家庭教師ブログ
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2024.02.16
こんにちは、家庭教師Campライターの瀧本です。
共通テストが終わり、
大学入試を受験するみなさんは
個別入試の日程に合わせて
最後の追い込みをかけている時期だと思います!
新高2・新高3のみなさんは、先輩の姿をよ~く見ておいてくださいね!
今日は、そんな新高2・新高3のみなさんに向けて、
大学入試の動向について、いわゆる一般選抜ではない「推薦入試」のお話をします。
😐 高1からの成績は微妙だし、指定校推薦とか無理だし~
😕 総合型推薦??よくわかんないし~
という方、こちらの記事を読んで、今から進路のことを考えてみませんか。
前回のブログで選抜方法の種類についてまとめました。
本日はより具体的に、出願要件についてお伝えいたします。
出願をする際に、大学へ提出するもの。
入試要項を見ると「全体の学習成績の状況」とあります。
字面だけ読むと「?」となってしまうのですが、
これは学校が出す3年間の全教科評定平均のことです。
こちらの評定は5点満点で表記され、A~Eの5段階のアルファベットに対応しています。
A | B | C | D | E |
5.0~4.3 | 4.2~3.5 | 3.4~2.7 | 2.6~1.9 | 1.8以下 |
総合型選抜の出願は9月、学校推薦型選抜は11月ですが、それまでの成績評価が反映されます。
では、評定はどこ以上から使えるのか?というと、
大学や学部によって考え方が異なるのですが、
一般的には国立難関大はAの4.3以上、
その他の国公立大、人気の私立大などはB3.5~4.2以上程度です。
1年次からコツコツ頑張ってきた生徒さんは学校の先生からも言われていて
その評定より上を死守する!というようなつもりでいたと思います。
また、大学・学部によっては、評定全体だけでなく、
特定の教科を履修しているか、
そしてその評定が成績の基準を満たしていることを求める場合もあります。
評定以外にも、英検やiELTS(アイエルツ)といった英語資格・検定試験のスコア、
学部内容にかかわるコンクールや退会などの実績を指定する大学もあります。
いずれにしても、出願要件として求められるのは高校3年間の学習や活動の成果です。
日々コツコツとよい成績を収め、積極的に活動してきた人ほどチャンスがある、というのがこの学校推薦型選抜・総合型選抜の特徴です。
よく2年の途中で総合型選抜でラクに大学決めたい!という相談を受けることがあるのですが、
1年次から高めの成績を全体的にキープすることを心がけていただく必要がある、
ということは何度でもお伝えしておきたいです……
😐 高校入学後すぐから大学進学について考えるのはちょっと……
と疑問に持たれる方もおられるでしょうけれども、
いろいろ頑張ってみよう!という気持ちで勉強はもちろん
部活動、生徒会活動、ボランティア活動などにいそしむことで、
受験のチャンスが広がることは確かです。
高校進学が決まったみなさん、
ぜひやる気を持って高校生活を楽しんでください!
都立高校受験をされた方はいわゆる「自己P」(自己PRカード)を書き提出されましたよね?
受験生本人が作成する出願書類ですね。
自分がなぜその大学・学部で学びたいかを原稿用紙2枚分程度の分量でまとめる書類です。
大事なのは、
①志望動機が明確に示されていること
②学部で学ぶ内容を把握していること
そしてこれら2つがしっかり説得力のある形で表現されていることが大事です。
作文が得意な生徒であっても、
第三者の目(できるかぎり進路指導ができる先生)にチェックしてもらうようにしてください。
そしてその志望理由書は面接の際に活用されます。
内容をすべて暗記し、
その中からさまざまな質問が来てもいいように準備しておく必要があります。
試験官は志望理由書と面接を通じて、受験者本人の意欲やコミュニケーション能力を見ます。
簡潔ではあっても質と量ともに十分な内容を丁寧に考えてまとめていきましょう。
また、出願したあとは、志望理由書のコピーを面接練習にも使用し、先生からのアドバイスを得ましょう。
面接対策についてはまた別の記事にてお伝えしたいと思います。
いかがでしたでしょうか。出願要件、そして書類審査に関しては、志望校の入試要項をよく読み、
入念に準備をして出願しましょう。
また、高校を合格したみなさんは、のちのちの指定校推薦や総合型選抜のことも視野に入れ、
勉強に部活に、さまざまな活動に、積極的に動くのが吉です!
一般入試に切り換えても、その頑張りは必ずや報われるはずです。
さて、このシリーズですが次回もまだまだあります。
小論文についてお伝えします。
どうぞご期待ください。
本日も最後までお読みくださいまして、ありがとうございました。
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