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【2024年度最新版】 都立日比谷高等学校 入試問題分析

2024.05.10

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こんにちは

家庭教師Camp事務局です。

本日のブログは、2024年度 都立日比谷高等学校 入試問題分析についてです。

日比谷高校を志望している方、必読です!

 

都立日比谷高等学校 2024年度入試 英語問題分析

〔大問1〕リスニング  〔大問2〕対話文  〔大問3〕長文読解 〔大問4〕英作文

7年間変わらない問題構成、2⃣は整序英作文、内容に関する選択問題に加え、昨年度同様、30語以上の英文を自分で考えて記述する問題が出題された。

3⃣は昨年度に続き、説明文の読解が出題された。昨年度出題された図表を用いた問題は、今年度は出題されなかった。内容理解に関する選択問題が6問、「15語以上の英文」を補充する問題が1問出題された。

4⃣は「交換留学生の体験入学時に行う催し事で最もふさわしいものについて決定する部の議論の仕方」について、複数の資料をもとにより良いと考える方法を英語で書かせる問題だった。

例年と同様、 「聴く力」「読む力」だけでなく「英語で表現する力」が求められ、語彙力、読解力、表現力が総合的に試される出題であった。本校の問題を迅速に処理するためには、注釈に頼らず内容を理解する必要がある。

そのための語彙力の訓練はもちろん、1000語以上の説明文の長文問題を20分以内で読み解く練習及び易しい表現で英文を書く練習を数多く積むことが欠かせない。

日常からまとまった英文を読む習慣をつけておくことが肝要である。また。これと並行して、英文を短時問で正確に書けるよう早いうちから訓練をしていくことが必要になる。

 

都立日比谷高等学校 2024年度入試 数学問題分析

 

〔大問1〕小問集合 〔大問2〕関数 〔大問3〕平面図形 〔大問4〕立体図形

今年度の出題も昨年と同様に、大問4題、小問14問の構成で記述が3問であった。

1⃣は今年も独立小問5問で、〔問1〕は平方根の計算、〔問2〕は二次方程式の計算、〔問3〕は確率、〔問4〕は中2での学習範囲である四分位数が出題された。〔問5〕は図形の折り曲げから60度を作図する問題である。この5問は確実に正答したい。

2⃣は昨年同様、2つの放物線に関する問題であった。〔問1〕は文字を用いて三角形の面積を表す問題、〔問2〕は本校ではよく出題される2つの放物線と直線の問題、〔問3〕は平行四辺形になるときの値を求める問題である。3問とも問題文の条件を正しく理解してから立式・計算をし、確実に正答したい。

3⃣の平面図形も昨年度同様、円が出題された。〔問1〕は△CFEの内角と外角の利用、〔問2〕(1)も昨年度同様に三角形の合同の証明間題、一見簡単そうに見えるが、正確に記述するにはかなりの実力が必要である。(2)は一つの角の大きさが120度である三角形の面積を決める問題。(1)の三角形の合同の利用で求めることができる。補助線を的確に引けたかがポイントであった。

4⃣は正方形の紙に光を当てて影の形を考える問題。最近の都立高校の入試問題では見かけない問題で、解答形式も記号選択の小間もあり、時間をかけすぎて間に合わなかった受験生もいると思われる。全般的には昨年度と難度はほぼ同じであるが、記述問題に時間をかけすぎると最後の問題までたどりつかない場合があるので、日頃から問題を解くときには時間配分も意識したい。また、得点カアップのため、難関私立校の入試問題の演習も増やすことが必要である。

 

都立日比谷高等学校 2024年度入試 国語問題分析

〔大問1〕漢字〔読み〕  〔大問2〕 漢字〔書き〕  〔大問3〕 小説文  〔大問4〕論説文  〔大問5〕 現古融合文

例年通りの大問5題構成だが、課題文が小説文約 5000字、論説文約 5000字、融合文約4000字と長くなり、出題形式も漢字と作文以外に記述問題が3問となった。

1⃣の読みは平易であったが、2⃣の書きでは「会心」「ー陽来後」など書きにくいものが出題された。

3⃣の出典は河崎秋子『温む骨』。自分の陶芸に足りないものに向き合うまでの姿を、妻とのやり取りの中で表現している。〔問1〕~〔問5〕は80字以内の記述と、内容と心情を問う選択問題だが、〔問6〕では本文の表現や内容について適切なものを6択から2つ選ぶもの(完答)が出題された。全体的にやや難といえる。

4⃣の出典は大塚洋『深層学習後の科学のあり方を考える』。科学の両輪である合理性と客観性が、一見その代表に見えるAIの深層学習の導入によって再考を促されるという内容である。〔問1〕~〔問5〕は選択問題と3字の抜き出しでの文章内容の説明である。〔問6〕の作文はAI活用の可能性に関するもので「具体的な領城を挙げる」という条件が付いた。この大問は比較的平易であった。5⃣の出典は中西進『万葉のことばと四季』。5問ある小問は、副詞「およそ」の別以外は内容理解を問うものであった。短時間で正確に読み取る力が試されたと言える。

 

【2024年度最新版】 都立日比谷高等学校 入試問題分析 まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

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