茨城県

公立高校受験対策

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現在茨城県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、茨城県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

茨城県の入試は特色選抜と学力検査に基づく一般選抜となっています。 特色選抜では、一部の高校によって実施され、普通科では定員の3~30%、他の学科では5~50%の入学者を決定します。文化・芸術・体育、奉仕活動および生徒会活動などの分野で優れた資質または実績がある人が出願の資格を持っています。多くの高校で学力検査、内申書、面接を実施し、一部の高校で作文や実技検査も実施されます。これらを選抜資料とし総合的に判定します。一般選抜では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし,調査書との合計点で合否を決定します。調査書では1年生からの成績も対象となるので,早い時期から対策を行うことが大切です。学力検査と調査書点(内申点)の比重は、2:8~8:2の間で各高校での違いがあります。
合否判定は2段階(A群・B群)になっています。A群では学力検査の得点が募集人員(特色選抜枠の合格者数を引いた数)の上位80%以内かつ内申点の評定合計が募集人員(特色選抜枠の合格者数を引いた数)の受験者の中に入っている場合に原則合格になります。B群では学力検査重視と内申書重視の2つの方法で合否判定が行われます。茨城県公立高校入試のうち、一般選抜の仕組みとして、入試当日の学力検査点と内申点、また高校によって面接や実技検査の結果を合計し、合否の判定を行います。 まず学科試験の点数は、1科目100点満点×5教科(国語・数学・社会・理科・英語) の500点満点。内申点は中1から中3までの成績を9教科の5段階評定で合計した135点満点です。特に内申点については中1からの成績も含まれるため、中学入学の段階から内申点を取るために学校の提出物、課題は期限までに抜けなく行い、 テストでも高得点を維持できるように頑張っておく必要があります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問4問構成です。大問1は小説、大問2は古文、大問3は論説文、大問4は漢字等の知識問題が出題されます。知識問題では、漢字の読み書きのほか、書き順や画数、熟語の種類や古典知識も出題されます。文章読解では記述問題が出題されますが、抜き出しが中心のため、ここは確実に正答できるようにしましょう。大問3では、グループでの会話文と資料をもとに、話しの流れを読み取る問題も出題されます。基礎的で解きやすい問題が多いですが、他の都道府県の問題よりも知識が細かく問われることがあります。また正確に文章を読む力が求められるため、読解力を鍛えておきましょう。

数学の傾向と対策

大問6題構成です。大問1・2は小問集合、大問3は確率、大問4は平面図形、大問5は関数、大問6は空間図形が出題されます。大問1は計算問題のみのため、はじめに取り掛かるとよいでしょう。大問3~6は、問題文がやや長く、条件を整理することが求められます。文章問題の考え方や関数、関数を応用しての問題、統計は頻出のため、過去問を確認し独特な形式に慣れておきましょう。また、2023年度は図形の証明問題が穴埋め形式で出題されました。問題文の誘導にのって解くことが求められるため、普段から誘導のついている問題に多く取り組むとよいでしょう。

英語の傾向と対策

大問6題構成です。大問1はリスニング、大問2は語彙・文法、大問3~5は読解、大問6は英作文が出題されます。リスニングの配点は30点と高く設定されているため、普段から学校の授業以外でも教科書のCDなどを使って聞く練習を行うと良いでしょう。文法問題はまとまって出題される特徴があります。長文問題は文法・語句・内容理解など様々な角度から出題されます。また、条件英作文も出題されるので、まとまりのある文章を書く練習をしておきしょう。 文法問題では基本的な文法知識だけでは対応が難しい傾向が見られます。記述問題も増加しています。問題内容に沿った英作文だけでなく、自分の経験を踏まえた話題や意見が書けるように練習しておきましょう。会話文や長文読解の対策として、会話文くらいの短い文を読み、解き進めていくうちに難易度の高い長文問題に切り替えていくとよいでしょう。英作文は学校の先生などに必ず添削してもらい、書く力をつけておきましょう。

