広島県

公立高校受験対策

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現在広島県にお住まいで公立高校への進学を目指す方や、広島県公立高校への進学を希望される方、さまざまおられるかと思いますが、人によっては「〇〇高校への進学を目指しています」と具体的に志望校が決まっている方も、「とりあえず地元の公立高校かな?」と思っておられる方も、「偏差値△△ぐらいの公立高校に行ってほしい」とお思いの方も、いろいろかと思います。

本ページでは、それぞれのタイプに合わせて、重要なポイントをお伝えしていきます。

一般入試について

入試の流れ

広島県の公立高校の入試の一般学力検査の実施教科は,国語,社会,数学,理科及び外国語(英語)の5教科で、各教科それぞれ50分になっています。配点は,各教科50点満点で,合計250点満点です。 また、各校も特色に応じ,一般学力検査問題に替えて,自校が作成した面接,作文,小論文及び実技検査等の検査問題により学力検査を実施している学校もあります。
調査書は第1学年及び第2学年の国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語については,それぞれ指導要録に従って5段階で評定し、第3学年の国語,社会,数学,理科,音楽,美術,保健体育,技術・家庭及び外国語については,それぞれ5段階で評定した評点を3倍し、その合計した225点満点にあります。
また、自己表現カードを活用し,個人ごとの面談形式で実施され、実施時間は,1人当たり10分以内,検査官1人当たり15点満点となっています。 一般学力検査,調査書及び自己表現の配点の比重は6:2:2であり,一般学力検査,調査書及び自己表現の結果を総合的に判断して合格が判断されます。 さらに特色枠による選抜を実施した学科・コースについては,特色枠による選抜により合格者を決定した後,一般枠による選抜により合格者が決まります。
また学校ごとに、一般学力検査及び調査書について特色に応じ,特定の教科のみを活用たり、特定の教科の配点に比重をかける傾斜配点もあるため、あらかじめ自分の受験する学校の配点等は確認しておきましょう。
 二次選抜では、 一次選抜の結果合格者(入学を辞退した者を除く。)の数が入学定員に満たない場合,調査書・自己表現から判断され合否が決まります。こちらの調査書の点数換算及び自己表現については、上記一般と同様になります。
ここでは主に、学力検査(一般入試)の対策について述べていきます。

教科別対策

国語の傾向と対策

大問3題構成です。大問1は小説文の読解、大問2は論説文の読解、大問3は古文読解が出題されました。漢字の読み書きが大問1、2の両方に出題されており、昨年まで独立した問題だった条件作文は2023年度は大問3の古文に組み込まれました。
文章量や記述亮は標準よりも少なめになっておりますが、記述問題の中には記述力だけでなく何が書くべき内容なのかを考える思考力も求めている問題も、注意が必要です。古文は注釈を参考にさながら文章の大意をつかむと問題が解きやすくなります。

数学の傾向と対策

大問⑥題構成です。ここ数年は大問1は基本問題の小問集合、大問2は標準問題の小問集合、大問3は平面図形の問題、大問4は1次関数の問題、大問5は資料を含む文章題、大問6は文章を含む平面図形の問題が出題されています。
中学校での学習範囲すべてが試験範囲ですが設問の難易度は高くありません。ただし、時間配分には注意する必要があります。証明問題などの記述問題も出題されるため過去問演習を通して問題の傾向に慣れておくことが大切です。

英語の傾向と対策

大問4題構成です。例年、大問1はリスニング、大問2は資料を含む対話文の読解、大問3は長文読解、大問5はシチュエーションの説明に合わせた英作文が出題されています。英作文の出題数が多くなっており、リスニングや長文読解でも出題されています。
単語や文法、英文の難易度は標準的ですので教科書の内容理解を行うこと、また読解力や表現力を高めることが高得点につながります。英作文は自分の意見を求められており、過去問等を通して制限の中で自分の意見をまとめる練習を行うことが効果的な対策になります。

