オンライン家庭教師が指導する
早慶受験対策コース
慶應義塾大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、慶應義塾大学環境情報学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
教科・科目 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 |
---|---|---|---|
「数学または情報」 あるいは 「外国語」 あるいは 「数学および外国語(英語)」 |
120分 | 200点 | 「数学または情報」あるいは「外国語」あるいは「数学および外国語(英語)」の三つの中から一つを選択 数学: 数学Ⅰ・数Ⅱ・ 数学A「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」・ 数B「数列」「ベクトル」 情報: 社会と情報・情報の化学 外国語:(a)(b)(c)のうち、いずれか一つを選択 (a)コミュニケーション英語基礎・コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ (b)コミュニケーション英語基礎・コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ・ドイツ語 (c)コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ・フランス語 |
小論文 | 120分 | 200点 | 発想、論理的構成、表現などの総合的能力を問う。 |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 長文読解(500~800語程度) |
第2問 | マークシート方式 | 長文読解(500~800語程度) |
第3問 | マークシート方式 | 長文読解(1000語以上) |
すべてマークシート方式で、長文読解3題で構成されています。総合政策学部と同様、第1問・第2問は空欄補充(3択)が10問、内容一致(4択)が5問出題されます。第3問は空所補充(3択)が20問、内容一致(4択)が10問出題されます。単語レベルは英検準一級~一級とかなり難しく、分からない単語は類推して読み進めることが重要です。環境問題や情報リテラシーなど高度なテーマが多いため、背景知識だけでなく、関連する英単語も合わせて覚えておくと内容理解に役立ちます。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 場合の数、確率、微分積分などが頻出 |
第2問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第5問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第6問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
数学ⅠA・ⅡBの範囲から6題出題され、すべてマークシート方式です。難易度は易~標準レベルですが、試験時間に対して問題量が多いため、先に解ける問題の見究めが重要になってきます。他学部では出題が少ない長文形式の問題や、パズルのような独創的な問題が出題されるため、過去問をさかのぼり、独自の問題に慣れておきましょう。また、一見易しい問題であっても計算力が要求される場合があるため、青チャートなど網羅系の問題集で計算力を鍛えておきましょう。総合政策学部と出題傾向が似ているため、独自問題の対策には同学部の過去問にも取り組むと効果的です。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 論述方式 | 800~1700字程度 |
毎年膨大な量の資料を読み取り、分析する問題が2~4程度出題されます。資料は、日本文・英文・図表・図版と多岐に渡り、文章だけで1万5千字を超える場合もあります。総合政策学部と比べ図や表を書くことが求められるほか、テーマに対して自主的に問題発見し解決する能力が求められる試験といえます。出題形式がかなりトリッキーですが、小論文の基本である「設問に忠実に書く」ということは変わらないため、同大学経済学部の過去問等で練習を行いましょう。
すでに会員の方は受講生マイページからご購入ください。