岩手県

公立高校受験対策

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現在岩手県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、岩手県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

学力検査(一般選抜)の内申点は、中1から中3までの9教科を5段階評価評定したものが対象であり、一年次は5教科の5段階評価を2倍した値と実技4教科の5段階評価を3倍した値、二年次は4倍と6倍、三年次は6倍と9倍となります。1年・2年・3年の比率は1:2:3で評価されます。 推薦選抜は内申点、志願理由書、面接のほか学科により小論文・作文・適性検査などの結果を基準にして合格が決められます。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は論説文です。35~45字程度で内容説明が出題されるため、字数制限内で必要な要素をまとめる練習をしておきましょう。大問2は、小説文と古文を1つずつ読み、内容の共通点についてまとめる問題が出題されます。形式がやや特徴的であるため、過去問から傾向をつかんでおきましょう。大問3は詩、大問4は条件作文が出題されます。詩や短歌、俳句など、色々なジャンルの読解問題に慣れておきましょう。条件作文は、資料と条件文を正しく把握した上で、自分の考えや意見をまとめる必要があります。解答に対して細かい指示がついているため、しっかりと守って記述するようにしましょう。大問5は漢字の読み書きです。漢字については、標準的な問題集を一周し、自分が覚えにくいと感じるものは繰り返し復習すると効果的です。

数学の傾向と対策

2022年度と同じく大問12題構成です。大問1~4は小問集合、大問5は作図、大問6はデータの分析、大問7は確率、大問8は連立方程式、大問9は図形の証明、大問10は1次関数、大問11は2次関数、大問12は空間図形が出題されます。出題数は多いですが、難易度は基礎的な問題が多くなっています。基本問題をいかに短時間で解き進められるかを問う試験といえます。どの範囲からもまんべんなく出題されるため、傾向の変化には対応できるよう日々の学習は怠らずに行いましょう。また、作図・証明が毎年出題されています。円周角の定理や相似の性質についてよく復習し、教科書に載っている証明は確実に書けるようにしておきましょう。

英語の傾向と対策

大問10題構成です。大問1~4はリスニング、大問5は対話文を含む文法問題、大問6は対話文による読解問題、大問7・8は長文読解、大問9は整序英作文、大問10は自由英作文が出題されます。リスニング問題の内容は標準的なもので、長文読解の問題は論説文・物語文の両方が出題されています。毎年出題される自由英作文は、基本構文や慣用表現が出題されているため練習が必要です。そのため、教科書学習を中心に、基礎的な単語や文法はしっかり固めておきましょう。また、テーマ性のある文章を多く読み、様々な形式の問題に慣れていきましょう。

理科の傾向と対策

大問6題構成です。小問集合が2題、物理・化学・生物・地学の各分野から1題ずつ出題されます。実験や観察を中心とした問題が大半を占めています。光合成・寒冷前線の通過・密度と浮力による温度変化・消化と吸収・刺激と反応は頻出です。基礎的な内容が多く、実験・観察操作・作図・図解・化学反応式等は教科書などで復習しましょう。また、過去問を多く解き、図・表・記述問題等の応用問題といった問題形式に慣れていきましょう。

社会の傾向と対策

2022年度と同じく大問8題構成です。日本地理・世界地理・歴史・公民・混合問題から構成されます。記述問題が多く、資料を丁寧に読み取り解答する必要があります。難易度は基礎~標準レベルですが、分析力・考察力を必要とする問題も出されています。とくに地理分野では、統計資料の読解が難化しているため、世界の国々や都道府県の各地域について重点的に復習しておきましょう。また政治・経済に興味を持ち、常にニュースなどで時事情報にも気を配るようにしてください。

上位校について

岩手県の公立高校入試は、主に内申点と学力検査の点数(一般選抜)によって決まりますが、推薦選抜については各高校によって内申点の換算方法が異なります。よって基本的には盛岡第一高校や盛岡中央高校などの最上位高校~一関第一高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

上位校への合格を考えるとおおよそ350点~385点以上の点数があることが望ましいです。 この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。中1~中3までの内申点が全て成績に加味されるため、現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(一般選抜)の対策については、実際の内申点との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れ、内申点が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

例年では、推薦入試が1月下旬に行われ、1週間程で合格発表となります。その後3月上旬に一般選抜が行われます。

入試内容

推薦入試は、調査書(内申書)、志願理由書、面接のほか、高校・学科(学系・コース)により小論文または作文、適性検査などの結果をもとに判定されます。(原則募集定員の10%以内で合格を決定しますが、体育系学科・学系・コース、芸術学系は50%以内)また、推薦入学者選抜の合格者に対しても一般入学者選抜の学力検査実施日に同様の学力調査が実施されます。得点が合否に影響することはありませんが、正当な理由なしに学力調査を欠席した場合は、合格を取り消される場合があります。
一般選抜では、学力検査(500点満点)と調査書(内申書)(440点満点)、一部の高校・学科等が実施する適性検査(実技等)(60点満点)などの結果をもとに総合的に判断されます。その際、「学力検査の成績」:「調査書の学習の記録(内申点)・適性検査等の評価」の比率によりA・B・Cの3つの選考が用いられます。A選考は5:5の均等型、B選考は3:7の調査書(内申書)・適性検査等重視型、C選考は7:3の学力検査重視型です。A選考は最初の選抜で必ず実施しますが、B選考、C選考の実施の有無や順序は高校によって定められています。

学区域

一般入学者選抜の普通科と理数科には8つの学区域があります。学区外からの入学者は定員の10%以内で認められていますが、普通科と理数科のくくり募集の場合は、普通科の定員10%と理数科の定員の合計数の範囲内としています。 推薦入学者選抜と、一般入学者選抜の普通科の一部の専門学系・コース、専門学科、総合学科に学区はなく県内全域の高校に出願できます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 盛岡第一高校(理数科)・盛岡第一高校(普通科)・盛岡第三高校(普通科)・花巻北高校(普通科)・盛岡第四高校(普通科)・一関第一高校(理数科)など 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 水沢高校(理数科・普通科)・盛岡北高校(普通科)・盛岡市立高校(普通科特別進学コース)・釜石高校(理数科・普通科)・黒沢尻北高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の岩手県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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