京都府

公立高校受験対策

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現在京都府にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、京都府公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

京都府公立高校入試のうち、前期選抜と中期選抜についてですが、前期選抜の選考は学力検査、調査書、面接、作文または小論文、活動実績報告書、実技検査などの検査項目から組み合わせたA、B、Cの3つの選考方法から各高校が一つを採用、実施します。前期選抜の内申点は5段階評価×9教科×3年間=135点満点となっています。中期選抜は各40点×国数英理社の5教科=200点満点の学力検査と5教科の五段階評価と実技4教科の5段階評価を2倍した値の合計の195点満点の内申点と調査書の記載などの3つを総合的に判断し合否を決定します。そのほか、高校・学科ごとに行う面接や志願理由書(自己PR文)、作文(小論文)、実技検査の結果や調査書(内申書)なども考慮されます。

ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問2題構成です。大問1は古文、大問2は漢字の読み書きや、国語知識に関する問題を含む論説文が出題されています。全体を通して、記号の選択問題や本文中からの抜き出し問題がほとんどで記述問題はほとんど出題されていません。古文からは仮名遣いや動作主に関する問題から、読解や口語訳の問題も出題されており、広範囲な内容から出題されています。また、論説文の出題も多岐にわたっているため、幅広い国語知識を確実に習得することが大切になっています。読解問題に関しては、文章全体の内容を短時間でつかみ解答出来るように演習を重ねることが必要です。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。例年、大問1は小問集合、大問2は空間図形、大問3は確率、大問4は関数の応用問題、大問5は平面図形、大問6は規則性を求める思考力が必要な問題が出題されています。また、例年大問1の配点が大きいので注意が必要です。全体的に基本~標準レベルの問題が出題されているので解きやすくなっています。そのため、得点源に出来るようにミスをしないよう基礎を仕上げることが大切です。難問こそありませんが、図形問題や規則性を求める問題など思考力を必要とする問題もあるため、普段から問題を解く際にその答えが導き出されるのかを考えることが対策につながります。

英語の傾向と対策

大問5題構成です。例年、大問1は長文読解、大問2は対話文形式の対話文読解、大問3~5はリスニング問題が出題されており、問題の構成や傾向は変わっていません。読解問題が配点の大半を占めていることが特徴です。読解問題は出題の内容が毎年ほぼ同じなので、内容を理解するのに十分な語彙や文法、構文の知識を把握した後に問題演習を通して解き方を身に付けることが大切です。リスニング比較的簡単な内容であるため、失点しないように普段からリスニングの演習を行いましょう。

理科の傾向と対策

大問8題構成です。生物、地学、化学、物理の各分野からそれぞれ2題ずつ出題されています。選択問題や基本事項を問う問題の割合が大きくなっておりますが、図の読解が必要な問題や科学的思考力を要求する問題の出題も見られます。基本事項が問われている問題は、実験や観察に関する教科書の内容を把握していれば対応できる問題です。化学的思考力を求める問題に対しては問題演習が効果的で、それによって資料などの読解に必要な読解力も鍛えることが出来ます。また、解答形式が特徴的な問題もあるため過去問演習が効果的です。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。地理、歴史、公民の3分野に関わる複合的な問題が出題されています。出題形式は特殊ですが、小問1つ1つは簡単なレベルです。また、2023年度では記述問題の出題はありませんでした。全体を通して資料を読解する問題が多く出題されているため、暗記だけでなく読解力を鍛える必要があります。また、資料や問題文の読解が複雑であるため、時間がかかる場合があります。そのため過去問演習を通して問題の形式に慣れ、解き方の感覚をつかむことが大切です。

上位校について

内申点対策

報告書(内申書)には中一~中三の9教科の成績が5段階評価で評定点が記入され、選抜の資料として用いられます。前期選抜は中一~中三の9教科の評定の合計135点満点が報告書の9教科全学年の評定(内申点)です。中期選抜では実技4教科の評定を2倍し、報告書の9教科全学年の評定(内申点)の合計は195点満点となります。
 この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

