「難関私立中に合格するには」㉕洗足学園中学高等学校　の紹介

こんにちは。家庭教師campライターの槌谷です。今回は洗足学園中学高等学校についてご紹介いたします。

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「難関私立中に合格するには」㉕洗足学園中学高等学校　◎概要

洗足学園中学校は1924年に洗足学園の創設者である前田若尾先生が自宅に私塾を創設し、その2年後に東京都目黒区洗足に移転後、洗足高等女学校が設立されました。1946年に川崎市久本に移転を開始し、1948年に洗足学園女子高等学校が開校、洗足学園幼稚園が開園します。この翌年に洗足学園小学校が開校しました。1953年には学校の増設から高校と中学校名が改称され、目黒区洗足にある学校を洗足学園第一高校・第一中学校とし、川崎市溝ノ口にある学校を第二高等学校、第二中学校と改称しました。1976年には第二高等学校・第二中学校を洗足学園大学附属高等学校・附属中学校と改称後、2002年には現在の洗足学園高等学校・中学校に改称されました。

立地・交通アクセス

〒213-8580

神奈川県川崎市高津区久本2-3-1

東急田園都市線・大井町線「溝の口駅」徒歩約8分

JR南部線「武蔵溝ノ口駅」　徒歩約8分

「難関私立中に合格するには」㉕洗足学園中学高等学校　◎特色

洗足学園中学高等学校では建学の精神に「謙愛」を掲げ、謙虚で慈愛に満ちた心を持ち、社会に奉仕貢献できる人材育成を行うための独自の指導を行なっており、深い教養や高い知性、優れた社会性、高い品格を持ったリーダー育成を目指した教育に力を入れています。

また、英語教育に力を入れており、国際化に対応する教育を25年以上前から取り組んでいます。放課後の自由選択講座や海外留学・研修制度があり、学習進捗と目的に合わせた高い英語力を身につけられる環境が整っています。

合格実績

2022年度入試において、東京大学への合格実績を大きく伸ばし、22名の合格者を輩出しています。一橋、東京工業大学への合格をはじめ、早慶上理への合格者は合計で300名強と合格実績が伸びています。

「難関私立中に合格するには」㉕洗足学園中学高等学校　◎入試対策

洗足学園中学校の選抜は学科試験の結果をもとに判断されます。一般生の試験科目はいずれの日程も4科型の試験になります。検査時間及び配点としては以下の通りです。

国語（50分・100点）、算数（50分・100点）、社会・理科（60分・各75点）

・選抜方法・内容

国語

国語の試験時間と配点は50分で100点満点です。例年、大問2題の構成となっており、読解問題のほか、漢字などの知識問題が含まれます。読解問題では説明文、物語などから1題ずつ出題されており、本文中の文字数は非常に多く、選択問題や抜き出しなどの形式以外にも記述問題があるなど、時間配分と記述対策については過去問などで練習しておくことが必要です。

算数

算数の試験時間と配点は国語と同様に50分で100点満点です。大問は5題で、初めの大問では計算問題など基礎的な問題が出題されますが、後半は問題難度が上がり、発展的な問題が出題されます。かつ記述問題も出題されるため、記述への対策として国語と同様に過去問などを使用して傾向対策をしっかりと進めておきましょう。

社会

社会の試験時間は理科と合わせて60分の75点満点です。理科と合わせての時間配分で解いていく必要があり、大問は3題構成で満遍なく出題されます。資料の読み取り問題だけでなく、その資料をもとに記述する問題があるため、読み取ったことを文章化する練習を進めておきましょう。

理科

理科の試験時間と配分は社会と同様に計60分の75点満点です。理科は大問4題構成です。単元は偏りがなく、幅広く出題されますので、基本的な知識の習得は早いうちから進めておきましょう。実験過程、観察結果など問題が頻出ですので、傾向を知ることやどのような単元の問題でも解けるように問題集や過去問で知識をしっかりと身につけておきましょう。

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