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早慶受験対策コース

慶應義塾大学 商学部

慶應義塾大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、慶應義塾大学商学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。

慶應義塾大学 商学部の概要

慶應義塾大学 商学部の入試概要

外国語(英語) 90分 200点 コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・
コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ
地理歴史 60分 100点 世界史B,日本史B,地理Bのうち1科目選択
A方式:数学 70分 100点 数学Ⅰ・数Ⅱ・
数学A「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」・
数B「数列」「ベクトル」
B方式:論文テスト 70分 100点 資料を与えて、論理的理解力と表現力を問う。

英語の入試問題傾向

英語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 長文読解
第2問 マークシート方式 長文読解
第3問 マークシート方式 長文読解
第4問 マークシート方式 空所補充
第5問 マークシート方式 空所補充
第6問 記述方式 内容一致
第7問 記述方式 単語変換含む長文空所補充
第8問 記述方式 単語変換含む長文空所補充

英語の出題分析

例年大問1~3は長文読解が出題されます。大問4以降は年度によって変化しますが、文法の4択問題や短文の穴埋め問題が頻出です。また、下線が書かれている語句を類推したり、要約する問題も出題されます。また、最後の2題は必ず語形変化が出題されることが最大の特徴です。語形変化の設問は、与えられた単語を文中の適切な箇所に変化させて当てはめる形式です。当てはめる単語を間違えると大きく失点するリスクがありますので、よく対策しておきましょう。

数学の入試問題傾向

数学の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート方式 小問集合
第2問 マークシート方式 微積分・確率・ベクトルが頻出
第3問 マークシート方式 第2問と同様
第4問 記述方式 第2問と同様

数学の出題分析

数ⅡBからは指数対数・微積分・数列・ベクトル、数ⅠAからは場合の数・確率が頻出です。小問集合はまんべんなく出題されるため、全範囲について共通テストレベルがすらすら解けるように演習を積みましょう。第2問~第4問は2~3分野を含む複合問題が多く出題されていますので、他大学の入試問題等で慣れておきましょう。また、時間に対し問題量が多めに設定されているため、はじめに全ての問題に目を通し、自分が解ける問題を見極める力が試されるといえます。

世界史の入試問題傾向

世界史の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述・論述方式 近現代史が頻出
第2問 マークシート・記述・論述方式 第1問と同様
第3問 マークシート・記述・論述方式 第1問と同様

世界史の出題分析

マークシート方式は空欄補充が60問前後、記述方式は語句の書き取りが10問前後、論述は20~50語の短めのものが5題前後出題されます。マークシート方式の問題は語群が50個以上あるため、選択肢に惑わされずに基本知識をしっかり固めましょう。論述は、内容は下線部の理由や語句の意味を説明する形式で、教科書レベルの設問がほとんどです。そのため、自分の知識を簡潔に説明する力をつけましょう。

日本史の入試問題傾向

日本史の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 原始~現代まで幅広く出題
第2問 マークシート・記述方式 第1問と同様
第3問 マークシート・記述方式 第1問と同様

日本史の出題分析

世界史と同様、マークシート方式の問題、記述問題、短めの論述問題で構成されています。マークシート方式は空欄補充、年代整序、正誤判定問題が出題されます。空欄補充は語群が多いため、基本知識を確実に身に付けることが重要です。記述問題では語句を答える単答問題が出題されますが、教科書で太字になっているものばかりですので、一問一答を用いた対策が効果的です。論述問題では語句説明が多いため、用語集をよく読みこんでおきましょう。

論文テストの入試問題傾向

論文テストの出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 マークシート・記述方式 語彙、空欄補充、内容説明
第2問 マークシート・記述方式・論述方式 空欄補充、内容説明

論文テストの出題分析

「論文テスト」とありますが、一般的な小論文とは違い、現代文と数学の力が問われるテストとなっています。大問2問のうち、半分は数学の関わらない現代文の問題、もう半分は数学が関わる問題が出題されています。現代文型の設問では、選択肢の多い空所補充が出題されるため、語彙力を磨いておくことが重要です。数学型の問題は、単に数学IA・ⅡBの知識を問うというよりも、計算力・数学的な発想力を問うものとなります。早めに過去問に目を通すことで、どの程度の計算力が求められるかを把握しておくとよいでしょう。

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