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大阪大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、大阪大学 経済学部の2024年度までの出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
入試方式 | 教科 | 試験時間 | A配点 | B配点 | C配点 | 出題範囲 | 個別学力テスト | 国語 | 90分 | 20点 | 180点 | 100点 | 国語総合 |
---|---|---|---|---|---|---|
外国語 | 90分 | 20点 | 180点 | 100点 | 英、独、仏から1科目選択 | |
数学 | 90分 | 20点 | 180点 | 100点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 長文読解 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述方式 | 古文 |
現代文、古文からなるオーソドックスな大問構成です。現代文では非常に幅広いジャンル、年代から出題されます。随筆文であれば筆者の心情や主張、物語文であれば場面や状況、登場人物の心情などの文章中に於ける重要な要素を適切に見抜く力を身に付ける必要があります。また、読み慣れない表現や言葉遣いが登場する文章が出題されることもあり、盤石な語彙力と幅広いジャンルに対応できる読解力が要求されます。日常的に小説などの文章に触れることも対策の一つといえます。古文は和歌に関する問題が頻出傾向にあります。修辞法に関する知識を押さえるほか、解釈や意味を問われる問題では背景情報などの知識が必須となります。経済学部の国語は文学部に比べて易しい問題が多いですが、問題量が多く、字数制限付きの論述問題が出題されるため、日頃からしっかりと対策を行わなければ合格点には届きません。例年、出題形式や傾向にあまり変化がありません。そのため、過去問を繰り返し練習することで出題形式に慣れておきましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 確率 |
第2問 | 記述方式 | 微積分 |
第3問 | 記述方式 | ベクトル |
大問3問構成です。「微分積分、ベクトル、数列、確率」が頻出単元となっていますが、幅広い分野から出題されます。苦手分野を放置しておくことが命取りになるため、まずは苦手分野を基礎レベルまで上げることから始めましょう。例年、証明問題が出題されます。本番で対応できうる答案作成能力を身に付けましょう。答案作成のコツは効率的に書くかです。過剰な説明や、独り善がりな解答ではなく、簡潔かつ採点者に伝える解答を心がけましょう。数学は設問数が少ないため、他の受験生と差がつきやすいため、確実な解答を心がけましょう。また、国語と同様に均一な時間配分よりも、解ける問題から優先的に解答することが得策と言えるでしょう。比較的標準的な難易度といえるため、早い時期に標準レベルの問題は網羅し、より実践的なレベルの問題に取り組むことで高得点が狙えるでしょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 和文英訳 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述方式 | 和文英訳 |
第4問 | 記述方式 | 自由英作文 |
大問4問構成です。大阪大学の英語は難易度が高く、問題量も多いという特徴があります。そのため他の受験生徒の差が付きやすく、英語の出来が合否を大きく左右します。早い時期に基礎を確実に固め、より実践的な内容を学習するなどして対策を行いましょう。長文読解問題は論説文が頻出傾向にあり、一般的な英単語の他に専門的、学術的な英単語もカバーしておく必要があります。そのため、単語力、文法力の基礎を徹底的に固める方向に学習を進めていきましょう。また、和文英訳は元の日本語文に訳しにくい言い回しが見られるため、日英ともに語彙力を増やすようにしましょう。難易度がやや難しいため、なるべく早いうちからの対策が必要な分野です。自由英作文については60~80語ほどの作文を書く形式が定着しています。語彙などの知識はもちろんのこと、自分の意見、考えを論理的に英語を用いて文章に起こせるようにする必要があります。自分では気づけない癖などを直すためにも添削指導などを受けることも大切です。
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