山形県

公立高校受験対策

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現在山形県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、山形県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

山形県公立高校入試のうち、おもに後期選抜一般入試についてですが、全員に5教科の学力検査を実施します。配点は各教科100点満点、合計500点満点です。なお傾斜配点を実施している場合や、適性検査、面接を実施する高校・学科もあるので必ず事前に確認をしておきましょう。選考は、三年次の9教科の5段階評価の45点満点の内申点と学力検査の成績をもとに算出した合計点などで決まります。調査書の評定以外の記載事項なども判定資料になります。例年、多くの高校・学科で学力検査の比率を高くする選抜が行われています。2024年度は調査書点と学力検査点の比率を3:7、4:6、5:5の中から各高校・学科が定めて実施されました。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は小説文、大問2は論説文、大問3は古文、大問4は漢字の読み書き、大問5は条件作文が出題されます。小説では、比較的受験生と年齢の近い主人公、あるいはそれと関わる大人の視点から描かれる物語が頻出です。論説文では、指定された語句を用いて、筆者の主張を60字以内でまとめる問題が出題されます。古文では、歴史的仮名遣いなど基本事項のほかに内容理解が中心です。条件作文では、会話文を通して条件に合う内容や構成をになっています。また、240字程度で資料を見てそこから読み取れることを記述する問題も出題されます。作文においては条件も細かく指定されていますので、きちんと確認して書くことを意識しましょう。全体として、一つの長い文章を読むというよりも、複数の文章・資料を比較して共通項をとらえたり、書き手・話し手の意図を考えたりすることが求められる試験といえます。

数学の傾向と対策

大問4題構成です。大問1題は計算等の小問集合、大問2は関数のグラフ・確率・文章題・作図、大問3は関数を中心とした総合問題、大問4は平面図形の証明問題等が出題されます。証明問題は、過程を正しく書けるよう日頃から練習をしておきましょう。図形問題では、平面図形を1回転させたときにできる体積を求める問題が出題されました。全体を通して、置く文字の指定があったり数式の意味を問う問題が多くなっています。思考力を試す問題にも対応できるよう、教科書や問題集の問題を繰り返し演習しましょう。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1はリスニング、大問2は語彙・文法・整序英作文、大問3は表・グラフを用いた対話文読解、大問4は長文読解、大問5は自由英作文が出題されます。読解問題が中心となるので、英文読解の練習を行っておきましょう。毎年出題形式が似ているため過去問の演習が重要になります。また、単語の穴埋めや条件英作文も出題されるので語彙力をつけ、まとまりのある文章が書けるように練習をしておきしょう。英語の長文を読む際に、段落ごとの構成と要旨について意識する練習をしましょう。パラグラフごとの主旨を捉え、英語一文でまとめてみましょう。また、タイトルなど全体の内容に合わせたものも考えてみましょう。

理科の傾向と対策

大問8題構成です。物理・化学・生物・地学の各分野から2題ずつ出題されます。全分野から均等に出題されるので、幅広く学習を行うことが大切です。基本的な内容はすべて抑えるように学習を行いましょう。とくに教科書に出てくる用語は正確に書けるようにしておきましょう。また、実験や観察を基にした出題もありますので、日々の授業には積極的に参加しておくとよいでしょう。また年度にもよりますが傾向としては化学の分野で電池とイオンや中和に関する問題が多く、生物分野では刺激と反応、動物の分類に関する出題が多くなっています。記述方式の問題が多いため、実験の考察や目的、理由を文章で表現できるよう、頻出テーマについては何回も解き直しておくと効果的です。

社会の傾向と対策

大問6題構成です。地理・歴史・公民の各分野から2題ずつ出題されています。2023年度は、一問一答形式の小問が39問、短文の記述問題が7問出題されました。苦手な分野がないよう、基礎基本を大切にした対策を行うことが大切です。また、文章や資料を読んで考える問題が多く出題される傾向にあります。記述が出来るように、文章をまとめる練習をしておくと良いでしょう。地理では地形図や表、グラフの読み取りも出題され、単なる暗記では対応できないようになっています。歴史分野では歴史全体の流れ、またそれに合わせて歴史的な資料をおさえておく必要があります。公民分野では、地理と同様苦手な分野がないよう幅広く学習をしておくことが必要です。

上位校について

山形県の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には山形東高校や長井高校などの最上位高校~新庄北高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

9教科を5点満点で評価し、最高45点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ30後半~40以上の点数があることが望ましいです。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。まずは定期テストの勉強や提出物をしっかり期限内に仕上げられるように頑張りましょう。また現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

山形県の公立高校入試は、「推薦選抜」と「一般選抜」(学力検査)となっています。例年では推薦選抜の入試日は2月上旬で実施され、1週間ほどで合格の内定をもらう形式になっています。実際の合格発表は3月中旬に行われます。また、一般選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は入試日からおよそ1週間で行われます。よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で山形県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。

入試内容

一般選抜では5教科の学力検査と内申点の二つを用いて総合的に合否判定がなされます。また、中には適性検査や面接試験を導入している学校・学科もあります。推薦入学者選抜は普通科(入学定員40名の高校(以下、小規模校))、探究科以外の学科で実施します。募集人員は理数科、総合学科、職業に関する学科、普通科(小規模校)では入学定員の30%以内(県外志願者の受入れを実施する場合は定員の50%以内とする。)、音楽科では入学定員の60%程度、体育科では入学定員の80%程度です。中学校長の推薦は不要ですが、各高校が定める出願要件を満たすことが条件となります。選考は、調査書と面接(全員)などがおもな資料となり、そのほか適性検査(体育科・芸術科)、作文・実技検査・基礎学力検査(実施校のみ)を行い、それらの結果を総合して合格者を選抜します。
一般入学者選抜は全員に5教科の学力検査を実施します。配点は各教科100点満点、合計500点満点です。なお傾斜配点を実施している場合や、適性検査、面接を実施する高校・学科もあるので必ず事前に確認をしておきましょう。選考は、三年次の9教科の5段階評価の45点満点の内申点と学力検査の成績をもとに算出した合計点などで決まります。 選考は、調査書の評定の合計と学力検査の成績をもとに算出した合計得点などで決まります。調査書の評定以外の記載事項なども判定資料になります。例年、多くの高校・学科で学力検査の比率を高くする選抜が行われています。2024年度は調査書点と学力検査点の比率を3:7、4:6、5:5の中から各高校・学科が定めて実施されました。

学区域

普通科、理数科、探究科は通学区域が決められ、東学区・北学区、南学区、西学区の3つに分かれています。専門学科と総合学科、県立高校ではありませんが東桜学館高校(併設型中高一貫校)、山形市立商業高校は通学区域の制限がなく山形県内どこからでも出願できます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 山形東高等学校 (探究科/公立)・山形南高等学校 (理数科/公立)・山形西高等学校 (普通科/公立)・酒田東高等学校 (探究科/公立)・米沢興譲館高等学校 (普通科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 新庄北高等学校 (普通科/公立)・山形市立商業高等学校 (経済科/公立)・米沢東高等学校 (普通科/公立)・東桜学館高等学校 (普通科/公立)・鶴岡北高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の山形県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

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対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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