家庭教師ブログ
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2024.03.08
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
今回は新設の愛知県の公立中高一貫校について紹介いたします。
愛知県ではこれまで公立中高一貫校がありませんでしたが、
愛知県教育委員会は、2022年に県立中高一貫校の第一次導入を、
明和高校、半田高校、刈谷高校、津島高校で行うことを決定しました。
これら4校は愛知県の公立高校の中でも難関～最難関校に入る高校です。
これまで、愛知県立明和高等学校附属中学校、
第２弾として愛知県立刈谷高等学校附属中学校
をご紹介してきました。
今回は第３弾としまして、愛知県立半田高等学校附属中学校をご紹介いたします。
〒475-0903
愛知県半田市出口町1-30
尾張学区
愛知県立半田高等学校の通学区域に準じて設定
通学方法
・名鉄 河和線：「住吉町」駅より徒歩約8分
・JR 武豊線：「半田」駅より徒歩約25分
2025年度は開校1年目で全生徒が自転車通学可能です。
2026年度以降は自宅から学校までの距離が1km以上の生徒が自転車通学可能です。
日課としては8：40からST（朝の会）が始まり、50分授業で月曜は7限まで、
火曜～金曜は6限までの実施となっています。
各授業の間に10分休憩があり、4限後、40分の昼食時間と15分の昼休憩があり、
休みの時間にクラスメートと話をしたり、しっかり準備を整えたりできると思います。
探求学習に必要な理数分野の基礎力や、論理的に考え伝え合う力を育成するため、
授業時間がじゅうぶん確保されています。
なお、部活動に関する情報については、８月の学校説明会で発表とのことです。
気になる制服ですが、
高校と同じ制服を使用するとのことです。
紺色のスーツやニットベスト、カーディガン、カッターシャツなど
多様なオプションから自分に合うものを選択できます。
さらに、夏はポロシャツを着ることも可能であり、
暑い夏を快適に過ごすことができると思います。
名札をつける予定はないそうです。
入学金・授業料・教科書代は無償、
制服代、給食費（給食は給食センターから配送予定）、宿泊行事積立金などは保護者負担となり、
概算は学校説明会にて発表されます。
＊半田附属中学校では、市町村立中より教材費や宿泊行事積立金の集金額が
高くなる可能性があります。
愛知県が掲げる中高一貫教育導入のねらいとして、
求めている人物像を「チェンジ・メーカー」と定めています。
「社会が加速度的に変化し続け、将来の予測が極めて難しい時代において、
様々な人と協働しながら、答えのない課題に対して
失敗を恐れずにチャレンジし、社会に変化を起こす人」
と定義されています。
中高6年間の探求学習を通じて、
答えのない課題に対して問いを立て続けることができる力、
多様性を尊重し、互いの良さを生かすことができる力、
積極的にチャレンジし、粘り強く取組むことができる力を育みます。
主体性や協働性、寛容性、探究心などを身につけていき、
多様な人との関わりの中で異なる文化や価値観、国際的な視野についても
習得していくことを目指しています。
様々なものに触れ、興味があるテーマを探っていき、
自分で課題を設定して研究し、成果発表までを中学校3年間で行います。
高校では自分の存在や生き方を活用し課題研究をしていきます。
各教科を学び、マイプロジェクトに取り組む中で、
課題設定力や表現力、論理的思考、データサイエンスなど
様々な社会に役立つ能力を見つけていけるように学習していきます。
中学校では海外提携校との交流を通じて、英語でコミュニケーションをとり
英語での基本的な発信力を身につけていきます。
高校では中学で習得したことをグローバルリーダー育成プランや探究につなげていきます。
附属中学校での学びは他の中学校の学びと比べ、
課題研究や国際理解にも力を入れていきます。
高校では新たな視点を取り入れたり、さらに学びを深めていき、
探究学習のさらなる発展を目指しながら
最終的には未来を探究的に創造する人へと育成することを目指していきます。
適性検査型の入試を行う1次選抜と、
1次選抜を合格した人への2次選抜の面接があります(2段階選抜)。
1次選抜で行われる適性検査については、他の明和高等学校附属中などと同様に、
文章を正しい順番に並び替える問題や、
表やグラフを正確に読み取る問題が出題例として公表されています。
ほかの都道府県・他校の公立中高一貫校のように、祭りなどの伝統行事、特産品といった、
校舎のある地域（地方・お国柄）性が問題内容に選ばれることがありそうです。
解答方法はすべて選択式とのことです。
2次選抜で行われる面接については、
志望理由書の内容をもとに受験者の体験を聞き取り、資質を判断するもので
1人15分程度の個人面接をします。
見られているポイントは、
チェンジ・メーカーに育つための探究心や共感力、寛容性、忍耐力です。
また探究的に学び続けようとする姿勢や志望動機等です。
令和5年度は、京都大学1名、大阪大学6名、名古屋大学30名等の合格実績があります。
いかがでしたでしょうか、入試までの勉強計画はたてられましたでしょうか。
入試まで何をすればいいか……勉強の方法がわからないなど、
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