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【2024年度最新版】東京都立墨田川高等学校 入試問題分析

2024.07.19

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こんにちは

家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、2024年度 都立墨田川高等学校 入試問題分析についてです。

墨高を志望している方、必読です!

 

都立墨田川高等学校 2024年度入試 英語問題分析

〔大問1〕 リスニング 〔大問2〕 対話文 〔大問3〕 長文読解 〔大問4〕 長文読解
今年度も例年通り、1⃣リスニング、2⃣対話文、3⃣長文読解、4⃣長文読解の構成だった。
2⃣の対話文は吹奏楽部に所属する高校1年生の生徒2人と、アメリカからの留学生が、合奏に向けて練習をしている際の会話という、都道府県立高校では、良く見られるパターンの内容だった。
問題はいずれも内容正誤問題であり、対話文の内容把握以外では、文法的な知識は問われていない。
3⃣は600語程度のリニアモーターカーについての説明文だった。 問題はいずれも内容正誤の選択問題であり、難度は高くない。 整序作文もかなり平易といえる。

4⃣は700字程度の、留学していた高校3年生の生徒と留学先のホストファミリーとの関係についての物語文。
〔問4〕の書き換え問題のみ文法知識が必要だが、本文中から抜き出す問題のため、難度は高くない。こちらの長文読解も内容把握が出来ていれば、正解は難しくない。
〔問7〕の英作文問題も、「これまであなたが誰かの役に立った経験について」の作文のため、本文を踏まえる必要がなく、自分が書きやすい英文を書くことができる。
問題の一つ一つは難しくないが、大問が三つあるため、問題の処理速度と長文を読むスピードが求められる問題であった。

 

都立墨田川高等学校 2024年度入試 数学問題分析

 

〔大問1〕 小問集合 〔大問2〕 関数 〔大問3〕 平面図形 〔大問4〕 空間図形
大問4題・小問18問構成であり、例年と構成、問題数に変更はない。
今年度の出題も昨年度と同様であり、大問4題、小問14問であった。
大問ごとの出題傾向、構成も例年通りであった。〔大問1〕は小問集合で、小問6問。平方根の計算、連立方程式、二次方程式、文字式、データの活用、作図から出題された。
データの活用については、中学校2年生の四分位数が初めて出題された。初めて出題された四分位数の問題以外は確実に正答にしたい。
〔大問2〕の〔問1〕は二次関数上の2点を通る直線の切片を求める問題。
〔問2〕は線分の長さが最短になるときの座標を求める問題。関数をx軸に対象移動させる発想に結び付けば難しくはなかった。〔問3〕(1)は座標上の三角形の面積の問題。
(2)も同様に、面積が等しい場合の座標を求める問題。
〔大問3〕は円に関する問題。〔問1〕は孤の長さ、〔問2〕は平行線を利用して角度を求める。この2問は確実に正答したい。
〔問3〕(1)は円周角の定理を利用した2つの三角形の相似の証明問題。(2)は(1)の相似な三角形の面積比の問題。(2)は補助線を1本引き、30°60°90°の直角三角形の存在に気が付けば容易に解ける。
〔大問4〕は正四角錐に関する問題。〔問1〕は立体の切断面の三角形の面積、〔問2〕は相似比を利用して正方形の面積を求める問題。〔問3〕(1)は側面上の線分の長さ、(2)は2つの立体の体積比を求める問題。
今年度の〔大問4〕は昨年度より容易であったため、(2)の計算過程の記述問題も減点なく仕上げたい。
全体としても、昨年度よりも易化している。しかしながら、①にデータの活用の四分位数が初めて出題されたので、過去問だけでなく教科書の問題も演習する必要があった。
対策としては、本校の問題の過去問だけではなく、他の都立自校作成問題校の過去問、計算過程の記述問題に取り組み、演習量を確保する必要がある。

 

都立墨田川高等学校 2024年度入試 国語問題分析

 

〔大問1〕 漢字(読み・書き) 〔大問2〕 随筆文 〔大問3〕 論説文 〔大問4〕 現古融合文

大問の数は例年通り 4題であったが、3⃣・5⃣の問題数に変化があった。 1⃣の漢字に関して、読みは「頒布」「廉価」等の漢字検定3級までの問題が出題された。書きは漢字検定5級前後の問題で、読みに比べ、正解しやすい出題だったといえる。これらの傾向は例年と変わらなかった。

2⃣の小説文は、三浦しをん『墨のゆらめき』からの出題で、昨年度は小問数が6問であったが、今年度は語句の意味を問う問題が出題され、全7問に増加した。 それ以外は例年通り、文章内の人物の心情・描写を読み取る問題、表現方法を問う問題であった。

3⃣の論説文は、千野栄一『言語学を学ぶ』からの出題で、小問数は例年通りの6問であった。

4⃣の出典は『伊勢物語』とその解説文である渡部泰明「国語は冒険の旅だ』からで、問題数は空所補充問題がなくなり全6問になった。〔問6〕を除き記号問題が5問、〔問2〕の語句の意味を問う問題以外は、文章内容の理解を問う問題であった。

現古融合文の形式に慣れるためにも、本校の過去問だけでなく他の都立自校作成問題校の過去問にも触れておくことが望ましい。

 

【2024年度最新版】 都立隅田川高等学校 入試問題分析 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

自校作成問題は早くから練習をし、過去問や他校の難関高校の問題も含めてさまざまな問題に触れましょう。

 

高校受験コース 中三

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