家庭教師ブログ
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2026.09.18

こんにちは。家庭教師Campです。
神奈川県立平塚中等教育学校を受検するなら、どのような対策をすればよいのでしょうか。
平塚中等教育学校の入学者決定検査では、一般的な中学受験のように国語・算数・理科・社会の知識を直接問うのではなく、
資料を読み取り、情報を整理し、筋道を立てて考え、自分の考えを表現する力が求められます。
そのため、「学校の勉強ができれば大丈夫」「難しい問題をたくさん解けばよい」とは限りません。
小学校で学ぶ基礎的な知識や技能を身につけたうえで、適性検査ならではの問題形式に慣れておくことが重要です。
この記事では、神奈川県立平塚中等教育学校の特色や入試内容を紹介するとともに、
適性検査Ⅰ・Ⅱで求められる力や、受検に向けて取り組みたい具体的な対策について詳しく解説します。
神奈川県立平塚中等教育学校は、平塚市大原にある県立の中等教育学校です。
平成21年度に、県立大原高等学校の敷地に開校しました。相模原中等教育学校とともに、神奈川県で初めて設置された県立中等教育学校です。6年間を通して学ぶ中高一貫教育を行っており、前期課程が中学校相当、後期課程が高校相当となっています。
2027年度入試(令和9年度)の募集定員は160名です。検査は適性検査によって行われ、検査日は2027年2月3日(水)に予定されています。
〒254-0074
神奈川県平塚市大原1-13
主なアクセスは以下の通りです。
入試当日は公共交通機関を利用することが案内されています。
平塚中等教育学校では、「Live(生きる)~深い洞察と鋭い感性~」「Love(慈しむ)~高い志と豊かな人間性~」「Learn(学ぶ)~幅広い教養と光る知性~」という「3つのL」を教育理念として掲げています。
また、教育活動では、
という3つの力の育成を重視しています。
平塚中等教育学校の特徴的な取り組みの一つが、スチューデントメンター制度です。
これは、後期課程生が1年生の学校生活を支援する取り組みです。入学直後の前期課程生が学校生活に慣れるために、上級生が相談相手となる仕組みです。
単に学力を伸ばすだけでなく、学年を超えた活動を通して、人間性やコミュニケーション力を育てることも学校の特色といえるでしょう。
前期課程では、国語・数学・英語を基本的に毎日学習し、基礎を確実に身につけることを重視しています。
一方、後期課程は単位制となっており、特に5・6年では進路や興味・関心に応じた選択科目が増えます。
また、6年間を通じたキャリア教育にも力を入れており、職場訪問、大学訪問、課題研究、卒業研究などに取り組んでいます。
現在は22の部活動・同好会が活動しています。部活動の種類や活動状況は年度によって変わる可能性があるため、受検を考えている場合は最新の学校公式サイトを確認しておきましょう。
平塚中等教育学校では、6年間の教育を生かした探究・キャリア教育を行っています。
直近の2026年度入試では、12期生について国公立大学35名、既卒生を含めると39名の合格実績が公表されています。
大学別では、東京大学5名、東京科学大学4名、横浜国立大学4名、横浜市立大学5名、京都大学1名などが掲載されています。
大学合格実績は年度によって変動するため、「毎年○名」といった形ではなく、最新年度の実績を確認することが大切です。
平塚中等教育学校の入学者決定検査では、適性検査Ⅰと適性検査Ⅱが行われます。
2027年度(令和9年度)も、適性検査Ⅰ・Ⅱはいずれも45分で実施される予定です。
なお、以前行われていたグループ活動は、現在の入試では実施されていません。
神奈川県の県立中等教育学校では、2020年度にはグループ活動が実施されましたが、新型コロナウイルス感染症の感染防止対策を理由に実施されなくなりました。現在は適性検査と調査書による選考となっています。
神奈川県教育委員会は、県立中等教育学校の選考において、適性検査で次の3つの力を重視するとしています。
文章や資料から他者の意見・疑問を読み取り、自分の考えを相手にわかりやすく説明する力です。
資料などをもとに情報を整理・分析し、「なぜそうなるのか」「なぜそう考えるのか」を順序立てて説明する力です。
