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国公立大受験対策コース

東京科学大学　物質理工学院

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東京科学大学は、各によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、東京科学大学　物質理工学院の2024年度までの出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。

東京科学大学　物質理工学院の入試概要

東京科学大学　物質理工学院の入試概要

入試方式 教科 試験時間 配点 出題範囲
個別学力検査 数学 180分 300点 数Ⅰ、数Ⅱ、数Ⅲ、数A、数B、数C
外国語 90分 150点 英語
物理 120分 150点 物理基礎、物理専門
化学 120分 150点 化学基礎、科学専門

数学の入試問題傾向

数学の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 記述方式 領域、複素
第2問 記述方式 整数
第3問 記述方式 確率 ・複素
第4問 記述方式 体積
第5問 記述方式 空間図形

数学の出題分析

問題形式としては、証明問題や論理的思考を問う問題が多く、単なる計算問題は少ないです。長文問題や複雑な設定の問題が出題されることもあり、取り組む際にはしっかりとした論理展開が求められます。 出題範囲は微分積分、線形代数、確率、数列、ベクトル、幾何など幅広い分野にわたりますが、特に微分積分と線形代数の出題頻度が高いです。複数の数学的概念を統合して解決する問題や、新しい場面での応用を求める問題が多く出題される傾向にあります。 このため、受験対策としては基礎的な問題集だけでなく、応用問題や過去問を繰り返し解くことが重要です。また、証明問題や記述式の解答の練習も必須です。高度な数学的思考力を養うために、論理的な問題解決の訓練を行いましょう。

英語の入試問題傾向

英語の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 記述方式 長文読解
第2問 記述方式 長文読解

英語の出題分析

大問2問構成です。東京科学大学の英語は長文読解のみで構成させているという特徴があります。長文読解問題は科学技術に関する高度な長文読解が出題傾向となっています。専門用語を含む文章を正確に理解し、要旨を把握する力が求められます。そのため、文法力の基礎を徹底的に固めることが重要となります。また、一般的な英単語の他に専門的、学術的な英単語もカバーしておく必要があります。和訳問題、英訳問題も出題されます。日英ともに語彙力を増やすようにし、論理的な表現力を鍛えましょう。全体として、論理的な思考力と専門的な内容の理解が重要です。

物理の入試問題傾向

物理の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 記述方式 力学
第2問 記述方式 電磁気学
第3問 記述方式 熱力学

物理の出題分析

大問3題構成となっています。東京科学大学の物理は非常に難易度が高く、物理に対する深い理解と高度な思考力、応用力を求める試験となっていることが特徴です。出題範囲は力学、電磁気学、熱力学、波動、量子力学など広範囲にわたり、複数の分野を統合した問題も出題されます。特に、力学の単振動、電磁気学の電磁誘導からは毎年出題されるため重点的に学習すべき単元です。実験的な視点や現象の理解を問う問題が多く、数値計算だけでなく理論の応用が重要です。問題は長文形式で、具体的な現象や設定をもとに詳細な分析が求められることが多く、基本的な原理の理解に加え、これを実際の問題にどう適用するかといった応用力や考察力を試されます。参考書や教科書の内容は確実に理解していることが前提となっている問題が多く、早い段階で発展的な内容の問題集に取り組んでおく必要があります。

化学の入試問題傾向

化学の出題傾向と対策

大問番号 出題形式 問題の傾向
第1問 選択式、記述式 無機化学
第2問 選択式、記述式 物理化学
第3問 選択式、記述式 理論化学・有機化学

化学の出題分析

大問3題構成となっています。有機化学、無機化学、物理化学の幅広い範囲から高度な問題が出題されます。出題形式は計算問題、論述問題、実験結果の解析など多岐にわたります。問題は実験データや具体的な化学反応を題材にしており、受験生には理論的な理解とそれを応用する能力が求められます。特に、反応機構の説明や、物質の性質に関する深い知識が重視されます。分析や計算だけでなく、化学的な考察を論理的に展開する力が重要です。そのため、参考書や教科書を活用し、知識を一通り押える必要があります。その際に用語や現象などをそのまま暗記するのではなく、化合物の性質やそれによってどういった働きをするか、といったことを論理的に捉えることで、理解を深めることが大切です。早い時期から基礎を固めておき、過去問や実践的な問題集を繰り返し演習することで本番に対応できる力をつけましょう。

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