北海道

公立高校受験対策

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現在北海道にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、北海道公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

例年では、推薦・連携型入試が2月中旬に行われ、1~2週間ほどで合格者発表となります。その後3月上旬に一般選抜が行われます。国語・数学・英語・社会・理科の5科目を試験教科としています。選抜方法については、2024年度は一般入試、推薦入試ともに恵庭南の体育学科のみ実技試験があり、その他は学科試験となっています。この選抜において、志願者数が募集定員に達しない、いわゆる「定員割れ」があった学科などでは、二次選抜が行われる場合があります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

 国語知識と話し合いの問題、論説文、古文、資料の読み取りの4題構成です。漢字の読み書きや語意は、基礎知識のため確実に得点できるようにしましょう。随筆や論説文が出題される現代文の読解問題は、説明的文章・文学的文章のどちらが出題されても問題がないようにすること、また記述問題の配点が大きいため、字数制限内でまとめる練習をしておきましょう。古文は、基本文法の理解や前後の文を意識して読解する練習をし、また作文では本番を想定して時間を測って書き、それを先生などに見てもらうなどの勉強をしておくことが大切です。資料の読み取りでは、資料中の文を字数制限内で書き直すなど、新傾向の問題も出題されています。資料やデータを用いて、条件作文の練習を行いましょう。

数学の傾向と対策

大問5題構成です。大問1では基礎的な計算能力が求められます。学校の授業や教材をしっかりと理解し、小問群では出来るだけ短い時間で解けるようにし、かつ確実に得点出来るよう勉強していきましょう。大問2~5は、数の性質、関数とグラフ、平面図形、データの分析などが出題されます。作図や図形の証明問題が必ず出題されるため、十分な対策を行いましょう。図形や関数・グラフの融合問題、図形の計量問題も得点源として確保しておくために、教科書の章末問題や市販の問題集で応用レベルまで仕上げておきましょう。中でも空間図形は難易度の高い問題にも対応できるようにしておくと差をつけられるのでおさえておきたいところです。全体的に記述量がやや多いため、大問1を確実に解き、大問2~5の解きやすい問題から取り組むとよいでしょう。

英語の傾向と対策

大問3題構成です。大問1はリスニングが出題されます。事前にCDなどで英語に触れる機会をつくり、耳を慣らしておくと良いでしょう。大問2は基本的な語彙・文法・英作文の混合問題です。難易度は標準的ですが、記述問題があるため形式に慣れておきましょう。大問3は対話文を含む読解問題です。素早く読めるようにする必要があるため、英文構造の理解に努めておきましょう。大問4は英作文が出題されます。資料を読み取り、日本文で書かれた条件に応じて英文を記述する形式です。大問2の英作文と比べ、語彙・文法知識・文構造の知識が求められるため、学校の先生などに添削を繰り返し行ってもらいながら実力をつけていきましょう。

理科の傾向と対策

大問5題構成です。大問1は小問集合、大問2~5は物理・化学・生物・地学の分野から各1題ずつ出題されます。教科書や参考書を使用し、頻出される重要語句や基礎知識を整理しておきましょう。その言葉がどのような意味なのか、簡潔に説明出来るような練習をしておくと良いです。基礎知識が身についたら過去問を解きながら実践演習を行いましょう。理科は暗記することが多い科目だけに、原理原則から確実に覚えておくことで複合的な問題にも太刀打ちできるようになります。理解することを意識しながら勉強を進めていきましょう。2023年度では、レポートから考察を記述する問題が出題されました。実験に対しては、結果だけでなく考察まで記述する練習をしておきましょう。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。大問1は3分野総合の基礎事項、大問2~4は歴史・地理・公民の分野から各1題ずつ出題されます。毎年、北方領土に関する問題が出題されるため、過去問を確認しておきましょう。基礎事項の確認問題のほか、資料の読み取り、文章の記述を求める問題が出題され、思考力や表現力が問われる問題となっています。地理的分野では教科書内容を十分に理解しておくことが必要です。地図や資料などを参照して読み解けるよう練習しておきましょう。歴史的分野では、年表や史料を参照し教科書にある用語や人名を覚え、意味内容と人物の詳細、同時代の世界の動きと日本との関係を整理しておきましょう。公民的分野では、憲法・政治の仕組み、財政・経済一般の基礎事項を整理しておくだけでなく、新聞やテレビのニュースでも、公民に関する話題をおさえておきましょう。表記では漢字のみ得点が認められる問題もあるため、用語は漢字で正確に書けるようにしておきましょう。

