伊奈学園中学校対策コース

伊奈学園中学校とは

伊奈学園中学校の入学者選抜

全体の構成

第一次選考では作文Ⅰと作文Ⅱ、第二次選考では面接が実施されます。教科名が「作文」となっていますが、実際には算数・国語・理科・社会がバランス良く出題されます。作文Ⅰでは文系分野、作文Ⅱでは理系分野の記述問題が出題されます。令和3年度に大きく傾向が変わり、都立中高一貫校などの適性検査で出題されているような「分析力・記述力」をより重視するような問題が出題されるようになりました。

傾向の変化

英語-「読む・書く」力から「話す・聞く」力へ

令和3年度から英語のスペルを答える問題がなくなり、代わりにリスニングによる内容を日本語で答える問題が登場しました。配点も6点から10点に増加しました。

社会-資料を読み取り、計算する問題が登場

社会科分野の問題では例年歴史に関する問題が出題されていましたが、令和3年度の作文Ⅰでは歴史の問題は出題されませんでした。代わりに出題されたのが「資料から計算する問題」です。

「なぜその式を使うのか」を説明させる

理科分野からの出題が1問しかなかったため、算数分野の割合が若干高くなりました。令和2年度までは私立中の算数で出題されるような「特殊算」を使うものに近い問題も出題されていましたが、令和3年度は難しい計算よりも「計算の意味」が問われました。「なぜその式を使うのか」「この答えが計算の中でどのような意味を持つのか」を文章で簡潔に答えられる生徒が求められているといえます。

検査の出題傾向

作文Ⅰ

2022年度からは、作文Ⅰに英語のリスニングの出題も加わりました。社会では資料分析、国語では物語の読解が出題されることが多く、作文も出題されます。国語分野の問題には字数制限がありますが、社会分野では字数制限がなく、「適切な文章量で的確に内容を伝える力」も問われるようになってきていると言えるでしょう。一方、国語分野の作文では近年連続で「自身の未来・中学校生活」に関するテーマが出題されており、今後も対策しておくべきテーマと考えられます。

作文Ⅱ

算数分野では、単なる計算ではなく「計算の意味」を問う問題が多く出題されています。計算が早く正確にできるだけでなく、「なぜその式を使うのか」が説明できることが求められています。答えの求め方を理解することはもちろん、文章で考え方を説明できる記述力も身につけておく必要があります。

理科分野では、実験を通して身近なものの性質や現象について説明する問題が出題されます。令和3年度は理科分野の問題は1問しかありませんでしたが、実験の手順を追いながらさまざまな観点で結果を考察し、現象が起きた理由まで考えさせるものでした。普段から身のまわりの現象などに興味をもち、疑問をもって調べる姿勢を養っておくことが重要です。

伊奈学園中学校対策コースの特長

伊奈学園中学校の出題傾向に合わせた特別カリキュラム

家庭教師Campの伊奈学園中学校対策コースでは、資料を読み取る分析力や考えを過不足なく採点者に伝える記述力を徹底的に指導します。また、令和3年度に新しく加わった英語のリスニング対策や、後期のカリキュラムでは第2次選考の面接対策も指導いたします。

使用テキスト

伊奈学園中学校で問われる「分析力」「記述力」を鍛える公立中高一貫校適性検査対策オリジナル問題集＋志望校別対策教材を使用します。
使用テキストにおいては、伊奈学園中学校の実際の入試問題と類似した問題を取り扱っております。

コース概要

伊奈学園中学校対策コースの料金・時間

各教科 50分×月4回　11,880円(税込)

受講の流れ

※2教科以上での受講をご希望の場合は、家庭教師Camp事務局までお問い合わせください