神奈川

公立高校受験対策

オンライン高校受験なら、家庭教師Campにお任せください。

現在神奈川にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、神奈川公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

神奈川県の公立高校の入試は、「共通選抜」「定通分割選抜」「共通選抜二次募集」が実施されています。 全日制・定時制の課程では、「学力検査」を実施します。また、特色検査(面接)を実施する高校もあります。 全日制の課程の学力検査では国語・数学・理科・社会・外国語(英語)の5教科を試験科目とします。(特色検査を実施する学校では3教科になる場合があります。) 定時制の課程の学力検査は国語・数学・外国語(英語)の3教科の試験科目を原則としています。通信制の課程では「作文」を実施します。なお特色検査を実施する場合もあります。特色検査は「学習意欲」や「活動意欲」などを図る機会として行われますが、評価の観点は学校ごとに異なります。面接の際に面接シートが用いられ、「なぜこの学校に入学したいのか」「中学校での教科等の学習活動に対して、どのような意欲をもって取り組んだか」「中学校での教科等以外の活動に対して、どのような意欲をもって取り組んだか」「自分自身の良いところ」などを記入し提出します。面接は個人面接で、2人以上の教員が行い、時間は1人あたり10分程度です。 選考の方法としては、「共通選抜」では全日制の過程では定員の100%を募集します。定時制の過程及び通信制の課程においては定員の80%を募集します。その後「共通選抜」にて全日制の課程及び定時制の過程にて欠員がでた場合は二次募集に応募ができます。また、「共通選抜」にて不合格になった場合には「定通分割選抜」を志願することができます。志願の際に提出する調査書では、中学校第3学年の12月末までの内容が記載され、中学校での学習の成果・活動状況や成果が記載されます。そして、3年次の「主体的に学習に取り組む態度」の評価も点数に加点されます。2年次の9教科の5段階評価の合計の45点満点と、3年次の合計値を2倍した90点満点が内申点として加点されます。そのため早めから定期考査など意識することが求められています。遅くとも中2段階での塾通いは大切です。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

 大問5題構成です。大問1は漢字と俳句の問題、大問2は小説文読解、大問3は論説文読解、大問4は古文の内容読解、大問5は対話文に関する読解が出題されます。 大問1は漢字の読み書きや慣用句などの基本知識を習得することで対策を行いましょう。大問2、3の長文読解の文量や難易度は標準的なものになっています。大問4の古文の問題は問題文がやや長めになっており、時間配分に注意が必要です。大問5の生徒同士の話し合いでは資料やグラフから情報を整理し、読解を行う能力を身につけるように対策をしましょう。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。例年大問1、2は小問集合、大問3は図形問題やデータの分析などを含む長文問題、大問4は関数とグラフの問題、大問5は確率の問題、大問6は4空間図形の問題という構成になっています。 大問1、2は基礎的な問題が出題されるため、確実に点が得点できるように教科書を中心に基礎固めを行うことが必要です。作図や記述問題は出題されず、数や式、語句などを選択する問題が大半となっていますが、ここ数年は難化傾向が続いています。

英語の傾向と対策

大問8題構成です。大問1はリスニング、大問2は語彙の穴埋め問題、大問3は文法の穴埋め問題、大問4は整序英作文問題、大問5は条件英作文問題、大問6~8は長文読解問題が出題されます。 大問2、3では基本的な内容が問われるため、学校での授業などを通して基礎事項を身につけていきましょう。大問5~8の長文読解には資料が含まれており、その数が増加傾向にあるため試験全体での単語量も増加傾向にあります。そのため、普段の学習から資料の読解が必要な問題をこなし、短時間で処理できるようにすることが必要です。

理科の傾向と対策

大問8題構成です。例年通り、物理、化学、生物、地学の各分野から大問2題ずつ出題されました。全体を通して、実験や観察を主体とした基礎問題が占める割合が大きくありましたが問題文や図に対する読解力や情報の整理の能力が問われるものもありました。 基礎問題を正確に解答するために教科書で学ぶ知識の習得を確実なものにすることが必要です。資料の読解能力を向上するためには過去問を用いて学習することが効果的です。