上位校について

北海道の公立高校入試は、主に内申点と学力検査の点数(一般選抜)によって決まりますが、そのバランスについては各高校によって異なります。よって基本的には札幌南高校や札幌西高校などの最上位高校~旭川北高校などの中堅上位高校についての概略となります。

内申点対策

合算する内申点は315点満点で、この数値は中1、中2の9教科の5段階評価の合計を2倍した値(90点満点)と中3の合計を3倍した値(135点満点)を合わせたものの合計となります。ちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ200後半~300以上の点数があることが望ましいです。また平成28年度入試から絶対評価が採用されています。内申点は中1~中3までの成績を算出するため、現在受験学年ではない中学1年生・中学2年生であっても、定期テストの勉強は手を抜かず頑張りましょう。

一般入試対策

一般選抜(学力検査)の対策については、実際の内申点との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均して72点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、360点以上を目指すということになります。405点~425点近く取れ、内申点に問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

北海道の公立高校入試は、「推薦・連携型入試」と「一般選抜」の2種類があります。例年では、推薦・連携型入試は2月中旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、一般選抜の入試日は3月上旬に行われます。(「定員割れ」があった場合二次選抜が行われる場合があります。)よって、基本的には他の都道府県に近い日程となっています。海外からの帰国やお引越しなどの関係で北海道の公立高校に他県から受験するような場合は、よく日程を把握しておきましょう。 

入試内容

「一般選抜」については、国語・数学・英語・社会・理科を加えた5科目を試験教科としています。1科目100点満点×5教科の500点満点となります。また、内申点は中1から中3までの成績から算出され、9教科の5段階評定の内訳として中1と中2は2倍に、中3は3倍して点数化します。学力検査点と内申点の比重は、おおよそ同等に1対1で換算します。平成28年度の入試から内申点が絶対評価となり、上位の高校を目指す場合は内申点で差がつきにくいため、より入試での得点を重視される形になっています。上述した筆記試験と内申の評定でほぼ得点が決まりますが、残りは自己申告書を参考にして判断されます。
 「推薦・連携型入試」では面接、英語の聞き取りテスト、英語による問答、実技及び作文が試験として課されます。コースによって内容や配点の基準も大きく異なり、かつ推薦・連携型入試は一般選抜よりも早く試験が実施されますが、推薦・連携型入試に合格した後は一般選抜を受験することができませんので、十分相談してから決めるようにしましょう。

学区域

北海道の公立高校の全日制普通科には19の学区域が存在しています。そのため、基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思います。学区外通学については、募集人員が通常より少ないなど、入試に特定の条件がつきます。自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校が受験できるように中1、中2のうちから自分が受験できる高校について調べておきましょう。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 札幌北高校(普通科)・札幌西高校(普通科)・札幌南高校(普通科)・釧路湖陵高校(理数科)・札幌東高校(普通科)・札幌旭丘高校(普通科)・旭川東高校(普通科)・札幌国際情報高校(普通科)・室蘭栄高校(理数科)・帯広柏葉高校(普通科) 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 苫小牧東高校(普通科)・旭川西高校(理数科)・小樽潮陵高校(普通科)・釧路湖陵高校(普通科)・札幌手稲高校(普通科)・札幌北陵高校(普通科)・札幌藻岩高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の北海道公立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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