山梨県

公立高校受験対策

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現在山梨県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、山梨県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

山梨県の公立高校の入試には、前期・後期募集があります。前期募集は二月上旬に行われ、後期募集は三月上旬に行われます。すべての高校・学科・コースで実施します。
前期募集は学力検査を実施せず、調査書、面接、特色適性検査などを総合的に判断し合否を決定します。募集人員は普通科および専門教育学科(理数科、文理科、英語理数科、探究科)は募集定員の40%以内、総合学科、職業に関する学科は募集定員の50%以内となっています。出願には各高校が定める「出願資格」を満たしていなければ出願することができません。学習成績が優秀なこと、スポーツもしくは文化的な活動において優秀な実績を獲得していることが出願資格となっている場合が多いです。前期募集で合格とならなかった場合は、後期募集であらためて受験することができます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は漢字の読み書きと漢文の基礎に関する問題、大問2は生徒同士の話し合いに対する問題、大問3は随筆文の読解問題、大問4は古文読解、大問5は条件作文を含む論説文の読解が出題されました。問題文の内容は複雑ではないため基本的な読解能力があれば解くことが可能です。しかし、記述問題の問題数が多くなっており、内容も複雑になっているため問題文の内容を踏まえて自分の意見を書く練習をすることが大切です。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。ここ数年は大問1が計算の小問集合、大問2が図形などを含む小問集合、大問3が文字式の利用、大問4が1次関数とダイヤグラム、大問5が関数に関する問題、大問6が空間図形の問題が続いています。試験時間に対して問題の量が多くなっているため、問題1問1問にかける時間を短くし素早く解き進めていく処理能力が求められています。また、記述問題も多いため普段の学習から解答の理由を考えておくことで差をつけることができます。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。例年と同じく、大問1~3がリスニング、大問4が英作文を含む対話文の読解、大問5は英作文を含む長文読解が出題されました。読解は本文の単語量が多く、内容も簡単なものではないため、問題演習を通して長文に慣れておく必要があります。リスニングの配点が30点あるため、授業や、教科書のCDを用いて普段から対策を行うことが大切です。また、自由英作文の問いが設けられているため様々なテーマで英作文を書く練習を行うことが対策につながります。

理科の傾向と対策

大問8題構成です。出題は例年通り、化学、物理、生物、地学の4分野から各2題ずつでした。全体を通して、実験・観察を通した基本的な問題を根底としていたが科学的な思考力を問う問題も見られました。それに加えて、解答方式が、選択式、用語記述、文章記述など多岐にわたっていたため、普段の授業などで知識を広く身に付けることに意識を向けましょう。対策としては、教科書などで基礎的な内容をおさえ、過去問などを使って、複雑な計算や文章問題、作図問題などの演習を行うことが良いでしょう。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。ここ数年では、地理、歴史、公民、3分野総合問題の構成が多くみられます。地理分野では、地図や表を用いた問題があるため、都道府県別や国別の特徴をつかむことが出来るように演習を重ねましょう。また、歴史分野では資料の読解が、公民分野では図表に関わる問題の出題がありました。過去には「効率と公正」についての考え方を問う新しい傾向の問題が出題されたことがあり、用語の理解を徹底的に行うことが大切です。

上位校について

山梨県の公立高校入試では主に調査書や学力検査によって合否が決まりますが、その比重は高校や学科、コースによって異なります。例えば甲府南高校の理数科であれば40%~50%が調査書によって占められていて、特色適性検査が40%、残りが面接などによって採点されます。これらに対して県内でも上位の受験生を相手に競り勝つためにどのような対策をすればいいかを紹介します。

内申点対策

前述の通り、総合結果の半分近くを占めている内申点(調査書)は非常に重要なものではありますが、実は上位校の入試において内申点はそこまで差がつきません。大抵の受験生が満点に近い内申点を取っているため、当日一回勝負で振れ幅のある学力検査の方が最終的な合否に直結してきます。これは内申点対策が必要ない、重要ではないという意味ではなく、高い内申点を取ってようやく入試当日のスタートラインに立てるということですから、普段の定期テストでも決して手を抜いてはいけませんし、高い点を取って油断してもいけません。

一般入試対策

上位校を目指す場合は特に当日の学力検査は重要になります。また、山梨県の高校受験における難関校は理数科などが多いため、その学科の適正にあった生徒を多く合格させるために科目ごとに比重をつけている、いわゆる傾斜配点を実施している場合があります。理数科を目指す場合には特に理科と数学(場合により英語も)高得点をとる必要があります。かけられている傾斜と自分の現在の得意不得意を合わせて今後の勉強計画を立てましょう。

選抜方法

入試日程

山梨県の公立高校の入試には、前期・後期募集があります。前期募集は二月上旬に行われ、後期募集は三月上旬に行われます。すべての高校・学科・コースで実施します。募集人員は普通科および専門教育学科(理数科、文理科、英語理数科、探究科)は募集定員の40%以内、総合学科、職業に関する学科は募集定員の50%以内です。
2022年度入試では、前期募集は学力検査を実施せず、調査書、面接、特色適性検査などを総合的に判断し合否を決定します。募集人員は普通科および専門教育学科(理数科、文理科、英語理数科、探究科)は募集定員の40%以内、総合学科、職業に関する学科は募集定員の50%以内となっています。出願には各高校が定める「出願資格」を満たしていなければ出願することができません。学習成績が優秀なこと、スポーツもしくは文化的な活動において優秀な実績を獲得していることが出願資格となっている場合が多いです。) 前期募集で合格とならなかった場合は、後期募集であらためて受験することができます。

入試内容

前期募集では、特定教科の評定の倍率を大きくしたり、中三のみ2倍にして学年間の比率を変えたりするなど、高校・学科・コース、選抜区分により調査書の各教科の学習の記録(内申点)の取り扱いが異なります。志望する高校の場合はどうしているのかは早いうちに調べておきましょう。もし比重をかけている場合はそれに合わせて定期テストの対策などを効率よく実施できます。
後期募集では、全員に5教科の学力検査を実施し、その成績と中学3年間の成績を合わせて合否を判断します。調査書の各教科の学習の記録の評定を、5教科は2倍に、実技4教科は3倍に換算し、3学年の評定合計とした330点満点とします。調査書(内申書)の「特別活動の記録」「校外活動の記録」「その他特記事項」も60点満点で加算します。

学区域

山梨県では学区制度が廃止されているため県内全域から全ての高校に志願することができます。選択肢が多い分、自分に一番あった高校を選ぶためには相応の高校調べが必要となります。早いうちからしっかりと準備しましょう。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 甲府南高校(理数科)・吉田高校(理数科)・甲府東高校(普通科理数コース)・甲府第一高校(探究科)・甲陵高校(普通科)・甲府西高校(普通科)・甲府南高校(普通科)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 吉田高校(普通科)・市川高校(英語科)・甲府第一高校(普通科)・甲府東高校(普通科)・甲府昭和高校(普通科)・巨摩高校(普通科理数創造コース)・都留高校(普通科)・韮崎高校(普通科)などなど 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の山梨県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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