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名古屋大学は、各学部によって出題科目が異なります。
また、同じ科目であっても出題傾向が大きく異なるため、独自の対策を行う必要があります。
今回は、名古屋大学 教育学部の2024年度までの出題傾向・入試対策についてご紹介いたします。
入試方式 | 教科 | 試験時間 | 配点 | 出題範囲 | 個別学力テスト | 国語 | 105分 | 600点 | 現代の国語・言語文化・論理国語・文学国語・古典探究 |
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外国語 | 105分 | 600点 | 英語 | |
数学 | 90分 | 600点 | 数Ⅰ・数Ⅱ・数A・数B・数C |
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 現代文 |
第2問 | 記述方式 | 古文 |
第3問 | 記述方式 | 漢文 |
現代文、古文、漢文からなるオーソドックスな大問3構成です。名古屋大学の国語は記述式を中心として出題されます。現代文では論説文に関する問題が頻出傾向にあります。論説文を読む際には筆者の主張や主題、文章そのものの構成などを把握し、文章中に散りばめられた様々な要素から重要な事を適切に見抜き、それらを論理的に理解することで全体の要旨を捉えることが重要です。名古屋大学の国語では記述問題が中心に出題されます。理解した内容を出題者の意図に沿った、論理的な文章に起こすことを要求されます。そのためにも記述練習は必須です。論説文には専門的な単語などが登場することもあるため、日常的に論説文などに触れておくことも大切です。古文は比較的基本的な難易度の問題が多い傾向にあります。しかし、問2、問3では字数制限の厳しい問題が出題されるため、相対的な難易度はやや難しいと言えるでしょう。古文では現代語訳し、それを説明するといった形式の問題が頻出傾向にあります。また、和歌に関する問題は枕詞や縁語などの修辞法に関する知識を押さえるほか、解釈や意味を問われる問題では背景情報などの知識が必須となります。漢文の難易度は高く設定されています。問題文が長大で難解なものが多く、最後の問で出題される150字ほどの記述問題はその難易度の高さを際立たせるものでしょう。古文と同様に基礎知識の習得がカギになります。名古屋大の国語は例年、出題形式や傾向にあまり変化がありません。そのため、過去問を繰り返し練習することが非常に重要となります。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述式・論述式 | 複素数と方程式 |
第2問 | 記述式・論述式 | 図形と方程式 |
第3問 | 記述式・論述式 | 確率 |
大問3問構成です。「微分積分、ベクトル、図形と方程式、確率」が頻出単元となっています。数学は全体的に難易度が高い傾向にあります。また、大問数が3問と少ないため、一問あたりの配点がに高くなることで、標準問題を如何に安定して解答できるかが、全体の得点に大きな影響を与えます。そのため文系学部ではありますが、数学が非常に重要な科目といえます。出題形式は全てが論述式となっているため、完答することができずとも、部分点を獲得するために粘り強い姿勢で取り組むことが大切です。名古屋大の数学はどのように解くかといった論理的思考力や結果までの経路といった数学的思考を問われるものとなっています。傾向にあまり変化がないため、しっかりと過去問などを用いて対策を行いましょう。
大問番号 | 出題形式 | 問題の傾向 |
---|---|---|
第1問 | 記述方式 | 長文読解 |
第2問 | 記述方式 | 長文読解 |
第3問 | 記述方式 | 会話文 |
第4問 | 論述方式 | 英作文 |
大問4問構成です。名古屋大の英語は標準的な難易度の記述問題を中心に出題されており、英語の読解力や表現力を問われる試験となっています。長文読解問題は論説文が頻出傾向にあり、一般的な英単語の他に専門的、学術的な英単語もカバーしておく必要があります。そのため、単語力、文法力の基礎を徹底的に固める方向に学習を進めていきましょう。和文英訳問題は元の日本語文に訳しにくい言い回しが見られるため、日英ともに語彙力を増やすようにしましょう。難易度が比較的高いため、なるべく早いうちからの対策が必要な分野です。自由英作文については100語ほどの作文を書く形式が定着しています。語彙などの知識はもちろんのこと、自分の意見、考えを論理的に英語を用いて文章に起こせるようにする必要があります。自分では気づけない癖などを直すためにも添削指導などを受けることも大切です。
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