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現在鹿児島県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、鹿児島県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな？」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。
本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。
鹿児島県公立高校入試のうち、おもに一般入学者選抜（一般入試）についてですが、主に調査書の中３の評定の合計値（5教科×10点満点＋実技4教科×100点満点＝450点満点）と、学力検査の結果（90点満点×国数英理社の5教科＝最高450点満点）を相関し、調査書（内申点）の総合所見及び指導上参考となる諸事項、面接（実施校のみ）を総合的に判断します。
ここでは主に、学力検査（一般入試）の対策について述べていきます。
大問5題構成です。大問1は漢字、大問2は論説文の読解、大問3古文の読解、大問4は小説文の読解、大問5は複数の資料を用いた条件作文が出題されています。指定字数が六十五字以内の記述問題が2題出題されているため時間配分に注意が必要です。 大問1では漢字の読み書きだけでなく、書写に関する問題の出題など多岐に渡っているので幅広い知識が必要です。基本的な内容の他にも各分野の知識を偏りなく身に付けることが大切です。読解力を身に付けるために過去問で多くの文章や資料を読み込んでおくことが対策になります。
大問5題構成です。例年通り、大問1は小問集合、大問2は対話文を含む小問集合、大問3はデータの活用に関する問題、大問4は関数と確率に関する問題、大問5は証明を含む図形に関する問題が出題されています。 大問1、2の小問集合は範囲こそ広くはありますが、基本的な内容の出題が多いので確実に得点できるように基礎の定着を堅実なものにしておきましょう。大問3以降では証明問題や解答までの道筋の記述を求められる問題があるため過去問園主を重ねて解き方を身に付けましょう。
大問4題構成です。大問1はリスニング、大問2は対話文の読解や英作文の混合問題、大問3はスピーチ文や対話文読解問題、大問4は英作文を含む長文読解が出題されています。2023年度にはグラフの選択問題が出題されており他の都道府県では見られない傾向の問題が出題されることもあります。 文法や語彙は基本的な知識の定着が行えていれば対応が可能な難易度です。しかし、ウェブサイトやイラストなどの資料から内容を読解する能力が問われており、記述問題の出題もあるため過去問演習で解法の定着を目指しましょう。
大問5題構成です。例年と同じく、小問集合が1題と，物理、化学、生物、地学の各分野からそれぞれ1題ずつ出題されています。全体を通して実験・観察に関する問題が大半を占めています。結果を考察するものや、結果から考察する問題の出題もあるため思考力も重要です。 教科書の基本事項の定着に加え、学習の際に用語の原理、原則を理解することで思考力や考察力の向上につながります。また、問題量が多いので問題集での演習を通して素早く回答する訓練を行いましょう。
大問3題構成です。例年通り、地理、歴史、公民の各分野から1題ずつの出題が続いています。教科書の内容のような基本的な内容の問題が数多く出題されているため、教科書を用いての演習が効果的です。 記述問題では使用する語句が決められている問題、書き出しが決められている問題が出題されており、対応できない単語をなくすことが必要です。そのために、幅広く学習を進める事や、一つ一つの単語に関連する知識を同時に覚えておく事が大切です。
調査書には、中学1年から中学3年までの9教科の内申点が記入されますが、一般入学者選抜の合否では、中学3年の評定のみが対象です。調査書の内申点は、5教科は2倍（5教科×5段階評価×２＝50点満点）、実技4教科は20倍に換算し（4教科×5段階評価×20倍＝400点満点）、合計は450点満点で、実技4教科の換算点が9割を占めます。
一般入試（学力検査）の対策については、実際の内申点（調査書点）との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して8割の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、360点以上を目指すということになります。400点～420点近く取れれば、内申点（調査書点）が問題なければ合格圏といえます。
例年、推薦入試が２月上旬に行われ、一週間ほどで合格発表となります。その後、３月上旬に一般選抜が行われ、こちらも一週間ほどで合格発表となります。
鹿児島県の公立高校の入試には「推薦選抜」「一般選抜」があります。
推薦入試は中学校長の推薦が必要となります。学力検査は行われず、面接・作文等の検査が行われます。専門系の学科では実技検査も実施します。内申点は中学３年のものが見られ、主要５教科（国語・数学・英語・理科・社会）は５段階評価を２倍の５０点満点、実技教科（技家・音楽・保体・美術）は５段階評価を２０倍の４００点満点の、４５０点満点です。実技教科が大きく重視されますのでこちらの教科の授業もしっかり受けておきましょう。定員は普通科で募集定員の１０％以内、専門系の学科では募集定員の３０％以内です。面接や内申点などを総合的に見て合否を判断します。
一般選抜は学力検査が２日間に分けて行われます。国語・数学・英語・理科・社会の５教科各９０点満点です。時間は各教科５０分ずつです。傾斜配点を行う学校もあります。傾斜配点を行うのは２教科以内とし、各教科配点の２倍まで、となっています。面接を実施するところもあります。内申点の換算方法は、推薦選抜と同様で主要教科５０点満点、実技教科４００点満点の計４５０点満点です。これらを総合的に判定して合否を判断します。
一般選抜での合格者が募集定員に満たない場合は二次募集が実施されます。一般選抜を受検して合格しなかった人にのみ出願資格が与えられます。
県立高校の普通科（単位制を除く）は7学区に分かれており、原則として保護者の住所のある学区内の高校に出願します。ただし、募集定員120人以下の高校と熊毛学区・大島学区の普通科は、学区外からの受験が上限なしで可能。 募集定員が120人を超える高校の普通科では、一定枠の範囲内（募集定員の5～10％）で学区外からの入学者を認めています。専門学科および総合学科は全県学区で、県内のどの高校でも受検できます。
| 対象校 | 学習内容 | |
|---|---|---|
| プランA | 鶴丸高校・甲南高校・鹿児島中央高校・鹿児島市立鹿児島玉龍高校・武岡台高校（普通科、情報科学科）・国分高校（理数科）など | 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。 |
| プランB | 鹿児島南高校（普通科、商業科）・加世田高校・川内高校（普通科）・国分高校（普通科）・伊集院高校・出水高校・松陽高校など | 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。 |
| プランC | 上記以外の鹿児島県立高校 | 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。 |
| 対象 | 中1～中3 |
|---|---|
| 時間 | 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。 |
| 教科 | 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。 |
| コース | オンラインマンツーマン授業 |
| 料金 | 11,880円(税込)/1教科 |
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