理科の傾向と対策

大問6題構成です。大問1は小問集合、大問2~5は物理・化学・生物・地学の各分野から1題、大問6は生物・地学の複合問題が出題されます。用語や公式など基本的な内容は、反復演習で徹底的に押さえておきましょう。計算問題や、記述問題も出題されるので、資料やグラフの読み取りと論理的に解答を記述できるような練習も数多くこなしておくことが大切です。また、実験や観察を基にした出題が多いので、日々の授業には積極的に参加しておくと良いでしょう。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。小問30問のうち語句記入が5問あり、他はすべて選択問題となっています。大問1~3は地理・歴史・公民の各分野から1題、大問4は総合問題が出題されます。苦手な分野がないよう、基礎基本を大切にした対策を行うことが大切です。問題文が長かったり、図表、グラフも多い傾向もあり、読解や資料を正しく理解し表現できるようにしておくことが必須です。単なる暗記では対応できないようになっています。歴史分野ではテーマごとに出題されることが多く、歴史全体の流れと特色を合わせておさえておく必要があります。資料も合わせて確認しておきましょう。公民文化では、経済の仕組みや日本経済の国際化の現状を把握しておきましょう。

上位校について

茨城県の公立入試は主に調査書点(内申点)と学力検査の点数(一般入試)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には水戸第一高校や土浦第一高校などの最上位高校~下妻第一高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

9教科を5点満点で評価し、各学年で最高45点満点となります。中1から中3の3年分全てが対象となりますので合計135点が内申点として評価されます。調査書点(内申点)についても点数が高いに越したことはありません。上位校への合格を考えるとおおよそ各学年平均40以上、120点以上の内申点があることが望ましいです。学力検査と調査書点の比重は、この点についてはお通いの公立中学校などでもお話があるかと思います。定期テストの点数や提出物をまずはしっかり頑張りましょう。現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の調査書点(内申点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して80点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、400点以上を目指すということになります。450点~470点近く取れれば、調査書点(内申点)に問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

茨城県の公立高校入試は、「一般入学」と「特色選抜」となっています。共に入試日は2月下旬で実施され、二週間ほどで合格発表となります。よって、基本的には他県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で茨城県の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。

入試内容

「特色選抜」は面接や作文・小論文、実技などで実施する入試形式です。合否は、中学3年間の成績表(内申点→各学年9科×5×3学年=135点満点)と、面接、作文または小論文で決まります。一般的に推薦入試と呼ばれるものになります。特色選抜は決して必ず合格できるといえるようなものではありませんので、あくまで一般選抜のことも考えて受験勉強をするようにしましょう。また、内申点は、合格要素としては一般選抜よりもとても重要です。中学1年生・中学2年生のうちからしっかりと定期テストの点数をとり、提出物や学校での態度、実技科目など頑張っておくことが大事です。
「一般入学」では、国語・数学・英語・社会・理科の5教科を試験科目とし、調査書との合計点で合否を決定します。調査書は中学3年間分が合否判定に使われるので、中1から定期テストは力を入れて取り組む必要があります。科目ごとの対策については上述しておりますので、そちらもご覧ください。

学区域

県内の高校・学科に志願することができます。また県境隣接地域については隣県公立高校の受験も可能です。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思いますが、選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 土浦第一高校(普通科)・水戸第一高校(普通科)・竹園高校(普通科)・竹園高校(国際科)・竜ヶ崎第一高校(普通科)・土浦第二高校(普通科)・日立第一高校(普通科・サイエンス科) 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 下館第一高校(普通科)・日立北高校(普通科)・藤代高校(普通科)・水戸第三高校(普通科)・牛久高校(普通科)・太田第一高校(普通科)・古河第三高校(普通科)・土浦第三高校(普通科)・鉾田第一高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の茨城県公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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