宮城県

公立高校受験対策

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現在宮城県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、宮城県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

宮城県公立高校入試のうち、おもに共通選抜(学力検査)についてですが、学力検査点(500点満点)と調査書点(内申点)の両方が満点により近い受験生から審査し、共通選抜の募集人数分を選抜します。学力検査点と調査書点(内申点)の比重は、7:3、6:4の学力検査重視型、5:5の均等型、4:6、3:7の調査書重視型の5つの中で各高校が募集単位ごとに決めます。体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は漢字・語彙・内容吟味、大問2は小説文、大問3は論説文、大問4は漢文、大問5は課題作文が出題されます。大問1では、話し合いの文章に対して、内容一致や発言の意図を問う選択問題が出題されました。特徴的な出題形式のため、過去問を確認しておきましょう。課題作文では、キャッチコピーを考えた上で、その理由を200字程度でまとめる問題が出題されています。こちらも珍しい出題形式のため、事前にしっかりと練習を重ね、学校の先生等に添削してもらう機会を作りましょう。

数学の傾向と対策

大問4題構成です。大問1は小問集合、大問2は平面図形・二次関数のグラフの応用・標本調査・数の性質、大問3は確率と1次関数のグラフ、平面図形、大問4は平面図形から出題されています。大問1は、計算問題に加え独立した小問が出題されます。ここを短い時間で解けるようにし、かつ確実に得点出来るよう勉強していきましょう。大問3・4では作図や図形の証明問題が必ず出題されるため、十分な対策を行いましょう。図形や関数・グラフの融合問題、図形の計量問題も得点源として確保しておくために、教科書の章末問題や市販の問題集で応用レベルまで仕上げておきましょう。中でも空間図形は難易度の高い問題にも対応できるようにしておくと差をつけられるのでおさえておきたいところです。全体的に記述量がやや多いため、大問1を確実に解き、大問2~5の解きやすい問題から取り組むとよいでしょう。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1はリスニング、大問2は語彙・文法、大問3・4は長文読解、大問5は英作文が出題されます。大問1のリスニング・英作文では短い会話を聞いて場面を捉え、最後の応答を即興で考えて英語で記述する問題が出題されました。中1~2年の学習内容で十分に対応できるレベルなので、日頃から英語を聞く習慣をつける等リスニング対策に加え、英作文対策をしておくと良いでしょう。 大問2の文法問題は空欄補充問題や並び替え問題が出題されていますが、問題レベルとしては易しいです。対策としては、教科書に掲載されている基本例文を暗唱できるようになるまで練習すると良いでしょう。
大問3と4の長文読解では約380語の長文を読むことになるため、スピードを意識して解く練習が大切です。出題形式が毎年ほぼ同じなのでその形式の解き方をおさえることが重要です。英語の長文を読む際には、段落ごとの構成と要旨について意識する練習をしましょう。パラグラフごとの主旨を捉え、英語一文でまとめてみましょう。また、タイトルなど全体の内容に合わせたものを考えてみましょう。 大問5の条件英作文では対話が成り立つように英文を書く英作文が出題されています。習った文法・表現を使って書けるようにしておくことが大事です。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。大問1が小問集合、大問2~5は物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出題されます。全分野から均等に出題されるので、幅広く学習を行うことが大切です。基本的な内容はすべて抑えるように学習を行いましょう。教科書に出てくる用語は正確に書けるようにしておきましょう。計算問題や、記述問題も出題されるので、数多くこなして練習をしておくことが大切です。また実験の目的や手順、器具の名称や結果に対する考察を一連の流れとして理解することが理科攻略の第一歩となりますので、教科書や資料集で実験に関する箇所を必ずチェックしていくようにしておきましょう。

社会の傾向と対策

大問6題構成です。選択問題が大半を占めます。「選択肢問題が多い」と聞くと解きやすいイメージを持つかもしれませんが、選択肢問題には部分点が存在せず間違いが重なると大きく点数を落としてしまうので、確実な根拠を見つけてしっかり回答することが求められます。一方、記述式の一問一答問題は5問程度と、「教科書レベルの語句知識そのものを問う」設問は少ないのが最近の傾向です。大問1以外の最終問題は表やグラフ等を見て答える説明的記述問題で、与えられた資料を基にした分析力や思考力が試されます。予備知識がなくても十分解けるレベルではありますが、一部に時事的な要素も含まれるため日頃から新聞やニュースをチェックしつつ、世の中の流れについて考えてみるといいでしょう。

上位校について

宮城県の公立高校入試は、学力検査点と調査書点(内申点)によって判定されます。基本的には仙台第一高校や仙台第二高校などの最上位高校~石巻高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

調査書点(内申点)は中1から中3までの成績が対象ですが、共通選抜と特色選抜では調査書点(内申点)の算出方法が異なります。 共通選抜は、各学年とも学力検査を実施する5教科の5段階評定の合計に、学力検査を実施しない実技4教科の5段階評定を2倍し、合計した195点満点が調査書点(内申点)です。特色選抜では、各教科、各学年の評定を、各学校が定めた換算率を用いて調査書点(内申点)を算出します。
この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。中1からの成績が評価対象になりますので、現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般選抜(学力検査)の対策については、実際の内申点との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れ、内申点に問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

宮城県の公立高校入試は、「共通選抜」と「特色選抜」となっています。例年では共通選抜の入試日は3月上旬に実施され、10日間ほどで合格発表となります。また、特色選抜の入試は共通選抜と同日か、令和6年度は3月5日に実施され、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。 

入試内容

共通選抜はおもに学力検査と調査書(内申書)で選抜を行い、特色選抜は各高校・学科などの求める生徒像に照らし合わせて選抜します。 共通選抜は、学力検査点(500点満点)と調査書点(内申点)の両方が満点により近い受験生から審査し、共通選抜の募集人数分を選抜します。学力検査点と調査書点(内申点)の比重は、7:3、6:4の学力検査重視型、5:5の均等型、4:6、3:7の調査書重視型の五つの中で各高校が募集単位ごとに決めます。体育や美術に関する学科では、実技の評価を選抜資料に加える場合があります。
特色選抜の審査対象者は、特色選抜の募集人数の120%から200%までの間で、各高校が決定します。学力検査点は各高校が募集単位ごとに決めた、0.25から2.0倍までの換算率を教科ごとにかけて算出し、調査書点(内申点)と、高校によって実施する面接・実技・作文の得点の合計をもとに、調査書(内申書)の記載事項もあわせて総合的に審査し選抜します。

学区域

平成22年度の入学者選抜から、全日制課程普通科について生徒が自らの学ぶ意欲に基づきより主体的に学校を選択できるよう通学区域を撤廃し、全県一学区になりました。しかし基本的にはご自宅から通学可能な高校をお選びになるかと思います。選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 仙台第二高等学校 (普通科/公立)・仙台第一高等学校 (普通科/公立)・宮城第一高等学校 (理数科(単位制)/公立)・仙台二華高等学校 (普通科/公立)・仙台第三高等学校 (理数科/公立)・仙台向山高等学校 (理数科/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 仙台東高等学校 (普通科/公立)・多賀城高等学校 (普通科/公立)・石巻高等学校 (普通科/公立)・仙台三桜高等学校 (普通科/公立)・古川高等学校 (普通科/公立)・白石高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の宮城県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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