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早慶受験対策コース
慶應義塾大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、慶應義塾大学経済学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
教科・科目 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 |
---|---|---|---|
外国語(英語) | 100分 | 200点 | コミュニケーション英語Ⅰ・コミュニケーション英語Ⅱ・コミュニケーション英語Ⅲ・英語表現Ⅰ・英語表現Ⅱ |
A方式:数学 | 80分 | 150点 | 数学Ⅰ・数学Ⅱ・数学A・数学B 数学Ⅱ「微分・積分の考え」においては一般の多項式を扱う。 数学A「場合の数と確率」「整数の性質」「図形の性質」・ 数B「数列」「ベクトル」 |
B方式:地理歴史 | 80分 | 150点 | 世界史B,日本史Bのうち1科目選択 世界史Bは1500年以降を中心 日本史Bは1600年以降を中心 |
小論文 | 60分 | 70点 | 高校生にふさわしい知識、理解力、分析力、構想力、表現力を問う。高等学校の特定の科目と直接には関わらない。 |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 長文読解 |
第2問 | マークシート方式 | 長文読解 |
第3問 | マークシート方式 | 長文読解 |
第4問 | 記述方式 | 和文英訳 |
第5問 | 記述方式 | 自由英作文 |
前半に長文読解が3題、後半は和文英訳・自由英作文の構成となっています。読解問題のテーマは経済、情報技術、社会など多岐に渡り、語彙数は2500語前後と分量が多いことが特徴です。すべてマークシート方式ですが、内容把握を問う問題が多いため、速読を身に付けましょう。和文英訳は、短めの日常会話を英訳する形式です。それほど長くはないため、7~8分で解答したい問題です。一方、自由英作文は、読解問題をふまえて自分の意見を記述する形式のため、20分以上の時間を確保しておきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 微分積分、ベクトル、指数・対数、確率、数列が頻出 |
第2問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | 記述式 | 第1問と同様 |
第5問 | 記述式 | 第1問と同様 |
第6問 | 記述式 | 第1問と同様 |
小問集合はなく、すべて大問形式となっています。誘導があり難易度も標準~やや難レベルですが、問題量がかなり多いため、問題を取捨選択し、解ける問題を確実に解くことが重要になります。また、前半のマーク式問題で一定以上の点数を確保できないと不合格になってしまうため、基本的な問題をミスなく解けるようにしましょう。合格最低点は65%~70%で推移していますが、記述問題のことを考えると、80%~85%程度は確保しておきたいところです。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述・論述方式 | 1500年以降を中心に出題 |
第2問 | マークシート・記述・論述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート・記述・論述方式 | 第1問と同様 |
経済学部の世界史は、大問3題構成です。年代整序問題や、主要な出来事を年表の中から選ぶ問題が多いことが特徴です。単純な暗記では対応が難しいため、時代の流れを意識した学習を行いましょう。また、グラフや史料などの資料を参照して答える形式が多いため、早めに過去問に取り組み、形式に慣れておきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート・記述・論述方式 | 1600年以降を中心に出題 |
第2問 | マークシート・記述・論述方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート・記述・論述方式 | 第1問と同様 |
選択問題、史料問題、論述問題などバラエティに富んだ出題形式であることが特徴です。一方で、問われる用語は教科書レベルであり、資料も見たことがないものは出題されにくいため、基本事項の反復を徹底して行いましょう。また、各大問にまんべんなく論述問題が出題されるため、通史の勉強と合わせて早めに過去問に取り組みましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 論述方式 | 内容理解(200字程度) |
第2問 | 論述方式 | 意見論述(400字程度) |
出題範囲は経済学の他、社会学や政治学、行動経済学など多岐に渡ります。第一問では、筆者の主張を正確に読み取り、まとめる必要があります。そのため、まずは現代文の対策を行い、要約問題等に取り組むと良いでしょう。第二問では、本文の意見をを踏まえる形式か、本文の意見にとらわれずに記述する形式のどちらかが指定されています。答案を作成するにあたり、主張に一貫性があるかを必ずチェックしてもらうようにしましょう。
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