家庭教師ブログ
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2025.04.26
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皆さんこんにちは家庭教師Camp事務局です。
今回は「関税」について説明していきます。
最近のニュースでアメリカのトランプ大統領が「関税をもっとかける!」と発言し、世界がざわついています。
「関税」とは外国から商品を輸入する際にかかる税金のことです。
例えば中国で作ったスマートフォンをアメリカに輸入する場合、政府が「入場料」としてお金をかける仕組みです。
ではトランプ大統領はなぜわざわざ「壁」を作ろうとしているのでしょうか。
中国やメキシコは人件費が安く、アメリカ国内よりも安く商品を作ることができます。
すると、安い外国製品ばかりが売れてしまい、アメリカの工場や会社が潰れてしまう可能性があります。
安さを求めて海外に移転してしまった工場を再びアメリカ国内に戻し、働く人の仕事を増やす狙いがあります。
これはトランプ大統領の大きな支持層であるラストベルト地域に向けての政策ともとることができるでしょう。
「関税で外国製品を高くして、アメリカの製品の方が安く感じるようにする」というのがその作戦です。
中国は世界的な技術力と生産力をもつアメリカの強力なライバル国です。
トランプ大統領は中国に経済的な圧力をかけ、「これ以上影響力を持たせない」という姿勢を取っています。
トランプ大統領はビジネスマンの出身で「取引(ディール)」を得意としています。「関税をかけるぞ」ということで相手国からアメリカにとって有利な条件を引き出すのが狙いです。
トランプ大統領のスローガン「America First」には自国の利益を最優先に考えるという強い意志が込められており、関税政策もその一貫となっています。
このような関税政策は「保護貿易」という考え方に基づいています。
保護貿易とは自国の産業を守るために、外国からの輸入を制限し、国内産業を優先する経済政策です。
これに対して「自由貿易」という考え方もあります。
これは国家間で協力してモノやサービスを自由に行き来させることで、
世界全体の経済を効率よく発展させようとするものです。
例えば、日本で売っているスマートフォンには、アメリカで設計されたチップ・中国で作られた部品・韓国のディスプレイ等が使われています。
このように世界中で協力し合ってモノを作っていくのが自由貿易の良いところです。
しかしその反面、「協力しすぎると、どこか一国に問題が起きた際に世界中が困る」というリスクがあります。
新型コロナウイルス流行時にはマスクが日本で不足していたことを覚えていますか?
あの事象はリスクが顕在化した一例だといえるでしょう。
では保護貿易と自由貿易はどちらが正しいのでしょうか。
それは簡単に答えが出るものではないと思っています。
だからこそ、私たちは今、世界で何が起きているのかを知り、両方の立場を理解し、
自分なりの考えを持つことが重要なのです。
そして後編ではこの関税の話が、私たちにどう関わってくるのかを見ていきましょう。
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