選抜方法

入試日程

京都府の公立高校入試は、「前期選抜」と「中期選抜」となっています。例年では前期選抜の入試日は2月中旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、中期選抜の入試日は3月上旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間で行われます。
よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で京都府の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。

入試内容

京都府の公立高校入試は、主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。

特別選抜は、グローバル探究科、美術科、体育に関する学科など一部の専門学科と総合学科(エンパワメントスクール)で定員のすべてを募集します。全員が学力検査と、学科により実技検査または面接を実施します。
実技検査を実施する学科の選抜資料は、おもに学力検査の成績(225点満点)、調査書の評定(内申点)(225点満点)、実技検査の成績です。学力検査点:調査書の評定(内申点)の比率は、7:3、6:4、5:5、4:6、3:7などから各高校が定めた倍率のタイプを用いて算出し、学力検査の成績と調査書の評定(内申点)の合計に実技検査の成績を加えた総合点の高い順に合格者を決定します。自己申告書と調査書(内申書)の「活動/行動の記録」はボーダーゾーンの合否判定に用います。
面接を実施する学科の選抜資料は、学力検査の成績(225点満点)、調査書の評定(内申点)(225点満点)、面接の評価、自己申告書、調査書(内申書)の「活動/行動の記録」です。学力検査が一定基準に達した人の中から募集人員の50%を上限に、面接、自己申告書、調査書(内申書)の「活動/行動の記録」をもとに合否が決まり、残りは総合点で合否が決まります。
国語・数学・英語の学力検査問題は、難度別にそれぞれ2種類作成され、どの問題を実施するかは各高校が選択します。
前期選抜の募集は普通科では20~30%、普通科単位制は30~50%、普通科総合選択制は70%、普通科スポーツ総合専攻および美術・工芸専攻は100%(一部を除く)、専門学科は70~100%、総合学科は70%などで、多岐にわたります。前期選抜の選考は学力検査、調査書、面接、作文または小論文、活動実績報告書、実技検査などの検査項目から組み合わせたA、B、Cの3つの選考方法から各高校が一つを採用、実施します。前期選抜の内申点は5段階評価×9教科×3年間=135点満点となっています。中期選抜は前期選抜募集が100%の学科以外の全ての高校で実施されています。また、中期選抜では第1志望第1順位、第1志望第2順位、第2志望と、最大3つまで志願することができます。中期選抜は各40点×国数英理社の5教科=200点満点の学力検査と5教科の五段階評価と実技4教科の5段階評価を2倍した値の合計の195点満点の内申点と調査書の記載などの3つを総合的に判断し合否を決定します。

学区域

普通科は5つの通学圏があり、住んでいる地域によって志願できる高校が限られています。ただし、口丹、中丹、丹後の通学圏では、普通科の前期選抜に限り、口丹、中丹、丹後のどの通学圏からも志願できます。総合学科については府内全域から志願可能です。専門学科も原則として府内全域から志願可能ですが、一部例外があるので注意が必要です。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 京都市立堀川高等学校 (人間探究科・自然探究科/公立)・嵯峨野高等学校 (京都コスモス科自然科学系統専修/公立)・桃山高等学校 (自然科学科/公立)・福知山高等学校 (文理科学科/公立)・京都市立紫野高等学校 (アカデミア科/公立)・南陽高等学校 (サイエンスリサーチ科/公立) 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 嵯峨野高等学校 (普通科(中期試験)/公立)/城南菱創高等学校 (普通科[単位制](前期試験)/公立)/ 福知山高等学校 (普通科(前期試験)/公立)・京都市立塔南高等学校 (教育みらい科/公立)・城南菱創高等学校 (普通科[単位制](中期試験)/公立)・洛西高等学校 (普通科(前期試験)/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の京都府立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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