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現在山口県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、山口県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな？」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
山口県公立高校入試のうち、おもに第一次募集（一般入試）についてですが、調査書の評 定の合計値（5段階評価×9教科×3年間＝最高135点満点）と学力検査の結果（50点×国数英理社の5教科＝最高250点満点）の合計で合否判定を行います。しかし、調査書点と学力試験の割合は学校によって変動するため受験校の配分については確認しておきましょう。そのほか、高校・学科ごとに行う面接や志作文（小論文）、実技検査の結果や調査書（内申書）なども考慮されます。
ここでは主に、学力検査（一般入試）の対策について述べていきます。
大問5題構成です。大問1は小説文読解、大問2は論説文読解、大問3は古文読解、大問4はグラフなどの資料の読解を含む短文作成問題、大問5は漢字の読み書きなどの知識問題、大問6は条件作文が出題されています。
大問1、2でも文法問題が出題されており、これらの基本問題を得点源に出来るように復習をしっかりと行っておくことが大切です。作文問題に関しては、自分の考えを根拠をもって答えることができるように、時間をかけて多くの作文問題を解くことで練習をする必要がります。
大問9題構成です。大問1、2は小問集合が出題され、それ以降は、大問3は数と式に関する問題、大問4は図形問題、大問5はデータの読み取り問題、6は数に関する問題、大問7は平面図形に関する作図と証明問題、大問8は関数に問題、大問9は資料を含む長文問題と各単元からの出題がされています。
ほぼ基本問題で構成されていますが、問題数が多めに設定されているため問題を素早く正確に解く能力が求められています。そのため基礎力を習得し、十分に使えるようにすることが必要です。また、記述力も求められているため、問題演習を繰り返し行うことが対策になります。
大問6題構成です。昨年同様に、大問1はリスニング、大問2は語彙・文法問題、大問3は資料を含む対話文読、解問4は資料を含む長文読解、大問5は長文読解、大問6は英作文読解が出題されていました。
長文問題の比重が大きく、文章量や単語量が多いうえに資料も読み込まなければ正答できない問題も出題されています。そのため、日頃からスピードを意識して問題演習を行う必要があります。単語や文法は基礎的な内容が多いため教科書を用いて基礎の執着を行いましょう。
大問9題構成です。物理、化学、生物、地学の各分野からそれぞれ2題ずつの出題に加え総合問題が1題出題されました。記述問題の割合がやや多くなっており、その中でも用語記述と文章記述の出題が多くなっていました。
文章記述問題は慣れが必要であることや、実験・観察を中心にした基礎的な問題が多いことから、基礎的な知識を抑えてからの実践的な問題演習が効果的です。また、実験結果を考察する能力を向上させるため、実験についての情報をまとめて理解しておきましょう。
大問6題構成です。地理分野からは日本地理と世界地理が歴史分野からは古代～近世と近現代、公民分野からは政治・経済・国際に関する問題が出題され、3分野総合問題の出題もありました。史料の読解をし、字数内で記述する問題が多く出題されていることが特徴です。
資料の読み取りに関して、資料に関連する知識を把握したうえで読解をすることが求められておいます。地理は基本的な知識の習得と資料の読解能力をみにつけること、歴史は出来事や人物を時代区分や年代と合わせて覚えること、公民は幅広い知識を身につけておくことに重点を置いて学習を行いましょう。
3年間の9教科を5点満点で評価し、最高135点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ110後半～120以上の点数があることが望ましいです。しかし、上記でも述べたように、学校によって内申点の配分が変わるため注意しましょう。
まずは定期テストの点数や提出物をしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。
一般入試（学力検査）の対策については、実際の内申点（調査書点）との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。210点～220点近く取れれば、内申点（調査書点）が問題なければ合格圏といえます。
山口県の公立高校入試は、「推薦入学」と「第一次募集」となっています。例年では前推薦入学の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで合格通知となります。また、第一次募集の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。
よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で山口県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。
「推薦入学」は学力検査のない入試形式で、だれでも出願することができます。出願する際に、自己推薦書を書く必要があります。また、中学3年間の成績表（内申点・評定）と面接、志願理由書、作文または小論文で合否が決まります。決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで第一次募集のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点が重要という点では第一次募集も同様です。中学１年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「第一次募集」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。多くの高校では面接も実施しています。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。
県内全域からすべての高校・学科に志願することができます。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思いますが、選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。
| 対象校 | 学習内容 | |
|---|---|---|
| プランA | 徳山高校（理数科）・山口高校（理数科）・宇部高校（探究科）・下関西高校（探究科）・山口高校（普通科）・岩国高校（理数科）・下関西高校（普通科）・宇部高校（普通科）など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
| プランB | 下関南高校（普通科）・下松高校（普通科）・豊浦高校（普通科）・萩高校（探究科）・山口中央高校（普通科）・梅光学院高校（普通科特進コース）・柳井高校（普通科）・萩高校（普通科）・西京高校（普通科）など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
| プランC | 上記以外の山口県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
| 対象 | 中1～中3 |
|---|---|
| 時間 | 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。 |
| 教科 | 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。 |
| コース | オンラインマンツーマン授業 |
| 料金 | 11,880円(税込)/1教科 |
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