法政大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、法政大学GIS(グローバル教養学部)学部の出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
方式 | 教科・科目 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 |
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英語外部試験利用 | 国語・数学 | 60分 | 100点 | 「国語総合」、「数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B」の2科目から1科目から選択 ※国語は古文・漢文の独立問題は出題しない。 ※数学Bは「数列」「ベクトル」を出題範囲とする |
英語 | – | 150点 | 英語外部試験のスコアを得点に換算する。 | |
A方式 | 英語 | – | 200点 | 英語外部試験のスコアを得点に換算する。 |
国語 | 60分 | 100点 | 「国語総合」 ※古文を出題範囲に含み、漢文の独立問題は出題しない |
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選択科目 | 60分 | 100点 | 「世界史B」「日本史B」「地理B」「政治・経済」「数学Ⅰ・Ⅱ、数学A・B」の5科目から1科目選択 ※数学Bは「数列」「ベクトル」を出題範囲とする |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式・記述式 | 評論文 |
第2問 | マークシート方式・記述式 | 評論文 |
第3問 | マークシート方式・記述式 | 古文 |
大問3題構成で、論説文が2題、古文が1題出題されます。論説文を解く際に要旨に触れることが大切です。筆者の主張や話の主題を把握しながら、文章を読み進めましょう。難易度は標準レベルですので、点数を落とさないように過去問や演習問題などを繰り返し練習し基礎レベルからしっかりと土台を組むようにしましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述式 | 数と式 |
第2問 | 記述式 | 確率 |
第3問 | 記述式 | 微分法 |
記述式の大問3題構成になっています。一部難易度の高い問題はあるものの比較的標準レベルの問題が出題されます。教科書や問題集に繰り返し取り組むことで、公式や定理の使い方をきちんと身につけましょう。また、全問記述式のため、答案作成能力が問われます。普段から整理された答案作成も行えるよう意識して問題を解いていきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
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第1問 | マークシート方式 | 近現代史が頻出 |
第2問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第3問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
第4問 | マークシート方式 | 第1問と同様 |
マークシート・論述の混在した大問3題構成になっています。問題のレベルは標準レベル~やや難で、まずは教科書の内容を確実におさえましょう。人物や地域、王朝などから空欄補充問題や正誤問題などが頻出で、正確な知識を要求されます。そのため地図帳や資料集も併用して勉強しましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式・記述式 | 中世 |
第2問 | マークシート方式・記述式 | 中世 |
第3問 | マークシート方式・記述式 | 近世 |
第4問 | 近現代~現代 | 第1問と同様 |
マークシート・論述の混在した大問4題構成になっています。問題のレベルは標準レベル~やや難で、まずは教科書の内容を確実におさえましょう。古代から近代、現代までの幅広い分野から出題されます。また、80字ほどの論述問題が出題されることがあります。そのため、単語や語句のみの学習だけではなく、日本史全体の流れを理解しながら勉強を進めましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式・記述式 | 地形と災害 |
第2問 | マークシート方式・記述式 | 統計問題 |
第3問 | マークシート方式・記述式 | 大問2と同様 |
マークシート・論述の混在した大問3題構成になっています。問題のレベルはやや難しく、空欄補充問題や正誤問題などの知識系の問題が非常に多く出題されます。そのため、教科書の内容だけでなく、演習問題や過去問を繰り返し勉強し、対策しておきましょう。また、統計問題なども出題されますので、図や表の読み取りになれておきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | マークシート方式 | 政治 |
第2問 | マークシート方式 | 経済 |
第3問 | マークシート方式 | 経済 |
第4問 | マークシート方式 | 経済 |
大問4題で構成されていて、出題難易度は標準レベルとなっています。形式は語句問題、正誤問題、計算やグラフ問題などで、中でも正誤問題がやや多めとなっています。憲法や地域紛争に関する問題は頻出で、これらに関する知識を確実に養っていきましょう。統計情報や計算問題は、GDP計算や比較生産費説などの基礎問題から、農業就業人口の割合や食料自給率などの応用問題も見られるため、資料集などを用いて正確な知識を身につけましょう。
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