家庭教師ブログ
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2023.12.15
こんにちは。家庭教師Camp事務局です。
もうすぐ入試本番が近づいてきました。
入試本番が近づけば近づくほど、こういう気持ちになることはありませんか?
😥 「受験が怖い……。」
😥 「入試が不安……。」
この気持ちは受験生ならだれでも浮かぶものです。(思ったことない人は、それはそれで良いことです! でも油断はしないでくださいね。)
今回は、そういった「受験が怖いと思っている方」「入試が不安だと感じている方」に向けて、「不安や恐怖をどうとらえるか?」を考えていきます!
一番よく言われる対策は、「不安や恐怖のプレッシャーを、プラスに捉えよう」というものです。
まったく緊張感のない状態では、人間は本来のパフォーマンスを発揮することができません。心理学では「ヤーキーズ・ドットソンの法則」といい、以下のようなグラフで説明されます。
簡単にまとめれば「プレッシャーがなさ過ぎても、ありすぎてもダメ」ということです。ただ、これは課題の難易度にもよる部分があります。例えば、単純作業だとプレッシャーがそもそも小さく油断してケアレスミスをしやすいです。そのため、プレッシャーはやや大きい方が、ピリッとした気持ちで作業に取り組むことができます。
入試・受験というものはその当人にとって難しい、大きい壁であることが多いです。よって、プレッシャーは逆に軽めにしたほうが良いのです。
「受験が怖い」→「それだけ真剣に取り組んでいる証拠! 自分はちゃんとやっている」
「入試が不安」→「不安に感じない人なんていない! みんな同じだ」
という風に、ポジティブな気持ちに捉え返してみましょう。少しは気持ちが落ち着くかもしれません。
①を試してみた方、あるいは試す前にこう感じる方もいるかもしれません。
🙁 「そんなこと言ったって、やっぱり不安なものは不安だ」
😡 「結局、単なる詭弁じゃないですか」。
そう思う方は、今度は真正面から受験の不安や恐怖と戦ってみましょう。
すなわち、「どうして不安や恐怖を感じるのか、その原因を考えてみる」ということです。
例えば、以下のようなことが考えられます。
・入試の一連の書類手続きなどが不安だから勉強に手につかない。
・落ちた後の周りの反応やその後の生活が不安だ
・実は自分が思っているより勉強していないから不安だ
・周りの友達や模試の結果と比べて
・塾や学校の先生、親からプレッシャーがある
原因をはっきりさせると怖くなくなるものです。
漠然とした不安、正体の分からないものは人間にとって怖いものです。お化け・妖怪などはそうですよね。
(ジェットコースターに乗っているときとか、ライオンのような動物とかの恐怖は別物ですが。)
自分が何に不安を感じているか、はっきりさせることが大事です。
「ジャーナリング」といって、白紙やノートに、
頭に思い浮かんだことをひたすらすべて書き出す、といった方法も有効です。
ぜひ活用してみてください。
上記二つを試してみても、なお怖い気持ちがあって落ち着かない方はいるでしょう。
そういう方は、このように自分に問いかけてみてください。
「怖い・不安だと思うことは、いけないことですか?」
人間の思い込みの力はすごいもので、習ったわけでもないのに、
いつの間にか常識だと思っていることがたくさんあります。
ご家庭の教育方針、学校の先生たちの指導、友達同士の関係、ドラマで見た、アニメで見たなどなど、ついつい理屈抜きに信じていることが多いです。
「マイナスの感情を持つことは、だめなこと」というのも、一つの思い込みではないでしょうか。
どうしても腹が立つこともありますし、悲しくなることもあるはずです。
受験が怖いという気持ち、入試が不安だと思うことも、決して悪いことではなく、ごく自然なことなんです。
もちろんそれだけでは、「不安である」ということ自体は解消されないでしょう。
しかし、「『不安である』と感じることへの不安」はやわらぐのではないでしょうか。
そうすれば、上で述べた①や②の方法が心から納得して取り組んでいけると思います。
最後に、かなり根性論なやり方です。合う合わないはありますし、あまりお勧めできませんが……。
古来より「背水の陣」「火事場の馬鹿力」「窮鼠猫を嚙む」という言葉があるように、
人間は追い詰められたとき、頭のリミッターが外れるのか想像以上の力を発揮します。
あえて、怖い気持ちや不安な気持ちに「対処せず」、
自分を追い詰めることで勉強への原動力にするということもできます。
実際、定期テストなどで、一夜漬けで驚異的な得点を叩き出す方もいらっしゃいます。
入試は範囲が広いため、定期テストのようにはうまくいかないでしょうが、
例えば一日単位で、「あえて午前中休むことで、あせりで午後の勉強にエンジンをかける」といった方法も、人によっては有効です。
ただ、通常よりストレスがかかることは確かです。
心身ともに健康であることが、受験以前に人生において大事なことだと思いますので、
まずはきちんと上述の方法を試しましょう。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
今回は、受験が怖い方、入試が不安な方に向けて、どうやって克服するか方法をご紹介していきました。
①マイナスの感情をプラスに変える
②マイナスにとらえてしまう原因を探る
③怖い・不安な気持ちを受け入れる
④恐怖や不安から逃げるために頑張る
大変なこともたくさんありますが、きっと周りの方々は受験生の皆さんを応援しています。
気持ちを楽に持って、落ち着いて取り組むことが最善の道ですので、不安を取り除いて頑張っていきましょう。
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