大分県

公立高校受験対策

オンライン高校受験なら、家庭教師Campにお任せください。

現在大分県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、大分県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

大分県公立高校入試のうち、主に第一次入学者選抜(一般入試)についてですが、調査書の点数、学力検査、面接(実施する高校に限る)の結果を総合的に判断します。調査書の点数は、中学1年から3年の9教科の成績の合計です。中学1年と2年は実技4科目を2倍にし、各学年65点満点です(5教科×5段階評価+実技4科目×5段階評価×2=65点満点)。中学3年は5教科を2倍にし、実技4科目を4倍にした合計130点満点です(5教科×5段階評価×2+実技4科目×5段階評価×4=130点満点)。中学1年から3年までの合計が260点満点となります。調査書の評定の合計値と学力検査の点数の比率が3:7、4:6、5:5のいずれかで多数の高校が学力検査の配分を高く設定しています。学力検査の翌日に面接を行う高校もあります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は漢字の読み書きや敬語などの国語知識の問題、大問2は小説文の読解問題、大問3は論説文の読解問題、大問4は古文の文法と読解問題、大問5は資料を用いた条件作文を含む総合問題が出題されています。 大問1で問われている国語知識は基本的なものなので確実に得点できるよう教科書の副種を行いましょう。また、記述問題では資料や問題文から読み取った内容について過不足の無い表現で条件に則って解答する練習を、過去問などを用いて行うことが大切です。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は小問集合、大問2は関数と図形の問題、大問3は確率とデータの分析の問題、大問4は関数を中心にした読解を要する総合問題、大問5は空間図形、大問6は平面図形に関する問題が出題されています。出題の内容は例年と変化が見られませんでした。 全体的に難易度は基礎・基本から標準レベルでした。基礎固めを教科書などの基本問題で行った後に問題集などで標準問題を解き、実践力を向上させるという高校が効果的です。ここ数年は長文問題や図形の証明問題の出題があるのでこれらの問題も演習を重ねて実践力の向上を目指しましょう。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1はリスニング、大問2は対話文と図表を読み取る問題、大問3は自由英作文、大問4は英作文を含む対話文読解、大問5は長文読解が出題されています。出題の内容はここ数年大きな変化がありません。 リスニング問題では絵を見て解答する問題や対話文の中で適切な返答を考える問題なども出題されるため注意が必要です。長文の図表を含む問題の対策は、過去問絵を用いた演習で行い、問題に慣れておくことが対策になります。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。例年と同じく、小問集合が1題、物理、化学、生物、地学の各分野から1題ずつ出題されています。回答方式は選択型と記述型が半分ずつあります。全体を通して基本的な内容がほとんどでしたが、実験や観察の結果から考察を行う問題も出題されており、思考力や読解力が求められています。 各分野から均等に出際されていることが多いため、苦手分野を作らないことが大切です。そのために基本事項を教科書で復習し、定着させておきましょう。また、過去問を利用し出題のクセに慣れておくことも効果的です。

社会の傾向と対策

大問5題構成です。地理、歴史、公民の3分野からそれぞれ1題ずつと総合問題が2題出出されています。 地理からは世界地理と日本地理の両方から、歴史からは中世と近現代から、公民からは政治と経済からの出題があります。 全体を通して求められているのは基本的な知識ですが、資料の考察を要する記述問題が出題されることもあり注意が必要です。基礎知識の定着と理解を徹底的に行うことで対応が可能になります。

上位校について

内申点対策

大分県の公立高校入試では、中学1年・中学2年の成績と中学3年の成績評価に違いがあります。中学1年・2年の成績は65点満点で、5教科を5段階評価、実技4教科を5段階評価し、それを2倍したもの(5教科×5段階評価+実技4教科×5段階評価×2)になります。中学3年の成績評価は130点満点で、5教科を5段階評価し、2倍したものと実技4教科を5段階評価し、4倍したもの(5教科×5段階評価×2+実技4教科×5段階評価×4)になります。中学3年の内申点がより重視されますが、中学1年・2年の内申点も重要です。中学3年になる前から、定期テスト対策をしっかり取り組む必要があります。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して8割以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、240点以上を目指すということになります。270点~280点近く取れれば、内申点(調査書点)に問題がなければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

大分県の公立高校入試は、「推薦入学者選抜」と「第一次入学者選抜」となっています。例年では推薦入学者選抜の入試日は2月上旬で実施され、翌日に内定通知がされます。また、第一次入学者選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間以内で行われます。

入試内容

「推薦入学者選抜」は学力検査のない入試形式で、だれでも出願することができます。推薦書、成績表(内申点・評定)、面接、小論文などで合否が決まります。推薦入学者選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまでも第一次入学者選抜のことも考えて受験勉強するようにしましょう。また内申点が重要という点では第一次入学者選抜も同様です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目などを頑張っておくことが大事です。 「第一次入学者選抜」は国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書、面接の合計点で合否を決定します。調査書(内申点)は中学3年の配分が多いですが、中学1年・2年の内申点も重視されます。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください

学区域

2008年度入試からしばらくは、県内全域からすべての高校・学科に志願することができます。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになると思いますが、選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 大分上野丘高校、大分舞鶴高校、中津南高校、大分西高校、大分豊府高校など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 別府鶴見丘高校、大分雄城台高校、佐伯鶴城高校、日田高校、大分鶴崎高校、別府翔青高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の大分県立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

「お申込みはこちら」から「1回単位で受講」をお選びいただき、「大分県公立高校受験対策コース」をお申し込みください。

事務局からご連絡し、Zoomにて面談を行います。学習状況に応じて、プランをご提案いたします。

ご自身で授業をご予約いただき、ご受講いただけます。


すでに会員の方は受講生マイページからご購入ください。