埼玉県

公立高校受験対策

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現在埼玉県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、埼玉県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

埼玉県の入試は「入学者選抜」という入試方式を採用しています。国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、の調査書(内申書)との合計で合否が決定します。また、芸術系学科、体育科、スポーツサイエンス科、県立伊奈学園総合高等学校のスポーツ科学系および芸術系、いずれかの学科に志願する場合は実技検査を受ける必要があります。なお、これらの学科にて実技検査を実施しない場合は面接を実施することがあります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は小説文の読解問題、大問2は漢字の読み書き、大問3は論説文、大問4は古文、大問5は条件作文が出題されます。 大問2では漢字の読み書きの他、文法・熟語などの問題、新傾向の問題が出題されるため学校での日々の授業をきちんと押さえておく必要があります。記述問題では読解力や表現力を求められるため、普段から練習を重ねておくと対策になります。また、条件作文への対策として文章の内容や図表を読み解き、それに対する自分の意見をまとめる問題に慣れておくと良いでしょう。

数学の傾向と対策

大問4題構成です。ここ数年は、大問1は小問集合が16題、大問2は作図と小問、大問3は新傾向の出題の長文問題、大問4は図形問題が出題されています。作図や図形に関する証明問題や新傾向の読解が必要な長文問題が含まれることが特徴となっています。 答えを求める手順や理由などを求める問題があるため、記述量はやや多くなっています。そのため、問題を解く力だけでなく、その過程も書けるようになることが重要です。また、新傾向の問題は過去の出題を参考にして練習することが効果的です。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。例年と同じく、大問1はリスニング問題、大問2は文法問題、大問3は長文読解、大問4は会話文読解、大問5は英作文を含む長文読解が出題されます。 リスニング問題は普段の学校の授業だけでなく、教科書のCDなどを使って聞く練習を行いましょう。また、語彙・文法は教科書レベルの物が多くを占めますが、読む文章量が多いので長めの文章を時間内に最後まで読み切る力を身につけることが重要です。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。例年通り、地学、生物、化学、物理の各分野から1題ずつと、小問集合が1題出題されています。全体的に、教科書の実験・観察に関する基本的な知識を問う問題が大部分を占めていましたが、知識だけでなく、科学的思考力も求められています。そのため、日々の授業でのインプットが大切です。また、記述で答える問題が多くあり、理由や説明を聞かれるので、日頃からなぜその答えになるのかを考えながら問題を解くことで対策を行いましょう。

社会の傾向と対策

大問6題構成です。世界地理、日本地理、古代~近世の歴史、近現代史、現代社会・政治・経済・国際問題などを含む公民、3分野総合問題という構成です。 地理では、暗記だけでは対応できない雨温図や統計データなどの読み取りが出題されるので読解力を養うことが必要です。歴史では、用語と時代を結び付けて覚えて、流れをつかむことが大切です。その際に、単語だけで覚えるのではなく資料の内容も意識することが必要です。公民では、国会の制度や国連の仕組みに関する問題が頻出しています。

上位校について

学力検査得点と調査書点の換算のバランスを違えることで、異なる観点による別々の順位付けをするのが「第一次選抜」と「第二次選抜」です。 例えば浦和高校なら、定員の60%を「第一次選抜」へ、残りの40%を「第二次選抜」というふうに定員枠を振り分けています。 両選抜方式を単純に比較すると、「第一次選抜」では(学力検査:調査書)=(6:4)、「第二次選抜」では(学力検査:調査書)=(7:3)という比率です。調査書点の比重がより重い「第一次選抜」であってもその比率は学力検査が勝っていますから、浦和高校の選抜方式は『入試本番重視』と言えます。この傾向は、大宮高校や浦和第一女子高校といった難関高に見られます。

内申点対策

1~2年次の9教科の5段階評定の合計の45点満点と3年次の合計に2倍した値の90点満点の合計値の180点が満点となっています。なお特別活動等の記録や、その他の項目なども加点対象となっています。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強や提出物はもちろん、学校生活に意欲的に取り組みましょう。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点後半以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

2月上旬に入学願書を提出し、その後1週間ほどで志願先変更の手続きが行えるようになります。2月の下旬に学力検査を行い、3月上旬に入学許可候補者が発表されます。

入試内容

埼玉県の入試は2段階による学力検査に基づく入試のみとなっています。 埼玉県の入試では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。 第一段階では、定員の60~80%の生徒が合格します。そして、第二段階で残りの20~40%の生徒の合格が決まります。第一段階と第二段階では、学力検査と得点と調査書の比率が変わります。第一段階と第二段階では、前者の方が調査書の比率が高く設定されていることが大半です。また、その比率は学校ごとに異なるため、受験する学校の要項を確認する必要があります。
調査書では、中学1年生から3年生までの3年間のすべてが関わっており、早い時期から対策を行うことが必要です。ただし、中3の調査書点を2倍や3倍とする学校も多数存在します。また、学力検査では、一部の上位高校に限り、英語・数学を学校選択問題として出題する高校もあります。この学校選択問題は、応用問題が基本のため、難易度が大きく上昇します。

学区域

埼玉県の公立高校(市立高校含む)は全部で139校あり、通学区域(学区)は設けておらず、原則保護者と共に県内在住の方であれば、どの高校でも出願することができます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 大宮高等学校 (理数科/公立)・浦和高等学校 (普通科(単位制)/公立)・浦和第一女子高等学校 (普通科/公立)・春日部高等学校 (普通科/公立)・川越高等学校 (普通科(単位制)/公立)・さいたま市立浦和高等学校 (普通科/公立)・川越女子高等学校 (普通科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 浦和西高等学校 (普通科/公立)・越谷北高等学校 (普通科/公立)・所沢北高等学校 (普通科/公立)・不動岡高等学校 (普通科(単位制)/公立)・川口北高等学校 (普通科/公立)・熊谷高等学校 (普通科/公立)・松山高等学校 (理数科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の埼玉県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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