家庭教師ブログ
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2025.02.09
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皆さん、今日も勉強お疲れ様です。
今日はいつも勉強を頑張っている皆さんにお小遣い1000円をお渡ししたいと思います。
美味しいごはんを食べてもいいし、お菓子を買ってもいい。
ご両親に感謝の気持ちを伝えることもできると思います。
ではここで問題です。
「皆さんが大人になった時、1000円で今やったことができるでしょうか?」
言い換えると、
「1000円で今買ったモノ・サービスは大人になった時も同じ値段でしょうか?」
少し考えてみましょう。
・・・
・・・・
・・・・・
答えは「恐らくNO」だと私は思います。
では、なぜNOなのでしょうか。今日はその点について考えていきたいと思います。
私は、皆さんが大人になる頃にはモノの値段は今より上がっていると思います。
そのため、上記の問題の解答はNOです。
モノやサービスの値段が上がることを「インフレーション」通称:インフレと言います。モノやサービスの値段が上がるということは相対的にお金の価値が下がることを意味しますね。
「インフレ」というワードを聞いたことがある人もいるかもしれません。
恐らく、聞いたことがある人はインフレにあまり良くないイメージを持っている人も多いのではないでしょうか。
この写真を見たことがある人もいると思います。
この写真は第一次世界大戦後のドイツで発生したハイパーインフレに伴って通貨の価値が大暴落し、お札が価値をなさなくなってしまった状況です。
この出来事の背景は、
「賠償金の不履行→仏がドイツの重要な工業地帯を占領→稼働停止→生活のために大量にお札が印刷される→お札の価値が急激になくなる」といったことが背景にあります。
ハイパーインフレは今日100円のものが明日になったら500円になってしまうなどの日常生活が送れなくなるほど私たちの生活に大きな影響を与えます。
実際に21世紀に入ってもハイパーインフレは時々発生しています。
以下の紙幣は100兆ジンバブエドル札です。
当時のレートでは300兆ジンバブエドル=1円でした…驚愕ですね。
さてここまで聞くとやっぱりインフレは良くない!と思う方もいるかもしれません。ではこのような場合はどうでしょうか。
この場合を考えると、需要が喚起され企業利益が上がり、従業員の給料が上がり、購買力が緩やかに上昇していくことは悪くないと思う人も多いのではないでしょうか。
事実これ以外にも企業の利益が上昇すれば、新しい商品の開発などへも投資できます。つまり裏を返せば、緩やかにインフレしている=社会が成長しているともとれるわけですね。
別の場合を考えてみましょう。
食料の原材料費や輸送費の高騰でモノの値段が上がってしまった場合は、どうでしょう。
確かにモノの価格は上がっていますが、それは原材料費や輸送費の費用をモノの値段に上乗せしているためであり、需要が増えたわけではありません。
そうなると、企業利益が上がり給料が上がるわけではないため、
購入できるモノやサービスの量が減ってしまい、実質的な所得が減って生活が苦しくなります。
ご両親やこの記事の読者の方も感じている人は多いかもしれません。
まとめるとインフレーションという現象は異なる要因によって発生する場合がある。
その要因ともたらされる影響によっては、良い場合と悪い場合がある。
ということですね。
今回私がこの記事を通してお伝えしたかったのは、日常生活という身近な場所にも様々な現象が隠されているということです。
そしてその現象について調べていくと、要因と結果によって善し悪しが判断されるということが分かったと思います。
このような物事に対して積極的な姿勢や調べて考える力は多くの都立中・都立高が求めている力でもあります。
そのため、分からないことや疑問に思うことが合ったらすぐに調べたり、考えたりする癖をつけましょう。
そしてその思考力はきっと勉強にも生かされてくるはずです。
本日も最後までブログをお読みくださいまして、ありがとうございます。
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