理科の傾向と対策

大問4題構成です。例年と同じく、化学、物理、生物、地学の各分野から1題ずつ出題されています。解答方式は選択問題と記述問題がほぼ同数出題されています。内容としては実験・観察を主にした基本的な内容に加え思考力を要求する問題の出題がありました。
教科書の重要語句を内容と共にしっかりと理解しておくことが大切です。史料から要点を読み取ることができるように、過去問演習を通して、図表の表し方や読み取り方、情報を要約する力を身につけるために問題演習を行いましょう。

社会の傾向と対策

大問4題構成です。例年通り、地理分野、歴史分野、公民分野、3分野総合問題が出題されていました。2023年度では問題数が選択問題、記述問題ともに減少しており、1問1問の配点が大きくなっていました。また、記述問題に特徴があり、資料読解に加え自分の意見を答える問題が出題されています。
基本的な知識を求める問題が多くありますが、表やグラフを完成させる問題や前述の資料から読み取った情報を考察し自分のいけんやアイデアを答える文章記述問題もあるで、注意が必要です。文章記述問題のために普段から社会問題等に対して自分の意見を持っておくようにしましょう。

上位校について

内申点対策

調査書は第1学年及び第2学年の9教科を5段階で評定し、第3学年の9教科をそれぞれ5段階で評定した評点を3倍し、その合計した225点満点での勝負となります。もちろん点数が高いに越したことはありませんが、上位校への合格を考えるとおおよそ187後半~216以上の点数があることが望ましいです。  中学校1年生の成績から入試の点数として換算されていきますので、「1年生だから」「まだ受験は先だから」という言い訳は通用しません。 定期テストの対策はもちろん、日々の提出物の内容にも手を抜かず、自分の将来の選択肢を多くできるように頑張っていきましょう。

一般入試対策

一般入試(学力検査)の対策については、実際の内申点(調査書点)との兼ね合いもありますが、上位校を目指すのであれば各教科平均40点以上の得点は目指したいところです。もちろん5教科の合計点数で考えることになるので、200点以上を目指すということになります。220点~240点近く取れれば、内申点(調査書点)が問題なければ合格圏といえます。

選抜方法

入試日程

広島県の公立高校入試は、今年度から変わります。「一次選抜」の一回のみとなっています。一次選抜の入試日は2月下旬から3月上旬で実施され、1週間ほどで合格発表となります。また、定員に満たない学校では二次選抜が実施されます。入試日は3月中旬に行われ、合格発表は選抜日から1週間弱で行われます。

入試内容

「一次選抜」は5教科のテスト、調査書点、自己表現のほかに自校が作成した面接,作文,小論文及び実技検査等の検査問題により学力検査を実施している学校もあり、だれでも出願することができます。一般枠以外にも学校に応じて特色枠で合格する可能性もあります。

学区域

県内全域からすべての高校・学科に志願することができています。基本的にはご自宅から通える、近い高校をお選びになるかと思いますが、選択肢は単純に増えていますので、自分が希望する教育や進学実績を出している高校に向けて、より希望に合った高校を受験することが可能になったと言えます。

学習プラン

                               
  対象校 学習内容
プランA 基町高校(普通科)・舟入高校(普通科)・広島高校(普通科)・呉三津田高校(普通科)・尾道北高校(総合)・福山誠之館高校(総合)・安古市高校(普通科)・広島国泰寺高校(理数・普通科) 上位校向けのハイレベルなテキストで中3夏までに全単元の学習を終えるように進めていき、夏からは入試対策に特化します。
プランB 広高校(普通科)・海田高校(普通科)・基町高校(創造表現)・広島皆実高校(普通科)・廿日市高校(普通科)・府中高校(普通科)・賀茂高校(普通科)など 公立高校向けのテキストと教科書準拠ワークを併用します。入試に向けた学習を行いながら定期テスト前には内申点対策としてテスト対策を行います。
プランC 上記以外の広島県立高校 定期テスト対策を行い、内申点を確保します。2学期期末テスト後から入試対策に向けた演習を行います。

お申し込みはこちら

対象 中1~中3
時間 1回50分の授業を、ご都合の良い日時にてご自身でご予約ください。
教科 国語・数学・英語・理科・社会の5教科から、何教科でも受講可能です。
コース オンラインマンツーマン授業
料金 11,880円(税込)/1教科

お申し込み方法

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