12分
福山中学校は校訓に共感(interaction)、知性(intelligence)、意思(intention)と定めており「i-dream 夢をみつけ はぐくみ かなえる」をキャッチフレーズとして、今後国際社会で活躍する人材、地域社会をリードする育成に取り組んでいます。校訓は新しく生まれる中高一貫校としてコミュニケーション能力の育成や国際社会に貢献できる学校として校訓が英語で制定されています。キャリア育成として海外への修学旅行や国際交流により、グローバルに活躍できるリーダー育成に力を入れている点も特徴です。
福山中学校の選抜は適性検査Ⅰ・Ⅱ及び志望理由書・調査書の資料をもとに判断されます。検査時間及び配点としては以下の通りです。
適性検査Ⅰ:45分、適性検査Ⅱ:45分
2023年度入試では適性検査Ⅰは資料等をもとに課題を発見し解決するまでの過程を表現する内容の問題が120点満点で出題されます。適性検査Ⅱでは与えられるテーマと文章から自分の考えなどを文章で表現する問題が80点満点で出題されます。
適性検査Iでは、理系及び文系分野の問題が出題されます。
理系分野では算数と理科単元から満遍なく出題されます。限られた時間の中で資料と会話文を読み取り、記述する必要があります。解答を記述する上では資料から読み取れたものを踏まえ、答えの過程を文章化することが求められます。問題文の条件に沿う形で解答しなければならないため、解答する前によく読んでおきましょう。
文系分野では理系と同様に資料を基にした問題が出題されますが、グラフや表を参考に解答する問題が多く出題される傾向にあります。資料を読み取って文章化する上では、いつ(時期・時間)何が(主語)、どのように(過程)、どのくらい(数値・割合など)どうなったのか(結果)を具体的に示せるように練習しておくことが重要です。イラストなども同じように問題文と合わせて何が解答で求められているのか、特徴を捉えられるように類題を繰り返し解く中で的確に書けるようにこちらも練習をしておきましょう。
適性検査Ⅱでは作文と社会の単元内容の問題が出題されます。
作文では筆者の主張に対して、自分の意見を書く問題になっています。文章を読み取り、どのように考え、感じたのか、書けるようにすることが求められます。作文を書いていく上では適切に書けているかどうかを確認するために、学校や塾の先生に添削してもらうようにしましょう。
また、社会単元では社会に関する出来事の記事や資料を踏まえて、要約する問題が出題されます。資料の中で強調されている部分や重要な部分が何かを短い時間の中で考え、書けるようにしなければならないため、新聞記事や社会の参考書など、自分の言葉でまとめる練習をしておくことをお勧めします。
福山中学校志望で勉強にお困りの方は、ぜひオンライン家庭教師の家庭教師campにご相談ください。オンライン家庭教師の家庭教師campでは広島県の公立中高一貫校の学校別対策授業をご用意しております。2022年入試においては都立中合格者計174名(定員に対する占有率10%)を輩出しております。
都立中対策で培った指導ノウハウを活かし、皆さんの志望校合格を徹底サポートしていきます。ぜひ家庭教師campにお問い合わせください。
難関中高大受験のための
オンラインマンツーマン指導
月額 5,940円(税込)~
入会金・管理費・解約金はありません