社会の傾向と対策

大問7題構成です。世界地理、日本地理、世界史、日本史、公民からの出題がありました。 全て選択問題でしたが、問題数の半数程度が6択、8択問題でした。 地理、公民では地図や表などの資料を様々な角度から観察し、必要な情報を知識と組み合わせて考える必要がある問題が出題されます。また、歴史の問題ではその出来事そのものだけでなく、時代背景やその後の影響についても理解しておく必要があります。

上位校について

神奈川県の公立高校入試は、調査書(内申書)、学力検査の点数、特色検査の点数によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には湘南高校や横浜翠嵐高校などの最上位高校~川和高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

内申点は、中2と中3の成績が対象です。2年生の評定の9教科の合計(45点満点)と、3年生の評定の9教科の合計に2倍をした合計(90点満点)を足した135点満点が内申点となります。また各高校の判断で3教科以内に限り、各2倍の範囲で傾斜配点をつけることができます。募集定員の9割までを、内申点、学力検査、面接の結果(特色検査実施の場合は、その点数も加算)を各高校によって定めた数値で算出して選抜します。全体から見て半数以上の高校は内申点と学力検査を同等に扱っていますが、残りは内申点を用いず、学力検査と面接の結果で合否判定を行います。この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。現在は絶対評価となっておりますので、定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点後半以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

例年、志願は1月の終わりから2月頭に行われます。志願先は1校のみです。志願変更は1回に限りできます。入学願書・面接シートなどを志願先の高校に提出します。学力検査は2月中旬に行われ、3月頭に合格発表となります。共通選抜では、全日制の過程では定員の100%、定時制及び通信制の課程では定員の80%を募集します。(ただし、県立横浜明朋高校、県立川崎高校、県立厚木清南高校、県立相模向陽館高校、横浜市立横浜総合高校及び川崎市立川崎高校の定時制の課程では、定員の100%を募集します)定通分割選抜については、定時制・通信制の過程で実施されます。こちらは定員の20%を募集します。二次募集については、入学手続き定員が募集人員に達しない(俗に、定員割れと呼ばれます)学校で行われます。 

入試内容

神奈川県の公立高校入試は、選抜機会は1回で、受験者全員が学力検査と面接を実施します。募集は各高校の学科・コースごと、出願したあと、期間中に1回の志願変更が可能です。志願の際は「入学願書」と「面接シート」を志願する高校に提出します。学力検査は、外国語(英語)・国語・数学・理科・社会の5教科を原則とし、選択問題はマークシート方式です。
*特色検査を実施する高校の場合、3〜4教科に教科数を減らしている高校もあります。 ・面接は個人面接で、2人以上の面接担当者が行います。面接時間は10分程度です。

学区域

2005年度入試からは、県立高校の学区が撤廃され、全県一学区になりました(市立高校には学区があります)。この学区撤廃によって、高校選択の自由度が大幅に拡大し、人気校には全県的に志願者が集中するようになりました。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 湘南高等学校 (普通科/公立)・横浜翠嵐高等学校 (普通科/公立)・柏陽高等学校 (普通科/公立)・厚木高等学校 (普通科/公立)・川和高等学校 (普通科/公立)・横浜緑ケ丘高等学校 (普通科/公立)・多摩高等学校 (普通科/公立)・横浜市立横浜サイエンスフロンティア高等学校 (理数科(単位制)/公立)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 希望ケ丘高等学校 (普通科/公立)・光陵高等学校 (普通科/公立)・相模原高等学校 (普通科/公立)・平塚江南高等学校 (普通科/公立)・小田原高等学校 (普通科(単位制)/公立)・神奈川総合高等学校 (普通科個性化コース(単位制)/公立)・鎌倉高等学校 (普通科/公立)・大和高等学校 (普通科/公立)・横須賀高等学校 (普通科/公立)・横浜平沼高等学校 (普通科/公立)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の神奈川県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

「お申込みはこちら」から「1回単位で受講」をお選びいただき、「神奈川県公立高校受験対策コース」をお申し込みください。

事務局からご連絡し、Zoomにて面談を行います。学習状況に応じて、プランをご提案いたします。

ご自身で授業をご予約いただき、ご受講いただけます。


すでに会員の方は受講生マイページからご購入ください。