身近なことや社会的な事柄に関心を持ち、多面的に考え、これまでに身につけた知識や技能を課題解決に活用する力です。
つまり、単純に「国語」「算数」「理科」「社会」の知識を暗記しているだけでは対応しにくいのが、県立中等教育学校の適性検査です。
資料を読む → 条件を整理する → 計算・分析する → 答えを導く → 必要に応じて説明する
という一連の力を鍛えることが重要です。
適性検査Ⅰは45分で実施されます。2026年度の実際の問題は問1~問5の5問構成でした。
2026年度は、
といった題材が扱われました。
例えば、大豆の問題では資料から平均収量を計算したり、複数年のデータを比較したりする問題が出題されています。
一方、折り紙の問題では、折り方や切り方の条件を整理しながら面積を求める問題が出題されました。
このように、適性検査Ⅰでは文章や資料を正確に読み、必要な情報を取り出して、算数・理科・社会などで学んだ知識や技能を組み合わせる力が求められます。
適性検査Ⅰの対策では、まず算数の基礎的な計算力を固めることが大切です。
そのうえで、
などの問題に取り組みましょう。
特に重要なのが、問題文を読んですぐ計算を始めるのではなく、条件を整理する習慣です。
平塚中等の適性検査では、会話文や資料の中に複数の条件が示されることがあります。何を求める問題なのか、どの情報を使えばよいのかを整理してから解く練習をしておくとよいでしょう。
適性検査Ⅱも45分で実施されます。2026年度は問1~問4の4問構成でした。
2026年度の問題では、ピクトグラム、水と私たちの生活、立体、信号機などを題材にしています。
問1では資料からピクトグラムについて読み取る問題に加え、ピクトグラムやその特徴・動向について文章でまとめる問題が出題されました。
また、問2では水道料金や機器のグラフ、問3では立方体などを組み合わせた立体、問4では信号機と車の進み方が題材となっています。
このことからも、適性検査Ⅱでは資料を読み取る力、数量的に考える力、図形を捉える力、条件を整理して論理的に考える力などが幅広く求められていることがわかります。
適性検査Ⅱでは、次のような問題を重点的に練習するとよいでしょう。
また、文章で自分の考えを説明する問題にも対応できるようにしておきましょう。
重要なのは、「答えが○○になる」だけで終わらず、「なぜそう考えたのか」を説明できるようにすることです。
適性検査というと特殊な問題ばかりを想像しがちですが、土台になるのは小学校で学ぶ国語・算数・理科・社会の基礎です。
特に算数では、
などの基本事項を確実にしておきましょう。
平塚中等の適性検査では、会話文、表、グラフ、図など、複数の資料を組み合わせて考える問題が出題されています。
普段から新聞やニュースなどに触れ、グラフや統計資料を見たときに「何が読み取れるか」を考える習慣をつけるのも有効です。
適性検査では、資料を読み取ったうえで、自分の考えを文章で表現する問題も出題されています。
文章を書くときは、
「私は○○と考えます。なぜなら、△△だからです。」
というように、まず結論を示し、その後に根拠を説明する練習から始めるとよいでしょう。
慣れてきたら、「資料のどの部分を根拠にしたのか」まで具体的に書けるようにします。
平塚中等教育学校の対策では、過去問演習が重要です。
神奈川県教育委員会では、過去の県立中等教育学校の適性検査問題と解答例を公開しています。現在は2026年度、2025年度、2024年度などの問題を確認できます。
ただし、過去問をただ解くだけではなく、
という流れで取り組むと、弱点を見つけやすくなります。
神奈川県立平塚中等教育学校の入試では、適性検査Ⅰ・Ⅱを通して、単純な知識量だけではなく、資料を読み取り、情報を整理し、論理的に考え、自分の考えを表現する力が問われています。
そのため、受検対策では、
といった学習をバランスよく進めることが大切です。
なお、入試制度や検査内容は変更される可能性があります。受検年度の募集要項・受検案内については、必ず神奈川県教育委員会および平塚中等教育学校の公式サイトで最新情報を確認してください。2027年度入試については、適性検査Ⅰ・Ⅱを各45分、2027年2月3日に実施することが公表されています。
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